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前立腺風雲録 第4回

 西宮の笹生病院でMRIを受けた。画像はすぐできた。その画像が入った封筒を持ってタクシーに乗る。芦屋の吉田泌尿器科でMRIの画像で診断してもらうのである。国道2号線を走る。西宮から芦屋まで。すぐである。15分ほどで着いた。
 JR芦屋駅の北側ラポルテ芦屋の北館の吉田泌尿器科へ入る。受付ももどかしく封筒を渡す。一刻も早く結果を知りたい。ここまで来たら度胸が座ったのか、いかなる結果であっても受け入れる覚悟はできている。
 待合でしばし待つ。先に呼ばれた先客が診察室から出てきた。次は私だ。名前を呼ばれた。診察室に入る。先生がMRIの画像を前に置いている。さて、どういわれるか。もう、ドキドキもしない。
「MRIには何も写ってません」
 一瞬で世界が明るくなった。大きな大きな安堵。でも、先生は完全には安心させてくれなかった。
「では、安心していいんですね」
「いえ、MRIの画像には何も写ってませんが、PSA6というのは前立腺に異変があるのは間違いないです」
 MRIでも安心できない。では、次の段階はなんだ。
「針生検をお勧めします」
 先生はこういった。針生検。聞くだに痛そうな検査である。
「あの、どのような検査ですか」
「前立腺に針を刺して細胞を取って検査するのです」
 うあああ。痛そう。
「痛いですか」
「麻酔をしますので、さして痛くありません」
「あの、その検査、どうしてもうやらなくてはなりませんか」
「MRIを見る限り癌の兆候は見当たりませんが、あくまで画像での診断です。だいじょうぶだとは思いますが、念のためです。針生検で異常なしなら安心していいです」
「わかりました。お願いします」
 2008年7月11日吉田泌尿器科で針生検を受けることになった。7月12日の誕生日の前日である。
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コメント
 
 
 
良かった… (アブダビ)
2017-03-16 01:49:04
私も大腸がんの検査でシロと出たばかりです。とはいえ不摂生が積み重なり心配なので、
次の検査を依頼してきた所です。
雫石さんの記事でも思うのですが、こういう心配って一難去ってまた一難ですね。
 
 
 
アブダビさん (雫石鉄也)
2017-03-16 09:54:10
そうですね。トシ取ると、なんだかんだとありますね。
わたしなんか、去年から今年にかけて、3度も入院しました。困ったものです。
 
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