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鶏の酒蒸し


 鶏肉の料理というと、から揚げや竜田揚げといった揚げ物。焼き鳥や照り焼きといった焼き物。濃い料理がぱっと思いつく。でも、鶏肉料理でもさっぱりといただける料理もたくさんある。今夜はそのうちのひとつ。蒸しものをしてみよう。
 鶏の酒蒸しである。鶏肉は胸肉を使う。まず肉を包丁の先でつつく。何ヶ所か穴を開ける。熱と味がしみ込みやすくなる。塩と酒をふってしばらく置く。
 肉に味をつけてるあいだに蒸し器の準備をしておこう。充分な水を入れ、強火で加熱。蒸気を発生させておく。
 鶏肉を、入れている容器ごと、湯気が立っている蒸し器に入れる。この時、気をつけること。熱い蒸気は危険。私もこんな失敗をして手を火傷した。手ぬぐいの上に容器を置いて、手ぬぐいの端を持って、蒸し器に入れるべし。その手ぬぐいの端を蒸し器から外に出しておけば、取り出すときも安全だ。ただし、私はそんなことはしない。溶接用の皮手袋を使っている。
 10分ほど蒸したら取り出して切って皿に盛る。タレは練りゴマ、砂糖、醬油、ダシ、それに容器の底にある汁も入れる。鶏肉のうまみが出ているおいしい汁だ。を、混ぜて作る。大根としその葉の千切りを添えてでき上がり。
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