熱帯夜だけど少し気持ちのいい朝、曇り のち時々 晴れ、最高気温32℃(-1)、洗濯指数50ワイシャツなど化学繊維は乾く、傘指数30折りたたみの傘があれば安心、との予報。
今にも降り出しそうな黒い雲が、あちらこちらに出ていたのですが、昼前からはカンカン照りの蒸し暑い一日となった北摂。
午前は冷凍されていた栗で甘露煮作り、午後は茨木観光協会のガイド会議で茨木市内へ…。
秋のウォークのコースや担当の確認、これからの方針や来年度のコース予定など、活発な会議でした。
今日の1枚の写真は、ただ今好評開催中のしろあと歴史館 第36回企画展「古曽部焼~人びとが愛したやきもの~」に展示されている五代作「緑釉コーヒー茶碗」です。
古曽部焼の五代目は正式には継承されていないようなのですが、作品は残されているようです。
古曽部窯は、江戸時代後期から明治時代末にかけて、古曽部町の五十嵐家4代の陶工が営んだ、いわゆる地方窯(ちほうよう)です。製品は古曽部焼として庶民はもとより、茶人や文人にも愛されました。
素朴な作風が愛され、茶人・小堀遠州好みの「遠州七窯」にもあげられています。
ここで焼かれたのは、主として日用の雑器(飯茶碗・小皿・湯のみ・鍋など)でしたが、その合間には抹茶碗・水指・菓子鉢・香合・茶托などの茶器や、花瓶なども焼かれていました。
荒々しく力強い初代、民芸的な2代など、作風は全体にひなびた味わいがあり、とくに茶器は京阪の文人に愛されました。
料亭などの大量注文に応じて焼かれることも多く、それが古曽部焼の生産拡大や普及につながっていきました。窯跡近くで行われた発掘調査では、陶片や窯入れに使う窯道具が多量に出土しています。
古曽部村出身の五十嵐新平は、京都へ上り作陶技術を学びました。
そして寛政9年(1797)ころ郷里へ戻り窯を開きました。
これが古曽部焼です。
以来、明治時代末期に廃れるまで、四代にわたって焼かれました。
古曽部焼の主流は、飯茶碗や小皿、土鍋のような日常生活で使われる食器類です。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
明日8月18日(丁丑 ひのとうし 友引)
●「高校野球記念日」
1915(大正4)年、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会(後の高校野球)が開会しました。
全国73校から地区予選を勝ち抜いた10校が参加し、京都二中と秋田中学の戦いで、2対1で京都二中(現鳥羽高校)が優勝しました。
甲子園球場が完成した1924年、この年の8月13日の第10回から会場が甲子園球場になり、学制改革により1948(昭和23)年から全国高校野球選手権大会となりました。
●「ビーフンの日」
漢字で書くと「米粉」。ビーフンはお米で出来た麺です。「米」の文字を分解すると「八十八」となることから、この日を「ビーフンの日」としました。
大切なお米に感謝の気持ちを込めて八十八を組み合わせた「米」の字に由来する8月18日を記念日としたのはビーフン協会です。
ビーフンの持つ栄養価や食感の良さをアピールする日です。
●「太閤忌」
1598(慶長3)年のこの日、豊臣秀吉が死去しました。
辞世の句は「露と落ち露と消えぬる命かな浪花のことは夢のまた夢」。
●毎月18日は「観音(観世音)菩薩の縁日」「頭髪の日」「米食の日」「北海道清酒の日」です。
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