通勤途中に聴くのでこの際しっかり勉強するためにテキストのKindle版*を購入した.
運転中は集中できないので,NHKマイ語学のストリーミングを使って翌週に勉強する.
初級編は「ドイツ語で巡る建築」.初級編でこれほど特定の分野に特化したシリーズは珍しいかもしれない.半年かけてドイツ語圏各地の建築を観ていく.海外旅行先でやることと言えば飲食,買い物とならんで観ることであり,ドイツでは主に建物を観るのだから理にかなっている.
(Eテレの「旅するドイツ語」のように飲み食いに走らない.ミュンヘンのオクトーバーフェストには触れた)
この機会に西洋建築史も勉強することにして,今日図書館から借りてきたのが下記の二冊.
国によって年代のずれはあるが,様式は大まかに次の順番:
ロマネスク → ゴシック → ルネサンス → バロック → ロココ.
前2者が中世系で,後3者が古典系(ギリシャ,ローマの流れ).
4月26日の放送で主な建物の様式をまとめている.(様式名はルネッサンス以外形容詞形で示す)
ウルム大聖堂 das Ulmer Münster:ゴシック様式 gotisch(↓)
アウクスブルク市庁舎 das Augsburger Rathaus:ルネサンス様式 Renaissance
アーザム教会 die Asamkirche(ミュンヘン):バロック様式 barock
ヴィース教会 dieWieskirche(シュタインガーデン近郊、牧草地の丘の上に建つ):ロココ様式 rokoko
ノイシュヴァンシュタイン城 das Schloss Neuschwanstein:ロマネスク様式+ゴシック様式 romanisch + gotisch
「図説 西洋建築の歴史 美と空間の系譜」佐藤達生 河出書房新社
「図説 西洋建築史」陣内秀信ほか 彩国社
*Kindle に毎月四つの講座を入れてある.行く先々で参照するのに便利.