2017年5月9日 (川西厩舎在厩) |
担当厩務員コメント
レースで左目の上と左トモの球節にすり傷を作ってきましたが、痛みや腫れもほとんどなかったので、週末から1時間のマシン運動を始めました。 精神面もレース当日とは別馬のように落ち着いており、カイバも時間はかかるけど与えた分は完食しています。 でも、見た目はこれまで以上に細く映るように、減らしてしまった体の回復が遅れているので、もう少しふっくらさせてから乗り出す予定。 戸部騎手に跨ってもらって馬場に出るまでにあと2、3日はかかりそうです。 調教での速い時計を必要としない馬なので、23日から始まる名古屋開催には間に合うとみています。 |
2017年5月12日 (川西厩舎在厩) |
担当厩務員コメント
今日から乗り出しました。 同じ厩舎のスタッフに跨がってもらって、内馬場をダクで回ってから、それなりのペースでキャンターで2周。 初日だったせいかダクだと相当チャカチャカしていましたが、キャンターにおろしてからはスムーズでしたよ。 明日以降も同じようなメニューで調整する予定です。 見た目は細く映るし食欲も出てこないので、昨日は虫下しをしてみました。 すぐには改善しないでしょうけど、以前ウチにいたレッドラミアは、虫下しをしてから急激に食べ始めて体も膨らんだので、効果が出ることを期待したいと思います。 次走については23日から始まる名古屋開催を予定しており、どうやって仕上げるか調教師の判断を待っているところ。 しっかり攻めた方が食べる馬なので、直前の追い切りを15-15に留めるか、びっしりやるのかのどちらかになりそうですが、そうするとテンションが高くなる可能性もあるので、周回コースを長めに乗って運動量を増やす方法もいいかもしれません。 追い切りがレースの結果を大きく左右することになるので、ギリギリまで様子を見て決めることになりそう。 あわせてレース当日のパドックで落ち着いて歩かせるための対処法も考えていきます。 |
2017年5月19日 (川西厩舎在厩) |
担当厩務員コメント
次の開催の番組が出て23日(火)の1400mか800mに組まれることになりました。 どちらに組まれるかはギリギリのラインで、投票するまで分かりません。 レースに向けて、昨日いつもより速いペースで乗りました。 単走でハロン16秒くらいだったと思います。 騎乗した戸部騎手は『体はよく動いていて、飛びがだいぶ大きくなっている。状態のよさは確認できたので、これ以上の時計は必要ないだろう』と話していました。 今朝はマシン運動で調教は休ませましたが、いつもよりカイバの食いつきがよくて落ち着きもあります。 体もこのブリエなりにふっくら見せてますよ。 あとはレース当日のテンション次第。 前回はゲート裏でメンコをはずして舞い上がってしまったので、今回はメンコをつけたままレースに出走させることにしました。 状態は前走以上なので期待どおりの走りを見せてくれると思います。 |
2017年5月21日 (川西厩舎在厩) |
5月23日(火)名古屋1レース・サラC 17組(D800m)に戸部騎手で出走します。 |
川西調教師コメント
800mに入りましたが、短い距離の方が現状では競馬がしやすいと思いますよ。 スピードは抜けていますし、410キロ台の馬にしては力もあるので、スタートさえ決めれば2走前のように逃げ切れるでしょう。 見た目はガリガリではないけど、ふっくらしている感じでもありません。でもカイバはしっかり食べていますから。 昨日、馬体重を量ったところ鞍を置いて433キロだったので、前回と同じくらいで出走することになりそうです。 状態は上向きつつあるし、メンバーも手薄。 もちろん勝つことしか考えていません。 |
2017年5月26日 (川西厩舎在厩) |
担当厩務員コメント
レース後、背中に鞍傷が見つかり触ると痛がっていますし、左トモに蕁麻疹が出ているように内臓にも疲れがあるようです。 マシン運動で楽をさせつつ、薬を塗ったり強い疲労回復を打ったりして回復を待っていますが、騎乗調教を始めるまでに2週間くらいはかかるかもしれません。 食欲も物足りなく感じていましたが、きのう電解質とミネラルが入ったアップルフレイバーのサプリをカイバに混ぜて与えたところ、びっくりするくらい食べてくれました。 この様子なら徐々に体も戻ってくるでしょう。 次は6月上旬の開催での出走も考えていましたが、納得のいく状態で走らせたいので、今のところ6月後半の開催を目標に調整していく予定。 僕らも1日でも早く中央で走れるようにと思いながら取り組んでいます。 時間がかかって申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。 |
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