トトロのひとり旅

歩いて北海道から京都へひとり旅

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トトロのひとり旅 (はじめに)

2007-11-09 | 一人旅
はるか昔の旅の話。。。


本棚の中に20年以上、誰に読まれることもなくひっそり置かれていた1冊の日記帳
前から何かの形にして残しておきたいと思っていた

1ページずつゆっくり読みながら、ここに新たに活字として打ち込んでみました
22歳の時の自分との再会
忘れかけていた記憶が鮮やかによみがえる

出発前に決めていた事・・・
絶対に電車・車には乗らない
テントで野宿

着替え、タオル、帽子、懐中電灯、一人用テント、登山用カッパ(ポンチョ)
それと日記用ノート1冊と
大きな不安をリュックに詰め込んで札幌を出発
全財産は2万5千円だけ

毎日書いていた日記をそのまま載せています

冷夏で雨・雨・雨の連続・・・
ヤクザさん達との出会い
かわいい子供達との出会い
恐ろしい幽霊との出会い
台風との遭遇

そして多くの人達との 出会いと 優しさに 支えられて・・・
33日間の徒歩ひとり旅の始まりです!

ゆっくり、のんびり読んでみて下さい♪





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トトロのひとり旅 (前編)

2007-11-09 | 出会いの旅
8月20日(水) 《 1日目 》 大雨   札幌→千歳

AM5時30分 札幌出発   ストップ 4:30 泊:空き家

前夜は睦、みっちゃん、中西さん、上杉さん達7名で壮行会をやって頂く。
千歳まで38㎞の行程だったが、最後の10㎞がひどく長く感じた。
千歳着は4時半。思ったより足の裏が痛む。(左足)
今日は空き家に泊まる。犬の死体が隣に・・・
一日中、雨の中よく歩いたものだ。7:10にねる。

《 P S 》
途中で札幌に戻りたくなる。 

≪ 回 想 録 ≫

朝、目がさめたら壮行会で飲み過ぎて(5時間しか寝てない)頭は痛いし外は大雨。

そんな中、友達に見送られての出発。
フラフラ状態での一日目でした。

この夜は犬の死骸と一夜をともに過ごしました。気持ち悪かった~
雨の中を一日歩いたので両足の水ぶくれがひどかった。(靴下が脱げないくらい)

両足の指と指の間に中指くらいの大きさの水ぶくれが・・・
水ぶくれの水抜き・・・針に糸を通して糸にヨウドチンキを浸して水ぶくれの部分を貫通して水を抜きました。

水抜きは、ほぼ毎日の事です。
さんざんな初日でした。


8月19日(火) ≪2日目≫  雨   千歳→苫小牧

出発 6:00朝、目がさめると又もや雨だった。がぜんとする。
それでもしかたなし、まわりを片付け6:00に出発する。

今日は28㎞苫小牧までだったが、足がひどく痛みペースもがた落ち。
ひどい雨だったのでポンチョも限界で服もずぶぬれになる。
神様は何を考えているんだろう。

道中、母校と広陵高校の試合をラジオで聞く。母校が4-2で勝ちベスト4!バンザーイ。
明日はまた35㎞くらい歩かなければならない。それを考えると恐ろしい。
右足の親指の所に、でっかい水ぶくれができたので今日もハリと糸で水を抜いた。
かなり楽になった。
明日も頑張るぞ~~~~!PM 9:00

《 P S 》
トラックが一台止まってくれた。
気持ちだけでも嬉しかった。

≪ 回 想 録 ≫

この年の夏は雨の多い冷夏でした。
寝る場所・毎日、夕方4時くらいから探しながら歩いてた。暗くなったら探せなくなるので・・・

この後もトラックはよく止まってくれました。乗用車は少なかったなぁ
みんなヒッチハイクをしてるものと間違えて・・いつも事情を説明して御礼を言ってから丁寧にお断りしてました。

ホントは乗せてもらいたいのに・・・^^;



8月20日(水) 《 3日目 》 くもりのち晴れ   苫小牧→白老町

AM6:00起床  9:30出発  ストップPM8:30 泊 :小屋

朝、目が覚め外を見ると西の方に青空が見えた。と同時に喜びが湧いてきた。
きのうの水抜きがうまくいったせいか、出発の時は大変調子が良かった・・が・・やはり昨日とは違う痛みが両足を襲ってきた。
部分的ではなく全体的な痛み。

よく晴れたので顔が真っ赤に日焼けした。前半にくらべ後半は楽に感じた。
白老の町に入ってから休憩が多くなり予定の目的地に着けず、北吉原の前の萩原でストップ。

お月さんの照る中、PM8:30まで歩いた。明日は40㎞は歩かなければならないだろう。

☆今日のねぐらはコンクリート会社の用具入れの小屋。たいへんよい所です。
明日も晴れますように!アーメン
             
≪ 回 想 録 ≫ 

足の痛みは最初の1週間が地獄でした。一歩歩くたびに痛みが・・・
毎日の予定徒歩㎞は出発前に決めていたけどなかなか予定通りに歩けず旅の後半で挽回。

服装は昼は短パンにタンクトップ。
夜は北海道ではトレーナーを着て歩いていました。食事は一日の予算が500円だったので毎日、パンとカップヌードルの繰り返しメニュー(^_^;)
これが続くと無性に白いご飯が食べたくなる。

日本人であることを実感。

だから500円を切りつめて1週間に一度くらいは食堂に入り白いご飯を・・(^O^)
この日は夜も歩いていたんだぁ・・・



8月21日(木)《 4日目 》  くもりのち晴れ   白老町→室蘭

本日は朝、5時半起床 6時出発

足の痛みがひどく、2時間歩いてダウン。
道からはなれて草の上で横になる。
1時間ほど休んで歩き出す。
横を通るバスに乗りたかった。異常に暑く感じた。

暗くなってからおばさんの家にたどり着く。おばあちゃんが居てお風呂をわかしてくれた。
夕食はサシミとビール。おいしかった~久しぶりに白いごはん!
今日は布団で寝られる!
おばさんが、ゆっくりしていけ!と言うので明日のPM10時の青森行きのフェリーに乗ることになる。

《 P S 》
日焼けがすごい! ひげものびた。

≪ 回 想 録 ≫

この日は心から初めてめげそうになった日。
何台も通り過ぎるバスを横目にとぼとぼ歩く。
でも、室蘭の叔母の家で久しぶりのお風呂・ビール・ご馳走・白いご飯・ふっくら布団・・・涙が出そうでした。
タイミング的には、ばっちり。室蘭の叔母一家に感謝でした。
髭は最後まで剃らなかったので、京都に着いた時にはケンタッキーおじさんのように・・・(^o^)

この時の事を思ったら、今は毎日が天国のような生活なんですが・・・   
普通に生活できている事がどんなに有り難いことかを忘れてはだめですね。(^^;)

次はいよいよ北海道から本州へ!



8月22日(金)《 5日目 》 くもりのち晴れのち雨    室蘭(母恋)

本日は叔母宅でAM10時起床。いとこのベッドでぐっすり眠れた。

叔母さんは仕事を休んでくれて、朝食を一緒にとる。
朝食後、テレビで高校野球の決勝戦(横浜ー早実)を見る。横浜が6-4で勝ち、優勝。母校は来年が楽しみだ!
野球が終わってからポンチョを買うため、室蘭の街に出る。帰ってから又テレビ。

夕食はエビ、イカのサシミ、とうもろこし、ラーメンetc・・・腹いっぱい食べさせてくれた。ありがたい事です。

PM 9:15 叔父さんがフェリー乗り場まで車で送ってくれる。(あまえた)
10時に乗船、今から青森に向かい船が出るところです。本当にお世話になりました。

高校球児の夏は終わったけど、僕の夏はまだ終わらない。 青森行きフェリーにて。

《 P S 》
足はうそのように楽です。 

≪ 回 想 録 ≫

この日はただただ有り難い一日でした。
今でも母恋の叔父・叔母に会うとこの時の話が出ます。

フェリー乗り場の岸壁で二人がいつまでも船に向かって手を振ってくれていた姿を今でも忘れられません。
でもこの平穏な一日は嵐の前の静けさ?・・・

次回は青森上陸です。



8月23日(土)《 6日目 》くもりのち昼から雨  青森市→弘前 

フェリー 5:30 青森着   6:00 出発  泊 :バス停

午前中は今までになく最高によい調子で歩けたが、昼に右足の水ぶくれがひどくなり
それに加え雨が降り出し最悪のコンディションになる。
それでもボチボチ歩くが、今度は左足の水ぶくれがひどくなり落ち込む。

休憩の時に北海道に戻るかどうか悩む。
それでも元気を出して歩き続ける。ひどい雨だった。
PM8時まで歩いた。今日はバス停小屋に寝ます。明日は陣馬まで頑張る!{/hiyo_

《 P S 》
東北一の傾斜度の峠で車が止まってくれる。乗りたかった。寝る前に左右の水ぶくれの水抜きをする。
                  
≪ 回 想 録 ≫

昨日の天国から一挙に地獄へ落とされたような一日でした。^^;
水ぶくれは特にひどかった。これは雨のせいだと後で分かった。
歩いて足に熱がこもってる所に雨の水で冷やされる・・・これが原因。よく考えると当たり前なんだけどね。

もうダメかと真剣に悩んだ。前半はこんなことの連続。

寒い地方では、バス停に4畳くらいの広さの待合い小屋?があり、よく利用させて頂いた。その中に、ひとり用テントを張り寝てました。
暗闇の中、冷たい雨にうたれて歩く淋しさはなんとも言えないものでした。
この日は乗用車が1台止まってくれ、おじさんが励ましてくれた。(^o^)



8月24日(土) 《 7日目 》くもりのち雨のちくもり   弘前市→碇ヶ関(秋田との県境近く) 

6時起床   8:00出発   泊 :バス停

朝から雨が降りそうな天気だったが、午前中はなんとかもった。
途中、車が止まり、なんと知らないおじさんがせんべいと千円を下さった。
山の中へ入ると即、雨(PM12:00)またポンチョをかぶって歩く。
しかし30分ほどで雨はやみ日が照りだす。昨日の足の痛みがうそのように軽かった。

大鰐の坂を登り切ると、ひとりのおばさんに呼ばれた。
聞くと前に書いたおじさんの知り合いで、おじさんから話を聞いて待っていて下さったらしい。
おばさんの家でカレーライスとスイカと餞別にと千円を頂き、また勇んで歩いた。

碇ヶ関の先の あいのり温泉まで歩き(PM 5:30)ここで風呂に入り、これを今書いている。
今日はこの温泉の前にあるボロボロのバス停で寝ます。結構な一日でした。

《 P S 》
虫の声が涼しく空へ響いている。寒い。
        
≪ 回 想 録 ≫

青森からは国道8号線に出て、日本海側をひたすら真っ直ぐ歩きました。
この日は昨日の地獄から又、天国へ(^o^)

日記には書いてないけど、毎日たくさんの人から励ましの声を掛けて頂きました。青森は特に人の優しい土地柄。
見知らぬ人から餞別を頂いたり、食事を頂いたのは、旅に出てからこの日が初めてだったので感激でした。

日記に「風呂に入った」とありますが、これは町営の温泉で入浴料が70円くらいだったと思う。なんせ安かった。
まさか温泉に入れるとは思ってなかったので、これまた感動!(^o^)

この日もバス停小屋の中に一人用小型テントを張り寝る。
日記は真っ暗の中、懐中電灯でノートを照らしながらテントの中で書いてました。

次は秋田県へと進みます。



8月25日(日)《 8日目 》  雨のちくもりのち晴れ  碇ヶ関(青森県)→鷹巣(秋田県) 

6:00起床   6:30出発   泊 :バス停

歩き出すとすぐに県境で秋田県に入る。大館に出るまで山の連続だった。
足の方は、まずまずの調子である。
大館までたいへん長く感じたけど、あとはすんなり予定地の鷹巣まで来れた。PM4:30まで歩く。
今日は40キロ近く歩いただろう。ここは住吉町といって、本当の田舎という感じのする所です。

途中、鹿児島→北海道を縦断中の人に出会った。7月2日に出てきたらしい。上には上がいる。

夕食は店で、かんづめとカップヌードル(湯をもらう)を買って食べる。
神社に寝ようと思ったけど、人がいるので、今日は、その前のバス停で寝る。
明日は能代まで出られたらよいと思う。 ア~ア。

《 P S 》
今日は暑い一日でランニングと短パンで歩く。
パン・かんづめ・ヌードル・たばこ・アリナミン・コーラ・コーヒー牛乳・牛乳・かき氷・・・
お金使いすぎ。母と友達2人に葉書を出す。

≪ 回 想 録 ≫

昨日に続き、この日も足は軽かった。
旅の途中には、同じように歩いて旅をする人や、自転車、バイクで旅する人・・いろんな人に出会う。

みんな仲間意識があるから、自然に声を掛け合っていました。
この日は逆方向から歩いて来た人だったので、いろんな情報を提供してくれて助かった。

食事は、朝はパンで昼・夕はカップヌードルが多かった。いつも小さな店で買って、お湯も貰っていました。

「店の中で食べてもいいよ!」と言ってくれるおばさんが多かった。
そういう店は、食べ終わって御礼を言って出る時に、必ず何かくれた。ガムとかお菓子とか・・・

一度なすびを山盛り貰って、夕食にそれだけを食べたことも・・美味しかった。優しい味がした



8月26日(火) 《 9日目 》  晴れ 夜中に雨  鷹巣→能代市(秋田県)  

AM6時起床。しらないおじさんに起こされる。

バス停の前の店で牛乳を飲み7時に出発。
二ッ井町まで楽々に歩けた。昼1時間ほど切石小学校のグランドで寝る。

寝てると1年生が10人くらい集まってきて15分ほど話をする。
まず「日本人か?」と聞かれる。家は京都だと言うと「それは日本か?」と聞く。
さすがに北海道は知っていた。「おみやげはないの?」と言うので青森の店でもらったセンベイを、ひとりに2枚ずつあげる。
1年生はひとり交通事故で入院してるので全部で11人だと言っていた。

それから能代まで長かったけど必死に歩く。
能代に着いて、尊敬する先生の実家に寄る。母上様と兄嫁さんがおられた。
夕食をごちそうになる。「泊まっていけ」と言われたが、ていねいに断る。
出る時には、おにぎり・くだもの・かんづめなどを持たせてくれた。

あったかいお母様でした。子供達が最後に「又来てね」と言ってくれた一言が嬉しかった。
今日は廃屋のとなりにあるテント式の車庫で寝ます。あ~腹いっぱい

《 P S 》 
外はひどい風。明日もいい天気だとうれしいなぁ。時計こわれる。Pm7時もう寝ます。
               
≪ 回 想 録 ≫

バス停小屋に寝た朝は早く起きないと知らないおじさん・おばさんに起こされる(^^;)
一度遅くまで寝ていて、テントから外を見ると学生が山ほど居て、しばらくテントから出られない事もありました。

ここの子供達は人なつっこい素直でかわいい子ばかり。
こちらは髭ものびていたし、彫りの深い顔(うそです)をしていたので外人に見えたのかな?心の中でひとり笑ってました。
でも今なら即、先生が出てきて大騒ぎやろね。人を疑わずにすむ良い時代でした。

日本はいつからこんな国になってしまったんだろう・・・(>_<)



8月27日(水)《 10日目 》  くもり のち 雨  能代(秋田)→岩城の手前 

AM 6時起床  7:30 出発   泊 :海小屋

能代は今日も雨だった。能代から2時間ほど歩いた所で雨になる。
雨の中、7時まで歩き続け今は岩城の手前のドライブインです。

今日は足の方も調子よく、よく歩いたと思う。
途中3:30頃から山に入り、なかなか町に出ないのであせってしまった。
今晩も又、雨が降りそうなので屋根のある所をさがさなければならない。

ア~ア  左足と右足の水ぶくれが少々不安だ。
きのう作って頂いたおにぎりは大変たすかった。腹のもちがパンと米では、だいぶん違うようだ。

《 P S 》
秋田大橋を渡り、山を越えると眼下に日本海が広がっていた。感激~!
ドライブインで天ぷらうどん¥300。今日は合計¥400使った。10月中旬の寒さだそうです。
今日は波の音を聞きながら、海小屋で寝ます。
         
≪ 回 想 録 ≫

山の中で夕暮れを迎えるのが一番いやでした。寝る場所がないので・・・(^^;) 
(@_@)不思議な体験!!・・・寝る場所がなくて途方に暮れた日が何回もありました。
でもそんな時に頭の中に、一定の方向が浮かんできます。何でもいいから、そちらに歩いて行くと必ず寝られる場所がありました。

神様を感じました。
この日もそうでした。頭に浮かぶ方向へ歩いていくと海小屋(漁師さんの道具小屋)が・・・

人間、極限までいくと不思議なことが起こります。(^_^)
次回はヤクザさんとの出会い (-_-;)



8月28日(木) 《 11日目 》  くもり のち 雨   岩城→本荘市(秋田) 

6:00 起床  7:30 出発

出発すると間もなく雨が降り出して、一日中カッパを着て歩く。
この雨続きには、さすがに腹が立った。

歩き出して少ししてから店で朝食(カップヌードル)をとる。
その店のおばちゃんが、北海道の礼文島出身と言うので 「僕も行ったことある」 と言うと、 「そうかそうか」 と言ってオロナミンCを飲ませてくれた。

本荘を越して途中のバス停小屋に寝ようと思ったけど、体がびしょぬれで風邪をひいては困ると思い、国道から市内に入り、フロ屋に行く。

そこで全身入れずみのにいさんと知り合う。
色々話をしてると 「お前のその信念が気に入った!」 と言って、まず食堂でビールとかつどん。次に寿司屋で大宴会。

途中で意識不明に・・・
朝、目がさめると寿司屋の板さんの部屋で寝ていた。

《 P S 》
風呂屋に洗濯機があったので洗濯をする。
                              
≪ 回 想 録 ≫

この日記は次の日の朝に書いてます。
ホント雨続きで天に向かって 「いいかげんにして~!」 と言いたくなるくらいでした。
一日中、雨にうたれるとカッパも効かなくなり全身がずぶぬれ状態。

本荘の町に入り、人に聞きながらようやく銭湯をみつけました。旅に出て初めての銭湯。普段はタオルで体を拭くだけ・・^^;

銭湯の玄関を開けるなり、目の前に全身入れ墨の人が背中を向けて仁王立ち。
その人が先に風呂場に入ったので、時間をずらし風呂場へ。場所も離れて座る。こわいからね。^^;

入れ墨さんが先に出たので、またゆっくり時間をかけて体を洗い、脱衣場へ。
もう居ないものと思っていたら、まだ脱衣場に・・・なんと二人きり。(-_-;)
いつものように足の水ぶくれの水抜きをしていたら、やっぱり来ました入れ墨さん。

「何やってるんだ?」 「実は北海道から・・・」 こちらは、びびりながらいつもの説明。
そして日記に書いてる展開です。
2軒目のお寿司屋さんでは座敷で長いテーブルの上に山海の珍味が山盛り。
そして次々とヤクザさん達が15人くらい集まってきて、入れ墨さんがみんなの前で

「こちらはわたしの客人の・・さんだ。みんなよろしく頼む!」 と紹介。

「へい!」 と子分の大合唱。

ここから次々と子分さん達がお酒を注ぎに来て、断ることなく飲み続け意識不明に^^;
板さんに聞くと、途中で倒れたので自分のアパートが近くなので、若い衆でかついできたとのこと。
入れ墨さんは、かなり上の幹部だったようです。住所も聞いて、その後しばらく文通をしてました。ヤクザさんと文通。なかなか面白い世界でしょ。

人は見た目だけで、人間性までもを判断してはいけない・・・いい勉強になりました。
あの人達、みんな元気にしてるかなぁ・・



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トトロのひとり旅 (中編)

2007-11-09 | Weblog
8月29日(金) 《12日目》  晴れ のち くもり   本荘市→仁賀保→金浦町(秋田) 

本日、斉藤さん(寿司屋の板さん)のアパートで9時起床。外を見ると晴れていた。
10時半まで久しぶりに新聞を読み、お寿司屋さんに行き、昼食を頂いた。
めぬきの脂ののった、おいしい魚とみそ汁、やまいもののにたき、大変おいしかった。
食べ終わった頃にメガネの人が来て風呂屋まで車で送ってくれた。
佐々木さんに(入れ墨さん)TELをしたけど居なかった。

風呂屋のおばさんも寝たところというので、お礼の書き置きをしてきた。
パンツ2枚とトマトジュース3本を置いてくれていた。うれしかった。特にパンツ。
PM1時よりPM6時まで歩き続けた。素晴らしくよい天気でした。
ここは仁賀保のひとつ先の金浦町の公園です。
大きな沼があり、左手には鳥海山がそびえたち、とても良い所です。
先ほど近くの公民館のおじさんが、この町について色々と20分ほど話をしてくれた。
とても暖かい雰囲気の所だ。
今日はここで寝ることにしよう。雨が降ったら公民館の自転車置き場に行ったら良いだろう。

《 P S 》
足は最高に調子が良い。
9:00頃、雨が降り公民館の自転車置き場に寝る。(あまり寝れなかった)

≪ 回 想 録 ≫

朝、目がさめると天井が見えて、何が何だか分からない状態。横をみると男の人が・・・
板さんから昨夜の状況を聞いて、再びお寿司屋さんへ。
板さんが言うには、ヤクザさんから 「○○さんが起きたら朝ご飯を食べさせて、おにぎりを持たせてやってくれ」 と頼まれていたらしい。

寿司屋から風呂屋に送ってくれたのは子分さん。
前日、ヤクザさんと風呂屋を出るときに 「荷物はここの風呂屋に置いていったらいい」 と言われたので、再び風呂屋へ取りに戻る。

風呂屋の玄関を開けると上がり口に、リュックと洗濯物と新しいパンツとジュースが置いてありました。

パンツの上に風呂屋のおばちゃんの手紙が・・・
「リュックの中に入っていた洗濯物、乾かしておきました。パンツ使って下さい。私はまだ寝ているので声をかけなくていいです。最後まで頑張って下さい」
こんな内容の手紙でした。脱衣場でおばちゃんとも話をしていたから・・・

涙が出そうなくらい嬉しかった。
この町では、たくさんの人の暖かい心につつまれて幸せでした。



8月30日(土)《 13日目 》  雨   金浦町(秋田)→ 酒田市 (山形県) 

起床 4:45  出発 6:15

出発と同時に雨が降り出す。
どうしてこんなに降るのでしょう。ホントにいやになる。
今日は短パンとTシャツで歩く。

秋田県から山形県に入った。
境界線の海岸がとても美しい。雨でなかったら、もっと良かったのに・・・
PM 5:00まで歩き続け酒田まできた。必死に歩いたので、軽く40キロは歩いたようだ。
まだ寝るところは決まってない・・・あ~あ 外は雨。

明日は晴れてほしいです。
疲れきったのです。
腹もへらない・・・おかしくなりそうだ。

《 P S 》 
今日は神社の境内に寝る。左足のつめの下が水ぶくれ・・・雨のせい。
               
≪ 回 想 録 ≫

秋田県から山形県へ! ずっと海岸を右に見ながらを歩いてます。
この日はホントに疲れていたようで日記に力がない (-_-;)

雨の中、泣きながら歩いていたのは、この日かもしれません。
雨に泣かされました^^;
この日は、大きい神社の外の廊下?の軒下に寝たのを覚えています。



8月31日(日)《 14日目 》  雨 のち 晴れ   酒田市 (山形県)→ 鶴岡市

出発 8:00   泊 :公園

朝、目がさめると又もや雨。
店でパンと牛乳を買って8:00頃歩き出す。
9時頃より雨雲が南の方へと遠のいて、かんかん照りのいい天気になった。

10時頃、水の出る広いガソリンスタンドがあったので、お願いして洗濯をさせて頂いた。(パンツを忘れてくる)
洗濯物が乾くまで休憩して、2時頃再び歩き出し4時半頃、鶴岡に着いた。
20キロくらいなら4時間で歩ける。

ガソリンスタンドに着くまでに、ひとりの小4の男の子に出会い、公園を教えてもらったり、酒田の話を聞いたり、とても優しい子だった。
スタンドではパフという犬と友達になり、楽しかった。

夕食はこの公園の近くのダイエーの前の店でヤキソバ ¥180_を2ヶ食べる。野菜サラダもついて、とてもおいしかった。
今日はこの公園にテントを張ります。(夜中、アベックうっとしかった)

《PS》
西の空は晴れているので雨はないでしょう。
明日はあつみ温泉です。比較的おだやかな日だった。友達2人にハガキを出す。

≪ 回 想 録 ≫

この日も雨。ホントに前半はよく降りました ^^;
洗濯はいつも、自動販売機だけが置いてあるドライブインみたいな所の水道を借りてしていました。人があまり居ないから・・・(^^)

洗濯物が乾くまで休憩したときもあるし、リュックにぶら下げて乾かしながら歩いたことも・・・これは見ている人からすれば滑稽だったと思う。
どこに行っても、子供達が元気を与えてくれました。この日はワンちゃんからも (^^)

この日も公園のアベックに悩まされた。
わんわん、にゃんにゃん。場所を選んでやって欲しいものです。^^;
いや、公園で寝ているこちらの方が悪いのか?(笑)



9月1日 (月) 《 15日目 》   雨 のち くもり 時々 晴れ  鶴岡(山形県)→温海町

6時にそうじのおじさんに起こされる。7時出発

歩き出すと又もや小雨が降ってきた。でも西の空が晴れていたので、止むのを待って歩き出す。
ひとつ山を越えると真っ青な空と日本海が眼下に広がっていた。

暑い中、黙々と歩く。途中で海の見える店でラーメンを食べる。
今日は寝不足のためか身体が非常にだるかった。疲労もあるだろう。

温海町に入ってから子供に 「あんた旅人?」と聞かれたので 「そうだよ!」と答えてしばらく町の話を聞く。
温海町まで行こうと思ったけど7号線から少々離れて山に入るので、今日はその入り口のバス停に寝ようと思う。

やたらと女子高生の多い町です。
あ~しんど  明日は27キロだから今日よりは楽でしょう。
温海駅にて・・・西の空は晴れ

《 P S 》
朝と夜カップヌードル。4時まで歩く。
寝場所を温海温泉前のバス停に変更。ただで公衆温泉に入る。気持ちいいのです。
海岸がきれいだった。山形最後の夜です。
姉にハガキを出す。

《 回 想 録 》

この日もかなり疲れていたようです。
でもいつも子供のかわいい一言と風景の美しさに癒されていました。
なんと!ここではだだで温泉に入れて気分よし。町営の公衆温泉でした。

次回は長い長い新潟県に入ります!(^o^)丿



9月2日(火) 《16日目》  小雨 のち 快晴  温海町(山形)→笹川流れ(新潟県)

6時起床 7時出発 

バス停のベンチの木が痛くてあまり眠れなかった。
朝、三色パンと牛乳を頂き歩き出す。ねずみヶ関までは楽々であった。

雨が降ってきたので駐在所の前で雨宿りをしていると、おまわりさんが「入って休みなさい」と言ってくれた。
トマトジュースを飲ませてくれた。ありがとさんでした。

それから又歩き続け山北町に入り、間もなく美しい海岸沿いの道になった。
新潟県だ~
笹川流れ・・・約25キロこの美しい海岸が続いている。新潟の印象が変わってしまった。
途中の店で洗濯をして、リュックにつるしながら歩いた。

今川では、店のおばちゃんがなすびの漬物を10本もくれて「今日の晩飯にしろや」と言って下さった。
そこから1時間がとても長く感じたがPM 4:30 ようやく無人駅(桑川)に到着。

今日はここに寝る。
今、夕日が沈むところです。
ほんとに美しい町だ。また来てみたい。

《 P S 》
新潟も優しい人の多い所です。
途中、釣りをさせてもらう。2匹つった。

肩と足と顔マッカになる。いたい!
友達にハガキを2通出す。
パン・牛乳3・たばこ・カップヌードル・ソーセージ 合計680円

《 回 想 録 》

この日から新潟県に入りました。地図で見たら分かるように大変長い距離です。
新潟初日から、優しいおまわりさんに出会い親切にしてもらいました。

でもホントは駐在所に 「ひげをはやした土地の者でないのがそっちに行くのでマークして」 との匿名の電話が入っていたそうです。^^;
若いおまわりさんは道中の話を興味深く聞いてくれました。(^^)

それとなすびをくれたおばちゃん。ホントに美味しかった!無人駅のホームで夕日を見ながら、なすびと牛乳で最高のディナー(^^♪

新潟というとお米のイメージで、あんなに海が美しいとは知りませんでした。
相変わらずカップヌードルばっかり食べてますね ^^; (笑)

このあとには、優しい?幽霊さんも出てきます・・・(@_@)



9月3日 (水) 《 17日目 》  晴れ のち くもり  笹川流れ(新潟県)→村上市→荒川町

AM 6時起床。 6:30 出発~PM 5:00まで

今日も朝からとても暑い一日だった。
村上を越えて荒川まで歩いたものの、体の具合がもうひとつパッとしない。

原因はメシ(米)を食べていない。夏バテ。長期徒歩による疲労。
もっとも睡眠不足もあるようだ。でも今日は30キロくらいは歩いただろう。
荒川町の体育館はたいへん立派なものだ。「スポーツで築こう明るい荒川町」と書いてある。
今日はこの体育館の裏の芝生にでも寝よう。
西の空はくもり。体育館の中ではバレーボールをしている。俺もやりたい。
ようやく半分。

朝  カップヌードル、牛乳
昼  カップヌードル(カレー味)
夜  カップラーメン、あんぱん
あ~あ 早く帰りたい。

《 P S 》
友達と高校の先生にハガキをだす

《 回 想 録 》

この日はかなり疲れていたみたいです。それにしてもカップ麺ばかり食べてる(笑)
お金が無くてお米の御飯が食べられないのが辛かったなぁ・・・
この頃になると足の水ぶくれは出来なくなって、足の裏が硬くなってきてます。
でも疲れのピークだったのでしょう。

次回は優しい子供たちとの出会いが・・



9月4日 (木) 《 18日目 》   くもり一時大雨 のち くもり  荒川町(新潟県)→新発田市→佐々木町(豊栄)

AM 8:00 起床  9:00出発  PM 4:00 ストップ

昨夜もあまり眠れなかった。原っぱで寝ていたら又もや雨。体育館の軒下で寝る。
今日は歩くには丁度よい天気だったけど、夕方でも暑いので困る。

昼食を食べた新潟フルーツセンターでは、おじさんが中に入れてくれて、お茶とお菓子を出してくれた。
約1時間、雨宿りを兼ねて休ませて頂いた。

国道8号線に新発田市から入れるものと思っていたけど、一応新潟市まで出ないとダメなのです。しんどかった・・

今日は6時くらいまで歩けたろうけど、この先新潟市まで平野なので、今日はこの神社に寝ようと思う。
明日は三条市まで行けたら最高だ。

朝食  パン・コーヒー    250円
昼食  パン・牛乳      190円
夕食  カップヌードル・牛乳 170円

《 P S 》
直子くん、あすかくんとお友達になる。
おばあちゃんが来る。
あすか君の家でお世話になる。フロ・洗濯
ああ、やっと半分が終わった!

《 回 想 録 》

新潟は想像以上に暑く、バテました。
この日も優しいおじさんに差し入れをもらい心が和んでる様子(^^)

歩く道路は、常に最短距離を考えて歩いていました。でもこの日は地図通りにはいかなかった。このパターンはめずらしい・・

神社の軒下で足の手入れをしているとふたりの女の子がやってきて
「おじさん、何してるの?」
「北海道から歩いて・・・」 と、いつもの説明

「どこで寝るの?」
「ここで寝るよ!」
「へぇ~!?」

こんな話を20分くらいして二人とお友達に・・・近所に住む小学校5年生仲良し二人組み。
二人が帰って20分ほどしてから一人のおばあちゃんが来て・・・

「孫から話を聞きました、こんな所で寝るのは大変だから、よかったら家で泊まって下さい・・・」

あすかちゃんのおばあちゃんでした。
あまりも親切に言ってくれるので、あすかちゃんの家で泊まることに。

家は130年前のもので、すごく大きく広い立派な家でびっくり(*_*)
あすかちゃんのお父さんは農業をしてるとのこと。お母さんもおばあちゃんも優しさいっぱいの人。

こんな家庭だから、こんないい子になるんだぁ・・・と感心しました。
久しぶりのご馳走とビールとお風呂と洗濯と、ふかふかの布団。うれしかった~(^^)

旅の後、おばあちゃん・あすかちゃんとはしばらくの間、文通をしていて
この5年後におばあちゃんとあすかちゃんが京都に来てくれて、うれしい再会でした。

あすかちゃんは、もう優しいお母さんになっているだろうなぁ・・・(^^)



9月5日 (金)  《 19日目 》  晴れ のち くもり 夜中大雨   佐々木町(新潟)→黒崎町→白根町

あすかちゃんの家で7時起床。
昨夜は本当に有り難かった。
130年くらい前の建物だそうで、玄関を入ってすぐの居間が広くて天井もびっくりするくらい高かった。

お母さんもなかなかの別品さんで10時迄ベスト10を見て寝た。
(あまり眠れず)体は疲れているのに、夜になると眠れないのはなぜだろう?
神経が高ぶっているみたいだ。

AM 8時に出発したが、8号線に入るバイパスがめちゃ長く、日も照りむし暑かったので水もたくさん飲む。
今までの中で一番バテた日であった。

途中、コインスナックで2時間ほど昼寝をして又、歩き出す。
黒崎町に出るとすぐに白根市だった。
今からねぐらをさがしながらもう少し歩きます。
暑いホントに暑い一日だった。スタンド3軒にお世話になる。

明日からはもう少しペース配分を考えなければならない・・・
PM 4:30 公園にて。

《 P S 》
6時まで歩く。
夜に知らないおばさんが梨を2個くれた。すごくおいしかった!
バス停小屋に寝る。夜中にすごい雨。

《 回 想 録 》

あすかちゃんのお母さんはべっぴんさんだったんだ・・・記憶にない(笑)
おいしい朝ごはんを頂いて歩き出したけど(おにぎりも持たせてくれた)新潟の道中この日が一番暑かったのを覚えています。

コインスナック・・・とありますが、これは自動販売機だけが置いてある休憩所です。
エアコンは効いてなかったけど、長いすに横になり汗だくになり昼寝^^;
相当疲れてた。

ガソリンスタンドではよくお水を頂き休憩を・・・
夜、歩いていると梨の直売店があり、見ていたらおばちゃんが「これ食べなさい」とただでくれました。
喉が渇いていたので最高に美味しかった。
この日から梨が好きになった。

かなり物欲しそうな顔をしたたんだろうなぁ(笑)



9月6日 (土) 《 20日目 》   雨 のち くもり 夜中大雨   白根市(新潟)→見附市→長岡市

AM 6:00 起床  6:30 出発  PM 4:30 ストップ   泊:バス停小屋

本日も出発と同時に雨となる。
蒸し暑かったので今日の雨は気持ちが良かった。
雨は10:30 頃やんで、昨日に比べるととても歩きやすい一日だった。

見附市今町四のお店でサイダーを飲んだところ、おじさん・おばさんが出てきて色々話をする。
コーヒーと水ようかんを下さった。気持ちの良いおじさんだった。

今日はもっと歩きたいが、先ほどからひどい雨のなり今日はここで(バス停)寝ようかと思う。
途中、あすかちゃんの所で歯ブラシを忘れたので、ひとつ買う。¥150
明日は柏崎まで行けたらよいと思う。

雨はやみそうにない・・・あっ やんだ!

《 P S 》
母上と友達3人にハガキを出す。
夜中に雨が・・・

《 回 想 録 》

この日も雨は相変わらず降ってます。
でも雨に打たれながら歩いて気持ちが良いと感じてるのは、気持ちに少し余裕があったみたいです(^^)

この日も店のおじさん、おばさんと話をして差し入れを頂いてます(^^♪
後で、「なんでこんなに親切な人がたくさんいたんだろう」と思うくらいでした。

毎日毎日バス停小屋にはお世話になりました。m(__)m



9月7日 (日)《21日目》  雨 のち くもり のち 雨   長岡市(新潟)→柏崎(約40キロ)

起床 5:30   出発 6:00前  ストップ5:00 泊:大工小屋

朝、目が覚めると又もや雨であった。
バス停前の小学校で洗面をすませて歩き出す。
すぐに市内(街)に出たけど店が全部閉まっており、腹がへったのに大変困った・・
長岡大橋の前の店が開いていたので、そこでカップラーメンと牛乳を買って、中で食べる。
とてもよいおじさんで、色々と30分くらい話をする。
店を出るときにガムを2つくれた。ありがとう。子供がトローチを2つくれた。

今日は峠道がほとんどで疲れたが、日本海が見えたときは嬉しかった。
途中、家に電話すると弟がすぐ出た。きっと彼女からのTELを待っていたのでしょう。
元気そうな声を聞いて元気が出た。
朝、早く出たので予定地に着くのが思っていたより早かった。
明日は31キロだから気分的にも余裕を持って歩きたい。
今日はこのバス停に寝ることになりそうです。

外は雨。中には女子高生らしき人が二人います。ひとりの方が昔の彼女に似ている。

《 P S 》
何か時間がもったいない気がして、又歩き出すと雨。バス停がないので困った。
1時間ほど歩きヤキメシ¥480を食べて、その店のすぐそばに大工小屋があり、今日はここで寝ます。
あ~助かった
予算¥80オーバーです

《 回 想 録 》

相変わらず雨です ^^;
この日の朝は小学校の校庭の水呑場で洗面をしてます。
朝、早くに歩き出すとこの日のように店が開いてない・・・空腹で歩く。

この33日間で体重は7~8キロ減り、贅肉がまったく無くなり
自分で見ても惚れ惚れするような体になってました。(^^♪

この日も優しいおじさんと子供に出会い、優しい一言に元気をもらってました。
昔の彼女に似た子を見て、元気倍増!(^^♪男は単純!!

次回は幽霊さんとの出会いです!(ーー;)



9月8日 (月) 《22日目》  雨  柏崎(新潟)→大潟町

起床 AM 5:30   出発 6:00   泊:農協の軒下 ( 旧街道 )

今日も朝から雨。
昼前に一段と激しい雨になり腹が立ってきたが
高石ともやの「陽気に行こう」を歌いながら歩いていると自然に心が落ち着いてきた。

やはり雨の日は気分がめいるのです。
朝・昼はカップヌードル、夜はパンと牛乳

一日500円ではとても苦しい・・・

早く日が照ってくれないと洗濯物が乾かない。
明日は晴れますように!

《 P S 》
友達にハガキを1枚出す。

≪ 回 想 録 ≫

雨が続くと気が滅入り、腹が立ってきます。
こんな日は歌に助けられてました(^^♪

洗濯物は晴れるまでリュックの中です ^^;
この日は、日が暮れるまで歩き農協の建物の軒下にテントを張って寝ましたが・・・

寝入った頃に誰かに左の肩をトントンとたたかれました。
目を開けてみても誰もいません。テントの中はひとりだけ・・・ (・・?
気のせいと思い、寝込むと又、左の肩を誰かがトントンと・・・ (・・?

確かにたたかれた手の感触は残ってる・・
これが繰り返し朝方まで続きました。

朝起きて、テントをたたもうと外に出ると、なんと!(*_*; 道路を隔てた反対側に垣根があり、その向こう一面はお墓だらけ・・・

それを見た瞬間に身の毛がよだち、急いでテントを片付け、走るようにして、その場から逃げました。\(◎o◎)/!
前の日、テントを張る時には暗くてお墓には全然気が付きませんでした。

肩トントンは幽霊さん達だったようです。
いつも夜には人間が居ないのに、たまたまそこに寝たので幽霊さん達が喜んで順番に挨拶に来てくれたのでしょう・・・ ^^;

不思議な夜。恐怖の朝でした。




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トトロのひとり旅 (後編)

2007-11-09 | Weblog
9月9日 (火) 《23日目》 雨 のちくもり時々晴れ  大潟町(新潟)→能生

起床5:30  出発6:00   ストップ4:00   泊:バス停

今日も朝から雨。
朝はパンと牛乳、昼はカップヌードル、夜はパンとビール
左足の親指の骨が痛い。後半は足を引きずりながら歩いた。
天候がもうひとつパッとしないけど、今日は新潟最後の夜。

明日からまた元気を出して歩こうと思う。
昼の店ではおじさんが家の中に入れてくれて話をしながら食べる。
おじさんがぎっくり腰だというので、腰をさすってあげた。

今日もきのうに続き、なんとなく疲れをこらえて歩いた一日でした。
今日のバス停は車の音がうるさそうだ。

あ~疲れた ゆっくりふとんの上で寝たい

≪ 回 想 録 ≫

疲れきって昨夜の幽霊のことなどすっかり忘れていますね。
夕食のメニューにビールが初登場!お金が無いのに・・・
今度は足の裏でなく、骨まで痛み出しました^^;
お昼は優しいおじさんの店でお世話になりました。
家の中に入れてくれたのは初めてです(^^)/

バス停小屋は道路のすぐ横にあるので、常に危険と隣り合わせ!!いつ車が突っ込んでくるか・・・(@_@)

日記張の後ろの方に、この日の日付で走り書きがあったので載せておきます。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

孤独になれているつもりでも ひとりの夕暮れは淋しいものです

黙々と歩きながらも 頭の中では色々と考えている

家族のことや 友達のこと

空を見て 山を見て 海を見て

いろんなことが頭の中に広がっていく

行く町々で必ず子供たちと話をする 手を振る

どこの子供たちも みんな応えてくれる 励ましてくれる

一日一日が新しい旅だと思う

人生という名の旅も同じかもしれない

今日は疲れているので 雨が降っているので休みたいと思う

休みながらでも ゆっくり前に進めばいい

明日は晴れると毎日思う そう思いこむ

次の日が雨であっても また明日は晴れると信じて歩く

毎日 希望で胸を満たしていたなら

どんな中でも 力を失うことはない



9月10日 (水) 《24日目》  雨 のちくもり時々雨  能生(新潟)→親不知→朝日(富山県)約40キロ

AM 5:30起床  出発 6:00  ストップ午後5:00  泊:バス停

まっくらで何も見えないのです。
今日も雨とくもりの中、よく歩いた。
長い長い新潟を越えて夕方4:00に念願の富山県に入った。
家にTELをするが誰も出ず。

今日は寝場所を決める前にパンと牛乳の夕食を食べ、フロに入ったため暗くなりバス停がわかりにくかった。
フロではパンツ・短パン・タオルなどを洗濯する。

親不知のトンネルはすごかった!晴れていたらきれいだったであろう。
ここは昔、歩くときに親は子を、子は親を忘れるくらい身の危険に気をとられた所らしい。

朝食は能生の店の中でカップヌードルを食べた。
店のおじさんに「学校の先生か?」と聞かれた。

ホントまっくらでよく見えない。
今日はテントも張れそうにないのでイスの上で寝ようと思う。    

《 P S 》
あまり寝れなかった

≪ 回 想 録 ≫

朝からカップヌードルを食べています(笑)
出会う人たちに、何故かよく学校の先生に間違えられました。.。o○

久しぶりにお風呂に入り洗濯です(笑)
日記にも書いてるけど、親不知・子不知(おやしらず・こしらず)という断崖絶壁の道をびびりながら通過。
昔の旅人はここを命がけで往来したそうです。^^;

親は子を、子は親を振り返る余裕がないほど危険な断崖だったので、この名前がついたそうな。
今は観光名所で車で、その風景を見ながら行くことができます。
今、あそこを歩いている人はいないでしょう!車にひかれる可能性大!(笑)

次回は滑川で台風との遭遇です\(◎o◎)/!



9月11日 (木) 《25日目》  快晴 のち くもり のち 台風  朝日(富山県)→滑川

起床:5時   出発:5時30分   ストップ:PM5時   泊:工場→地下歩道

今日は朝からすごくいい天気で12:00前に気温が34,9度まで上がった。
国道と民家が離れているため、とてもいやな感じだった。
途中、休憩の時に洗濯をして、リュックの中の乾いていないものを乾かした。
昼食は食堂で たまご丼を食べた。¥350

ここは雪があまり降らないのか、屋根つきのバス停がひとつもない。
今日は道路工事の大きな工場の小屋の下で寝る。なんともいえないみじめな気持ちだ。
バス停よ どこ行った

《 P S 》
朝、母にTEL

≪ 回 想 録 ≫

この日は異常に暑かったのを覚えています。
もし何かあったときの事を考えたら、近くに民家がある所を歩いている方が安心でした。

大きな工場の小屋の下で寝たのはよかったけど、7時半頃にバラバラバラという大きな音で目がさめ、外を見ると大雨 (@_@)
バラバラバラの音は。。。トタン屋根に雨が当たる音と、腐ったトタンの破片が小屋の中に落ちてくる音だった (*_*;

そこでは寝られないと判断して、カッパをかぶり大雨の外に出る。
国道の方へ歩いて行くと、ほんのり明るい光が・・・

それは地下歩道の光でした。
助かった!と思い、道の真ん中に横になり寝袋に入り寝る。。
・・・と今度は夜中に冷たさで目がさめる。体が水に濡れてた・・・

見ると両脇に水が・・・外から流れてきた雨水が地下歩道に溜まってました。
もうどうすることも出来ず(外に出る気力もない)リュックを背負って、立ったまま壁にもたれて寝ました。(T_T)

こんな寝方は二度とないでしょう!(笑)
次の日、町の人に聞くと台風13号が通過して行ったとの事。

今でも忘れられない滑川の夜です。



9月12日 (金) 《26日目》  くもり 時々晴れ のち 雨  滑川(富山県)→高岡

出発 6:00   ストップ 6:05   泊 :物置小屋

本日も疲れの中、35キロほど歩く。
昨夜は、ほとんど寝てない・・・

くもりで冷たい風が吹いていたので、歩きやすかったが昨日に続き、店もバス停もなかった。
途中、梨の直売店のおじさんが梨を3つ食べさせてくれた。

そこから10kmくらい先の出光のガソリンスタンドの女の人が、味噌汁と梨をくださった。(スタンドのお姉様ありがとう!)
味噌汁は久々に飲んだせいか すごくうまかった。

富山から高岡までの間はすごく長く感じた。
明日、金沢まで出られたら予定が一日早くなる。
けど、あまり無理をしてもダメなので、もっと楽な気持ちで行きたいと思う。

今は、お好み焼き屋でこれを書いている。
久々のお好みです。
寝る場所は、これを食べてから ぼちぼち歩きながらさがします。

《 P S 》
朝、パンと牛乳  ¥150
昼、ラーメン   ¥300 
夜、お好み焼き  ¥350

今日も使いすぎです。
ビールがのみたい!

富山県に屋根つきのバス停を!!

≪ 回 想 録 ≫
 
富山では台風の手荒い歓迎を受けましたが町の人たちには暖かい励ましの言葉と差し入れをたくさん頂いています(^^♪

梨の時期でこの日は2回も・・・
直売店ではいつものように物欲しそうな顔を・・(笑)

スタンドのお姉さんが美人だったのを、かすかに覚えています。凄い記憶力!(笑)
どういう訳か屋根つきのバス停がなくて、休憩・宿泊場所に困りました。。。
この日は廃屋の隣にあった物置小屋に寝ました。



9月13日 (土) 《27日目》  小雨 のち くもり のち 晴れ  高岡(富山県)→金沢(石川県)

起床 5:40   出発 6:00   ストップ 5:10   泊:のっぱら

今日はくもりで涼しく、とても歩きやすい一日だった。
小矢部にあっさり着いて、そこからも気力満々で歩いた。

途中、芭蕉の「奥の細道」のコースを自転車でたどってる66歳のおじさんに出会い、神社で話をする。
みかん1個頂いた。いろんな人がいるものだ。

金沢に入ってから、コインスナックでTEL工事のおじさん二人と話をする。
健さんに似たしぶい男だった。
お日様もだいぶん沈んできたので、この付近で寝ることにしよう。
明日はなんとか加賀まで行きたいものだ。

あ~今日もよく歩いた~

《 P S 》
朝、パンと牛乳。昼、カップヌードル。夜、カップヌードル

≪ 回 想 録 ≫

富山県から石川県に入りました。(^^♪
この日もいろんな人と話をしています。日によって違うけど一日10人以上の人と話をしてたと思う。

この旅で400人くらいの人達と出会った計算になります。いま思うとすごいなぁ(@_@)
芭蕉おじさんとは二人で人生について語り合った記憶が・・・。芭蕉の話もたくさんしてくれて、楽しい人でした。(^^)

この日は屋根のある場所がなく、住宅街近くの広い野原で、赤い寝袋に入り寝ました。
ところが・・・またまた。。。それがえらいことに・・・

次回に続く。。。



9月14日 (日) 《28日目》 快 晴  金沢(石川県)→野々市→小松市

昨夜はホントに色々ありました。
寝るときに近所の人達が動いていたのはわかっていたけど・・・
寝込んだころに、7~8人のおばさんたちが 「何しとるのですか?」 とたずねてきた。

やっぱり来たかと思った。

そこから正座をして旅の説明を詳しくしたら安心して帰った。
それから10分もしないうちに子供二人が 「食事したか?」 と聞きに来たので 「食べた」 と答えると帰っていった けど
5分ほどして、奥さん二人で 「カレーライスですけど食べませんか?」 とカレーお茶を持ってきて下さった。

腹一杯になり星を見ながら寝てしまった。
それから1時間ほどしてから知らないおじさんが来て 「家で一緒に飲みまっし!」 と言ってきたので、半分寝ぼけてすぐ前の家に入る。

町内会の班長さんであった。

話によると、近所の人達が 「変な人が、はらっぱに寝ているからどうにかしてくれ」 と言いにきたらしい

でも、後から又来て「あの人はいい人だから警察に連絡しないでほしい」 と頼みにきたとのこと。

そこで北川さん、比良さん夫婦に出会う。
ビールとナポレオン、寿司など食べたり飲んだり、しゃべったり 12時すぎまでやっていて、また外に出て原っぱで寝た。

朝起きると、おにぎり・お菓子・くだものがふろしきに包んでおいてあった。
昨夜カレーを持ってきてくれたおばさんらしい。
藤田さんです。ほんとにありがたいことでした。

(注)↑は朝に書いた日記です。


起床 6:50   出発 8:00   ストップ 5:30   泊:バス停

今日は比良さんの所でパンとコーヒーを頂き、みんなに見送られ出発する。
歩き出したのが遅かったせいか、あまり歩けなかった。

ここは小松市のコインスナック。今からねぐらをさがしながら又歩きます。
藤田さんが作って下さったおにぎりが昼食、夜の食事になり大変助かった。

この分では明日も晴れるだろう。
行けたら福井まで行きたい。47キロほどである。
あまり つめることばかり考えてもだめである。

今日はよい寝ぐらがみつかりそうな気がする。

《 P S 》
明日はボールペンを買いたい。
加賀まで15キロです。

≪ 回 想 録 ≫

この日は朝と夕の2回、日記を書いてます。
朝の日記の通り、色々あった夜。

主婦連が来たときは、草むらの上に正座をして15分くらい説明を・・・
まわりをぐるりと囲まれて、まるで罪人のよう・・・(笑)
でもいい人ばかりでした。

原っぱの真ん中に、赤のよく目立つ寝袋でわけの分からない者が寝ていたら、近所の人が不安になるのは当たり前ですね。。^^;
町内の班長さんが呼びに来たときは、ちょうど友達夫婦が遊びに来ていて宴会の途中。

旅の話で場を盛り上げ、美味しいお酒とご馳走を頂き、寝るため再び原っぱへ。

朝、目がさめると枕元にたくさんの食べ物が・・・昨夜の主婦連のみなさんの差し入れでした。

町内班長さんに、それぞれの家を案内してもらい、お礼の挨拶まわりをして出発。
出発の時は、近所の人が総出で見送ってくれました。

いつまでも大きく手を振って。。。
今も金沢の人達の暖かいぬくもりが心の中にしっかり残ってます。。。



9月15日 (月) 《29日目》  快晴   小松市(石川県)→福井市(福井県)48キロ

今日は朝から夕方まで一日快晴だった。
時計がなくなったので何時に起きたのかわからない。
まぁ なんせ今日はよく歩いた。45キロくらいだろうか・・

朝、歩き出すと後ろから自転車のベルをチンチンならされて、振り返ると服部さんがいたのでびっくりした。
30分ほど色々話をして、それぞれ別れて出発をした。

今日の夕日は最高にきれいだった。
福井市まで来たので予定が一日早くなりました。 バンザーイ!

あと6日です。
明日もこの調子で頑張るぞ~
今日はこの静かなきれいな公園で寝ます

《 P S 》
朝、友達にTEL
時計みつかる。

≪ 回 想 録 ≫

石川県に入りました。
この日は天気も良く、体調も万全(^^♪

朝に自転車で来た服部さんは札幌の友達!
僕が歩いて札幌を出発した後、心配でいてもたってもいられなくなり、自転車のトレーニングをして、後から追っかけてきたとの事。
突然のことでビックリでした(@_@)
友達っていいですね。。。

服部さんは奈良にお父さんが居たので、奈良を目指して走って行きました。
彼は今、カナダ・バンクーバーで仕事をばりばり頑張っています(^^♪



9月16日 (火) 《30日目》  快晴   福井市(福井県)→敦賀の手前 (50キロ)

起床 6:00   出発 6:15   ストップ 6:00   泊:倉庫

今日もアホほど暑かった。
疲労で、あまり進まなかったが2日ちじめる為に必死で歩いた。
夕方3:30河野村、それから歩き続けたけどすごい山道・峠道。
泣きそうだった。

今、山を下りた所のドライブインにいます。
今日はこの近くに寝ることになるでしょう。
ドライブインのおばさんの話では敦賀まで、あと10キロほどだそうです。
あまりあせらなくても大丈夫でしょう

あ~つかれた  約12時間歩いている
この辺も美しい所です。。

《 P S 》
足が少々心配です
友達にハガキを出す。母上と友達にTEL。

≪ 回 想 録 ≫

最後の峠道に入り苦しかったのを覚えています。
でも山道を一日で50キロ歩くというのはスゴイことなんですヨ!
下りはほぼ小走り状態です(笑)

最初の頃ならまったく無理だったでしょう。
この頃には足と体が進化しています(笑)



9月17日 (水) 《31日目》  快 晴 敦賀(福井県)→今津町(滋賀県)

起床 5:00   出発 5:30   ストップ 4:15   泊:バス停

本日もよく歩いた。
敦賀と滋賀県との境目の山中峠は想像以上につらかった。
天気のせいもあるだろう。

二人のバイク乗りに出会い話をする。大学生とのこと。
上りの途中にあった山水は最高にうまかった。
夕方、早めにこの食堂に入り友達と家に電話をする。

友達が20日に京都で出迎えてくれるとの事。
明日は志賀町まで行けたらよいと思う。たぶん行けるであろう

お金 あと3400円ほどです。
あと2日です!

《 P S 》
この辺はバス停がたくさんあるので助かります。
峠を越えて琵琶湖が見えた時には、感激で体に電気が走った。
ビワコ~~と叫んだ!

≪ 回 想 録 ≫

とうとう滋賀県に入りました!
この日も山道を走るように歩いていました。

琵琶湖が見えた時の感動は忘れられない。。。
感覚的に琵琶湖は京都の近くですから、ここまできたか!
・・・という感じでした(^^)



9月18日 (木) 《32日目》  晴れ 今津町(滋賀県)→志賀町

起床 6:00   出発 6:05   ストップ 4:00 泊:琵琶湖の浜


今日もとても良い天気であった。
昨日のバス停は腹が立つほど寝られなかった。
そのせいか今日はとても体がしんどかった。

景色も同じような感じで進んでいるのか、いないのかまったく分からず精神的にまいった。
でも結局、志賀町のはずれまで来たので予定通りです。

ここは浜で今、夕日が沈もうとしているところ。きれいです。
ここなら静かなので ゆっくりねむれそう

今日の昼食、食堂で食べた豚汁がとても安くておいしかった。¥150
あと一日です!

この旅最後の夜です。

《 P S 》
朝、入った店のおばさんがとても優しかった。お茶を頂く。
ホントに終わるのかな この旅!?

≪ 回 想 録 ≫

旅の終わりが近づいています。。。

ホントに終わるのかな この旅!?。。。とPSに書いているけど、旅が終わるという実感が湧いてきませんでした。

嬉しいような淋しいような・・
まだまだ歩かなければならないような・・
不思議な気持ち。。。
旅と別れたくなかったのかも・・・です^^;



9月19日 (木) 《33日目・最終日》   晴 れ  志賀町(滋賀県)→京 都


起床 5:40  出発 6:00  京都到着 2:00


あ~ようやく今年の夏も終わった。
今日も昨日に続き暑い一日であった。

最後の日なので勇んで歩いた。
水をあまり飲まなかったので体調は最高だった。

お昼は店のおばちゃんがパンと牛乳をタダでくださった。それとガム2個。嬉しかった。
滋賀県と京都の境目で道を間違える。

午後2時に家に着く。
みんなの顔を見て、あ~帰ってきたんだという実感がわいてきた。

出迎えてくれた、母上・友達が涙ぐんでいた。
ありがたくて胸がいっぱいになる。

夕食は母上が目一杯のごちそうを作ってくれていた。
少し酔ってます。

終わったのだ


《 P S 》

家が見えた時には感激して涙が出てきた。
あ~本当に着いたんだ!

喜びがあとからフツフツと湧いてくる。
でも本当の人生の旅は今から始まるのでしょう。

≪ 回 想 録 ≫

雨の札幌を出発してから33日目

朝、テントから顔を出すと琵琶湖の東からきれいな朝日が。。。湖面にもキラキラ反射して、見たことのない美しさ。

一人旅最後の日・・・朝から色んな思いを胸に歩いていました。
最後の最後まで店のおばちゃんには親切にしてもらってますね(笑)

京都に帰ったのも1年ぶりでした。。。
この日の夜は旅のみやげ話をしながら、家族・友達、みんなで夕食会。

久しぶりにビールを飲んだ酔いと安堵感で早い時間に、倒れるように寝てしまいました。

家族の温もり、白いお米の美味しさ、お風呂に入れる気持ち良さ、布団で寝られる幸せ。

今ではすべて「あたりまえ」の事。

でも、毎日の生活の中でこの「あたりまえ」に対する感謝の心を忘れてはいけない事を この旅が教えてくれました。


≪ あ と が き ≫


たくさんの優しい人達との出会い
雨が続き 泣きながら歩いた日

いつも子供達の笑顔にたすけられていた
ヤクザさん達にもお世話になった

幽霊さん達との出会い
台風に遭遇して途方にくれた夜

数知れぬ見たことのない美しい景色との出会い

この旅を通して

人の優しさを知り

自然の美しさと厳しさを知り

人に対する笑顔と礼儀の大切さを知り

人間は一人では生きて行けないことを知り

ひとつの石ころにつまずく事の怖さを知り

どんなに辛く苦しくても
休みながら

少しずつ
一歩一歩 前に進んで行けば

必ず目的地にたどり着くことを知りました

人生も旅なり
自分は永遠の旅人でありたい


今なお 旅の途上・・・



最後まで読んで頂き 誠にありがとうございました♪


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