誓球の空 to the victory - since 2001 -

未来に羽ばたく使命を自覚するとき、
才能の芽は急速に伸びる。
ガンバレ創価、目指せ甲子園、願いは一つ誓願の旗

epilogue 2016 社会人野球

2016年10月29日 | 青藍の譜

プロ野球ドラフト会議が20日に行われ、
注目の創価大・田中正義投手(22)は5球団競合の末、ソフトバンクに1位指名された。
同じく創価大の池田隆英投手(22)は楽天が2位指名

笑顔でプロへの意気込みを語る二人の姿を映像で見ながら、ある一人の投手のことが頭に浮かんだ。
創価高、創価大で田中と池田の1学年先輩にあたる全足利クラブ(栃木)の新人右腕・石崎啓太投手(23)である。

高校、大学時代は無名の存在だった。
高3夏の西東京大会では背番号19でベンチ入りもチームは3回戦敗退
石崎は1回戦に2番手で投げただけで最後の夏を終えた。

創価大では1年春にリーグ戦初登板も、1年秋に右肘じん帯を断裂して手術
2年夏に復帰も3年秋まで登板機会に恵まれなかった。
4年春に6季ぶりにリーグ戦登板も同年秋は登板なし。
大学では3~4試合しか投げていないと思う。

この時期、田中と池田はプロのスカウトから熱視線を浴びつつあったが、石崎はリーグ戦未勝利のまま卒業
今季から地元・栃木の全足利クラブに加入した。


そんな右腕が存在感を示したのは、6月の都市対抗北関東予選・日立製作所戦だ。
先発して6回途中まで3失点に抑える力投
終盤に救援陣が崩れて、チームは1‐11(8回コールド)で大敗したが、
企業チーム相手に先発投手として最低限の仕事を果たした。


7
回コールド勝ちした9月の全日本クラブ野球選手権初戦ゴールデンリバース戦では、
先発して7回二死まで無安打投球
あと一死で無安打無得点試合(7回参考)達成というところで内野安打を打たれ快挙を逃したが、
7回1安打で大会完封一番乗り。

ノーヒットノーランは意識していた。
できたらやろうと思っていたけど、記録がなくなってもチームの勝ちのために切り替えて投げた。
準々決勝・山口防府ベースボールクラブ戦では4番手で登板しチームはサヨナラ勝ち。
ビッグ開発ベースボールクラブとの準決勝は4‐5で敗れたが、3試合で250球を投げ抜いた。
大学時代、控えに甘んじていた投手とは思えない獅子奮迅の活躍だった。

日中は足利市内の建設会社で営業職として働き、夕方からチームの練習に参加する。
平日の練習は2時間程度
シーズン中は社業よりも練習に打ち込める企業チームとは対照的な環境だが、
主力として投げさせてもらっているのはうれしいと充実感がにじむ。

田中と池田がプロの世界へ飛び込む2017年
社会人2年目を迎える石崎にとっても、3年ぶりの都市対抗出場
そして2004年以来13年ぶりのクラブ日本一を実現させるため重要なシーズンとなる。

後輩と舞台は違えど自分なりの歩幅で歩んでいく。
そんな姿もまた、石崎らしい


                                              心の琴線に触れる記事を見つけた。
                                              [ 2016.10.28 スポーツニッポン ] 

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