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over-do こだわりの組み立て方

2016年09月23日 | メカ日記〜Mechanic Diary〜

 工場からお店に出荷されてきたバイクは、

およそ7割方組み立ててあります。

 

 

普通に考えれば残りの3割の作業を行えば「完成」ですが…

工場で7割を丁寧に組み立ててあるかというと、

どうしても不完全な部分があるのは事実です。

 

そこで当店では、全ての車種でその7割を細かく分解、チェックしていきます。

そして残りの3割も、より丁寧に作業をしています。

今日はover-doでどのように新車を組み立てているか、ご紹介したいと思います。

 

1)バラし


 

まずはフレームから全てのパーツを外して、まっさらの状態に。

※「ガラスの鎧」施工バイクはこの状態でコーティングをしていきます。

 

2)ホイールの振れ取り、センター出し


 

新品と言えど、多少振れは出ています。

全車種きっちりと修正します。

 

3)ヘッドのグリスアップ


 

出荷状態ではグリスがあまり塗られていない場合もあります。

防水効果の高いグリスをたっぷり塗布しておきます。

 

4)BBのグリスアップ

 

ネジ式のBBはタッピングも行います。

もちろんここにもグリスをたっぷりと。

 

 

※BB30等の圧入タイプはブレーキプロテクターを薄く塗って再圧入をしています。

 この後、ブレーキキャリパー、クランク、フロントディレイラーを取り付けます。

 

5)リアディレイラーハンガー修正


 

新車とはいえ、ハンガーが微妙に曲がっている事があります。

取り付けネジもゆるい場合が多いです。

(すでにバイクをお持ちの方も、時々チェックしてみて下さい)

増し締めチェックをして、専用工具で修正します。

 

 

ハンガーを修正後、リアディレイラーを取り付けたら次のステップへ。

 

6)ハンドル、レバー位置調整


 

専用器具を使ってレバーの向き、角度を合わせます。

ここも左右微妙にずれている事が多いです。しっかり左右対照に。

 

7)シフト・ブレーキ調整


 

アウターケーブルの長さはそのままだと、

びろーんとして長過ぎるので適切な長さにカット。

アウターケーブルの断面はグラインダーなどでキレイに整えます。

 

ハンドルに沿って動かないように、テープでしっかり巻いて固定します。

 

インナーケーブルにはケーブルに合ったグリスを塗布します。

抵抗が減るのでブレーキの引きも軽くなり、変速もスムーズに動きます。

 

ワイヤリングの行程は、非常に重要なポイントです。

変速&ブレーキタッチの善し悪しはここで決まります。

手間はかかりますが、ここをケチったらプロショップ失格です。

 

 

 シフトとブレーキはレバーを強く握って初期伸びを取ります、その後変速調整とブレーキの調整を行い、最終段階へ。

 

8)バーテープ巻き


 

簡単な作業のように思えるかもしれませんが…

実は我々、かなり気をつかいます。

直接手で触れる部分ですし、1番目につきやすい場所です。

隙間が無いか、左右対照に巻けているか、ゆるんでいないか…

集中力をフルに使って巻いていきます。

 


9)仕上げ 


全体のネジの増し締めチェック、車体にキズが無いかチェック、

お買い上げパーツのチェック、これらを複数のスタッフで行います。

そしてチェックを終え、問題が無い事を確認したら…

ようやく「完成」です。

 

 

パッと見ではなにも変わっていないように見えるかもしれませんが、

実はこれだけの工程を踏んでいます。

時間にしてスタッフ1人が半日〜かけて組み立てます。

 

ただ残りの3割だけを、ささっと組み立てたバイクとは

仕上がりに歴然とした差が生まれます。

 

お客様の大事なお金でお買い上げ頂くバイクですから、

価格以上の品質でお渡ししたいと考えています。

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