あの空に背伸びして

山好き中高年のblog

紅葉と霧氷と絶景の甲子山~大白森山

2016年11月01日 | 2016年山歩き

2016/10/30(日)、福島県西郷村の甲子温泉から那須連峰北端の甲子山~大白森山を歩いて来た。

※大白森山から霧氷を纏った甲子旭岳~三本槍岳方面の絶景。

 

 

 この週末は北日本を中心に低温、強風と山間部では大荒れの天気となった。

その為、土曜日は登山を回避して紅葉狩りドライブへ。天気の回復が見込める日曜日に山に行く事とした。

候補は登山指数がAになった高原山が良いかな?と思ったが、先週も釈迦ヶ岳に登っているのでそれでは芸がない。

次に浮かんだのが北温泉から三本槍岳。これだと強風に煽られて途中敗退が目に見えている。

ならばと、昨年10月中旬に訪れて美しいブナ林の紅葉が好印象だった甲子山に行こうとなった。

甲子山なら樹林帯歩きが主になるので、そんなに風の影響は受けないであろうと言うのも理由の一つ。

マウントジーンズ・スキーリゾートを過ぎた辺り、那須甲子道路付近の紅葉が丁度見ごろ。

 

 

途中、車窓から見えた那須連峰北側(朝日岳~三本槍岳~赤面山)の山肌が霧氷で真っ白。

 若しかしたら甲子山でも紅葉と霧氷の両方が楽しめちゃうんじゃね?

そんな期待を胸に抱いてレッツラゴー!

 

 

 登り始めの樹林は期待通り紅葉(黄葉)の最盛期。

 

 

 ブナやミズナラなどを中心に美しい輝きを放つ。

 

 

立ち止まっては見上げる回数が増え、これでは中々進まないと言うもの(笑) 

で、ジグザグの急登を歩いていると下方からガサガサと物音が・・・。

やばい熊か!と思って反射的に「ウオ~ッ!」と大声を出したら登山者だった(^^;)

 

 

後続のハイカーは中高年のご夫婦。旦那さんが先行し、暫くして奥さんがやって来た。 

お二人のペースが速いので猿ヶ鼻で休憩中に先行してもらった。

その猿ヶ鼻から樹間越しに望む赤面山~三本槍岳方面山腹の霧氷をズームで。

雲に覆われて全体像は見えないが、周囲の山々は広範囲に霧氷を纏っているらしい。

 

 

 猿ヶ鼻から先の尾根の木々はすっかり落葉して冬の装い。

甲子峠分岐まで来ると木々の枝には期待通りの霧氷が・・・!

 

 

 まずは甲子山頂を目指して霧氷の華が咲く森を行く。

強風と寒さに耐えられずニット帽を被る。

 

 

 最後の登りで猿ヶ鼻で抜かされご夫婦とスライド。

これから大白森山まで行くと仰っていた。

 

 

  そして、霧氷のトンネルを抜けると・・・

 

 

 甲子山頂(1549m)に到着。

昨年は山頂から望む迫力の旭岳を眺めながらのんびり休憩したが、今日はガスの中で何も見えず。

 

 

相変わらず風も強いので、坊主沼へ行く予定を変更して下山する事にした。

いや、待てよ。このまま下山してはいくらなんでも物足りない。

そこで頭を過ったのが、 あのご夫婦の大白森山へ・・・という声。

 

 

 

今回は大白森山への予定はなかったので、全く下調べもしてこなかったが道は1本道。

何とかなるだろう。

分岐から甲子山の山腹を巻くように豊かなブナの原生林を北へと向かう。

 

 

 少し開けた所に出ると、これから向かう2つのピークが見えてくる。

その先にはどっしりとした大白森山が聳えている筈であるが、今はまだ生憎とガスの中。

それにしても凄くきれい!尾根全体が霧氷に覆われている。

 

 

 その霧氷の森へと突入~♪

 

 

 幾つかのアップダウンを繰り返しながらの爽快な尾根歩き。

 

 

 余りの美しさに興奮を抑えられない。

地図を見ると1445P付近に天狗平と記されているが、前方のピーク辺りだろうか?

草原状の尾根も素晴らしい。

 

 

 

 

 

1445Pから歩いて来た尾根を振り返る。

山頂はまだ雲の中であるが、左側のピークが甲子山。

時折日差しも出て天気は回復傾向なので、甲子旭岳が姿を現すのも時間の問題であろう。

 

 

こちらは下郷町方面。足倉山?の紅葉と霧氷のコラボ。

 

 

 

 大白森山~二岐山縦走路の起点となる甲子峠に到着。

白河方面への甲子林道は一般車通行禁止となっている。

 

 

 場合によっては甲子峠まで来たら戻ろうかと思ったが、大白森山まで0.8kmの道標を見たら行くしかないよね(^^;)

最初は美しいブナ林の中をゆるゆると進む。

 

 

 日差しが出てくると気温も上がり、風で飛ばされた霧氷がパラパラと落ちて顔に当たる(>_<)

 

 

 いよいよ山頂直下、涸れ沢の急登。

こいつが結構エグイ!両手両足、四つん這いで登りながら高度を稼ぐ。

途中でソロの若い女性、中高年のご夫婦2組(内1組は甲子山で会ったご夫婦)、ソロ男性と交差。

オイラを見るなり、「多分来ると思ってました」と奥さん(笑) 

 

 

 涸れ沢を登り切って傾斜が緩むと程なくして小白森山~二岐山への縦走路分岐へと出る。

大白森山へは分岐を右へ。道はしっかりしているが背丈ほどある藪の中を進む。

やがて視界が開けるとそこが山頂(1642m)でした。

 

 

相変わらず風は強いものの、すっかり雲が消えて大パノラマが出迎えてくれた。

南側に霧氷を纏った三本槍岳~旭岳~三倉山などの眺望。

言葉を失うほどの絶景である。

 

 

 青空となった北側には小白森山~二岐山~小野岳~大戸岳など、会津の山々。

もう少し天気が良ければ吾妻連峰~安達太良山、遠くに飯豊連峰なども望めるという。

今日はこれだけでも大満足ですよ\(^o^)/

 

 

山頂には風を避けながらソロの男性が休憩中。

小白森山から縦走して来て、これから甲子温泉に下りると言っていた。

 さて、自分は一旦甲子峠まで下りて今登って来た大白森山を眺めながらのランチタイム。

 

 

 再スタート後は全容を現したカッコいい甲子旭岳を前方に眺めながらの尾根歩き。

往路時に比べると霧氷の白さは減ったが、素晴らしい眺めである。(1445P付近より)

 

 

 どっしりとした大白森山を振り返る。

 

 

 小ピークから甲子山と旭岳。左奥に三本槍岳。

 

 

 甲子峠分岐へと続く甲子山北面の展望地から青空を背にした大白森山を望む。

この時間になると天気は完全に回復し風も随分弱くなった。

 

 

甲子山分岐を過ぎ、猿ヶ鼻から先は再び秋色の森へと突入。

最後に抜きつ抜かれつした例の健脚ご夫婦にお別れの挨拶。

大白森山へと背中を押してくれたのはお二人が居たからこそ。有難うございました。

 

 

 たっぷりと降り注ぐ日差しに輝きを増す紅葉。

 

 

 

 

 

 眩いほどの美しさに何度も足を止める。

 

1度の山行で紅葉(秋)と霧氷(初冬)の二つのシーズンを堪能。

時間経過と共に天気も回復、途中のピークや大白森山山頂からの絶景も得られ贅沢な山旅となりました。

初めての大白森山は山頂直下の涸れ沢の急登に難儀するが、それ以外は登山道も整備され爽快な尾根歩きが楽しめる。

特に迫力の甲子旭岳~那須連峰のパノラマは最高であった。

それにしても、この山域はかなり魅力的。またルートを変えて歩いてみよう♪

  ●甲子温泉登山口~猿ヶ鼻~甲子峠分岐~甲子山~甲子峠分岐~1445P~甲子峠

~大白森山~甲子分岐~甲子温泉登山口

標準CTは約6時間30分。

 

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18 コメント

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赤と白 (のんびり夫婦の山遊び)
2016-11-01 20:47:43
リンゴさん、こんばんわ!
前日は湯西川で紅葉狩りをされ、翌日は紅葉と霧氷を楽しむなんて、
凄いフットワークですね。
東北の山、高度が高いところは初冬、真っ白な霧氷と低いところ
では紅葉と贅沢な甲子山・大白森山でしたね。
甲子山、紅葉が綺麗なところなんですね。

これからは低山の紅葉を楽しみたいです。
Unknown (chikoやん)
2016-11-01 21:48:47
青空の青
霧氷の白
紅葉の赤。。。
トリコロールカラー満喫Dayでしたね~。
誰に見せるわけでもないのに、木々が鮮やかに
色づいたり、そぼろをまぶしたように真っ白になったり。
自然の現象ってやっぱり素敵だなぁ。って
思ってしまいました。
初冬と晩秋の景色。
1日で2度おいしい! でしたね。
Unknown (まっちゃん)
2016-11-01 22:56:14
一足お先に初冬の装いを楽しむなんて。
羨ましい!

大白森山で天候が回復したくだりは、
自分が歩いたみたいにわくわくしましたよ。

甲子林道の白河方面は、廃道化した
後にオフロードバイクで悶絶しながら走ったことがあります。
もはや自然に還りつつ道で、一体何度転倒したことか覚えていない程。
バイクの損傷と怪我数ヶ所でしたが、
物好きのライダーは皆同じような状況で、出会うとヘルメットの奥でイタヅラを見つけられた子供のようにお互いにニコっとして居たのを思い出しました。
Unknown (でん)
2016-11-02 00:58:50
きれいです!
関東でも初冠雪ということで
浅間山と男体山を見に昼のさんぽで大小山へ行きましたが
白くなくてガッカリでしたがもう山は冬ですね。
紅葉している木々が霧氷に覆われたらきれいだろうと想像しますが
そんな光景は滅多にないもので自然はうまくできています。
植物は知っているのですね~
吾妻連峰? (ゆうママ)
2016-11-02 12:56:54
こんにちは。
さすがリンゴさん、抜かりないですねぇ~。
でも、今回ばかりはこちらも負けてませんよ。
30日には「魔女の瞳」に会いに一切経山に行ってきました。が、紅葉は終わってこちらも霧氷(樹氷?)
と吾妻小富士のお釜、「魔女の瞳」を満喫してきました。
めっちゃ寒かった。冬の装備で行かなかったので浄土平駐車場であわてて雨具のズボンを履いた位。
帽子は仕方なしにそのまま、手袋だけはきちんとしていたので良かったです。
頂上付近では重いはずの私の体が横風にあおられて飛ばされそうに。。頂上では涙目と鼻水が止まらず魔女の瞳を見て早々に下山。避難小屋はお昼(?)を食べる人で大渋滞でした。
それでも午前中に終わってしまったので裏磐梯の五色沼を見てきました。そちらは紅葉していてとてもきれいでした。帰宅後は復習として「ブラタモリ」の録画を観てました。
磐梯山、山体崩壊、流れ石~
(って、これブラタモリの磐梯山は宝の山偏を見た人にしかわかりませんよね~)
のんびり夫婦の山遊びさん (リンゴ)
2016-11-02 19:44:39
こんばんは。

いやいや、フットワークの軽さではのんびり夫婦の山遊びさんには敵いません(^^;)
私は片道1~1時間半ほどの近場でばかりで遊んでいます。
今回も紅葉目的での甲子山でしたが、霧氷まで見られて大満足の山旅となりました。
今朝の釈迦ヶ岳も山頂付近が真っ白。
冷え込みの強い日は霧氷目的での山行も面白そうです。
chikoやん (リンゴ)
2016-11-02 19:51:47
こんばんは。

>トリコロールカラー・・・正にその通り!あ~っ、タイトルで使いたかったな(^^;)
「トリコロールカラーの甲子山~大白森山」ってね(笑)
甲子山頂ではガスっていて少し落胆しましたが、天候回復を信じて大白森山まで行って大正解。
霧氷と青空と大展望までGETできて最高でした。勿論紅葉も・・・(^^)v
まっちゃん (リンゴ)
2016-11-02 19:59:04
こんばんは。

強風予報は出ていましたが、午後からの回復を信じて行って良かったと思います。
天気は10時過ぎ頃から良くなり、大白森山山頂に到着したころには大展望も!
前日の天候の様子からも霧氷がついているのは予想していました。
廃道化した甲子林道、確かにオフロードバイクで走ってたというネット情報はありますね。
でんさん (リンゴ)
2016-11-02 20:03:48
こんばんは。

今朝も随分冷え込みましたね。
通勤の途中で見た高原山や男鹿山塊の山頂部も真っ白。
ただ、こちらは冠雪というより霧氷だったかも知れません。
これからは大小山から真っ白に雪を被った山々を眺めるのも楽しみですね。
ゆうママさん (リンゴ)
2016-11-02 20:13:17
こんばんは。

やっぱりこの日は一切経山でも霧氷が見られましたか。
魔女の瞳には何年か前の夏休みに会いに行ってます。
天候不順の年で前半は雨ばかり・・・(T_T)
東吾妻山には登頂できなかったので、いつかは再チャレンジを!と思っています。
一日で二度美味しい (ケン坊)
2016-11-02 20:56:42
こんばんは。
良い天気予報の割には空模様が思わしく無かったので
近場の里山で遊んじゃいましたが、流石はリンゴさんですね
こんな素晴らしい景色に出会っていたとは...やるね~
紅葉と霧氷がベストマッチでこれ以上望んだらバチが当たる
情報分析力と勇気...両方ともケン坊には乏しくて>笑<
Unknown (mikko)
2016-11-02 21:13:35
一枚目のお写真でおもわず「お~!」と発してしまいそうになりました。
それからはあまりの素晴らしさにこちらも気を失いそう(笑)でしたよ~
紅葉と霧氷なんて一粒で二度美味しい山行でしたね。
やっぱりリンゴさんは美しい物に鼻が効きますね~
ケン坊さん (リンゴ)
2016-11-03 07:43:52
おはようございます。

前日の様子からこの日は霧氷が見られそう。と、高原山と甲子山を候補に挙げました。
どうせなら紅葉も楽しみたいとの事で後者に。
徐々に天気も回復し自然が造り出した美しい光景を堪能することが出来ました。
さて今日の祝日はこれからどうしましょうかね?
ゆっくり起きたので近場かな・・・(笑)
mikkoさん (リンゴ)
2016-11-03 07:51:07
おはようございます。

美しいものには特に鼻が利く?自分であります。女性も然り・・・(笑)
この日は前日からの低温と強風で広範囲に渡って霧氷が見られました。
これからの晩秋~初冬にかけては低山での紅葉と、標高1500m以上では霧氷も楽しめますね。
スノーシーズンがやってくるのもあっという間です。
霧氷 。。。 ! ! (多摩太郎)
2016-11-04 08:15:14
 お早うございます。
霧氷が。。。素晴らしい光景ありがとうございます。この時期ならではですね。
三本槍が見る角度によって、こうも違うのですね。少し下ればまだまだ紅葉が見頃ですね。
Unknown (かかし)
2016-11-04 09:23:52
初めまして、かかしと申します。

グッドタイミングですね。
幻想的な景色が広がる魅力的なルートですね。
私も挑戦してみたいです。
多摩太郎さん (リンゴ)
2016-11-04 20:29:43
こんばんは。

昨年の秋に甲子山に登ったのですが、山頂から眺める迫力の旭岳に圧倒されました。
三本槍などの那須連峰もそうですが、見る方角が違うと印象も変わります。
霧氷は狙っても簡単には見られませんが、昨年の赤面山同様にタイミングが良かったです。
かかしさん (リンゴ)
2016-11-04 20:38:11
こんばんは。

拙ブログへようこそ。そしてコメントありがとうございます。
これまでも何度か霧氷を目的に地元の山へ登ってますが、半分以上はスカされています(^^;)
今回は霧氷がつく条件にぴったりの天気でしたね。
今までで印象に残っている霧氷との出逢いは釈迦ヶ岳、赤城山、赤面山、そして今回の甲子山~大白森山。
またファンタジックな景色を見られたらラッキーです。

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