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◆望みがかなう時

2017年05月17日 06時19分51秒 | 聖書

期待が長びくと心は病む。
望みがかなうことは、いのちの木である。(箴言一三12)
ブッセの詩に、「山のあなた」というのがあります。落語家の山のアナアナで有名になりました。
 山のあなたの空遠く
「幸い」住むと人の言う。
 ああ、われ人ととめゆきて、
 涙さしぐみ帰りきぬ。
 山のあなたになお遠く
「幸い」住むと人の言う。
期待し、求めていても、いざ手に入れてみると幻滅。――私たちは、これをくりかえしています。受験の山を越えれば灰色はおしまいと思ったが、そうではなかった。あるいは、理想の男性と結婚にゴールインしたら、すべてばら色と思ったが、そうではなかったという経験はよく聞きます。課長になったら、部長になったら、家を建てたらと期待しますが、青い鳥はいつも飛び去っていってしまいます。そして、「期待が長びくと心は病む」のです。
しかし、期待と幻滅、期待と幻滅のくりかえしでない生き方を聖書は示しているのです。それは、「望みがかなう人生」です。「いのちの木」に葉が茂り、花が咲き実がみのる人生です。
神の中に、人生のほんとうの目的を見いだした人は、神の中にいのちの望みを置きます。信仰によって、神の愛と直結した時、悔いのない人生が始まります。それは、与えられたものの中で一〇〇%満足し、勇気をもって喜んで前進する生き方です。このように神によってすべてのものを受ける時、家庭も結婚も職場も、大きなチャレンジと十分な満足の場となるのです。
ノーベル平和賞を受けたマザー・テレサは、死んでゆく人のそばにいてあげるというただそれだけの単純な行為の中に、「いのちの木」を見いだしているのです。
 
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