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◆ちょっとだけ

2017年09月26日 07時19分18秒 | 聖書

ぶどう酒が赤く、杯の中で輝き、
なめらかにこぼれるとき、それを見てはならない。(箴言二三31)
これは、酒に魅せられた体験者のことばではないでしょうか。そうでなければ言えないような表現です。直訳すると、「ぶどう酒が赤く、その杯の中にその目を与え、まっすぐ行く時、それを見てはならない」となります。ぶどう酒が赤く輝き、ウインクするというのです。「ウインクされても見てはならない」とは、面白い言い表し方です。
酒におぼれて家庭を破壊し、自分でも死の苦しみをする人々は案外多くいます。救世軍中将山室軍平が酒の害をあげているのを見ましょう。健康を害する。能率を減退させる。人を愚かにする。人を短命にする。人を貧窮に追いこむ。人を犯罪に追いやる。家庭を破壊する。非行少年を出す。……と読んでいくと、ちょっとこわくなります。
何年か前のこと、もう夜の十二時近かった、からっ風の吹き抜けていく駅のホームで、ぐでんぐでんに酔っぱらった中年男が哀調を帯びたスーダラ節を歌っていました。奇妙なことに、時々思い出します。
 チョイト一杯のつもりで飲んで
 いつの間にやらはしご酒
 気がつきゃホームのベンチでゴロ寝
 これじゃ体にいいわきゃないよ
 分かっちゃいるけどやめられない……。
ちょっとだけ、……これは悪魔がいつも口にする、ありふれた手口ではないでしょうか。ダビデも、屋上からバテ・シェバのヌードを見た時、やはり、ちょっとだけだと、バテ・シェバを召し寄せたことでしょう。ユダが、仲間の財布から金をくすねた時も、ちょっとだけのつもりだったでしょう。しかし、ダビデもイスカリオテ・ユダも、それではすみませんでした。自分の中にあるちょっとだけという心のメカニズムを反省してみる必要があります。
 
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