自宅で父を刺殺 57歳の息子を逮捕 伊達市

衝動的に殺害か

4月26日午前5時10分頃、福島県伊達市保原町上保原の民家から

「夫が義父を殺したと話している」(読売新聞より引用)

と110番通報があった。

（画像はイメージです）

伊達署員が駆けつけると、この家に住む無職、小賀坂登さん(92)が上着に血がついた状態でベッドに仰向けで倒れているのが発見された。

ベッドの近くに血のついたはさみがあり、福島県相撲連盟の事務局長で、この家に同居している四男のバス運転手、小賀坂義春容疑者(57)が

「殺そうとして刺したことは間違いない」(読売新聞より引用)

と容疑を認めたため、同署は殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

その後、登さんは病院に運ばれたが失血死で死亡した。同署は容疑を殺人に切り替え、詳しい動機などを調べている。

事件前日にケアマネジャーと利用頻度の相談

登さんは約1カ月前から週1回の頻度で市内の介護施設のデイサービスを利用していたという。

事件の前日、義春容疑者は登さんの今後のデイサービス利用について、利用頻度を増やせないか介護施設に相談していたことが4月29日までにわかった。

同署は介護にストレスをためていた義春容疑者が、介護中にかっとなって衝動的に殺害しようとしたとみて、さらに動機と経緯を調べている。