本多利雄 墨のしごと

現代に生きる「書」はどうあるべきか
そんなことを考えながら書と関わっています。

第89回兵庫県小・中・高校絵画展

2016年12月28日 16時47分50秒 | 

大丸神戸店で開催中の第89回兵庫県小・中・高校絵画展に行った。

この展覧会は。1925年(大正14年)からというから歴史は長い。

私は、加西市の中学時代、美術部に所属していた。水彩画の上手な先生が居て

遅くまで学校周辺の写生や図工室で、好きなその先生や友達と時を過ごした。

描いた絵画を先生に引率されて神戸まで持って搬入に来た思い出のある展覧会である。

今は第三セクター線となった国鉄北条線で粟生まで出て、加古川線に乗り換え加古川から

山陽本線で元町まで、結構重い額入りの作品を持って神戸まで出てきた。

帰ったら暗くなっていた。神戸まで出ることは滅多にない時代で忘れがたい思い出になっている。

年末に開かれることも恒例になっている。

来年1年生になる孫を誘って出かけた。

全てが力作で、いつものことだが特に低学年の作品に魅せられた。

画面一杯に入魂の作が並ぶ。まさに全力投球と言える渾身の子供の姿が見えてくる。

見飽きない。引き込まれる。

 

書も低学年の子供が集中して書いたものは、こちらが真似したくなるような魅力的な

「書」になっている。

しかし、こどもの書展となると上位入賞者は、「教育的見地」ともいうのか、

そうゆうこどもらしい作品は上位とはならない。審査というものは本当に難しい。

大人の作品も同様で評価の固まった作品が上位をしめる。

簡単に順位を付けるのは難しい。しかし多くの展覧会では

段階的に「賞」があり、多くはその「賞」に振り回されている。

 

子供達の絵に大いに刺激をもらった。

この難しい世の中を歩むこどもたちが、この絵画に表現された豊かな気持ちを

持ち続けてほしいと思うと共に穏やかな社会を引き継がせるようにと

思いつつ会場を後にした。


1年生の作品



1年生の作品

 

 

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