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国民が法案をチェックせず、悲劇を招いた事例

2017-06-23 13:01:32 | 日記
  共謀罪法に関して思うが、過去にもいくらでもあろう。戦前の「治安維持法」はその典型だろうし。明治憲法にも「人権」は明記されていたから、憲法を使い、国民はコントロールしなければならなかった。治安維持法に限らず、国民が政府や軍部をチェックしていたら、戦争の歴史はどうだったのかと思うわけだ。当時は情報が閉ざされていたから、難しかったかもしれないが、言い訳にはならないわけです。




 戦後も多いと思う。ライ予防法はその典型。法案が施行された後、世間はその法案自体を忘れ、一部の厚生役人たちが元患者たちにも実態を隠して、隔離政策を長く続けた。確かに、隠されたら、対抗する手立てはないのかもしれないが、国民が法案をチェックし続ける習慣があれば、厚生役人も隠す事はしなかった気がします。その法案は憲法の三本柱の一つの「基本的人権」に明らかに反しており、それが長く続いた事は戦後になっても日本国民は法案に無関心になり続けている事を現わしているように思えてなりません。




  調べていけば、法案に国民が無関心になり、悲劇を招いた例はいくらでもありましょう。共謀罪法も国民がつねにチェックし続けないといけません。日本の民主主義も常に試されているわけです。



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