東中野・高田馬場の地域日記

東中野、高田馬場の不動産屋のきまぐれ、そよかぜ地域日記

新人紹介 <第3弾>

2017年05月27日 | スタッフ紹介

新人自己紹介第3弾です
今日は私、管理部所属の釘谷の紹介をさせていただきます
さてこの名字、ぱっと読める方はなかなかいないと思います。
電話で名乗る時は大抵「えっ?」と聞き返されますし、手紙の宛名が「針谷様」やら「釛谷様」なんて見たことない漢字になっていることも珍しくありません
くぎ、たにと書きまして「くぎや」と申します。

さて、「管理部」とはどんなことをする部署なのか?
それは文字通り「オーナー様からお任せいただいた物件をオーナー様の代わりに管理する部署」です
物件の見回りから家賃回収、煩雑な書類手続きの代行、修繕やリフォーム業者の手配まで業務は多岐に渡ります。
不動産業界に入って間もない私は、覚えることが多く毎日勉強の積み重ねです
失敗も多いですが、優しい上司や先輩諸氏が辛抱強く面倒を見てくださるので少しずつですが日進月歩していると思います


さて、自己紹介と銘打っておいて何ですが、あまり人様に話せるような楽しいエピソードを持ち合わせておりません。
そこで、今まで私自身が遭遇してきた「困った隣人たち」を紹介させていただこうかなと思います


1.アニソン熱唱男
私がM県S市に住んでいた頃(杜王町のある政令指定都市です)。
その頃住んでいたマンションですが、夜中に度々歌声が聞こえてくることがありました。
ただ部屋の中で歌うなら近隣住民だけ迷惑を被るのでしょうが、どうやらその不届き者はわざわざエレベータ室で熱唱していたようで、どの階からも等しく反響して歌声が響いてくるのです
しかもジャンルがアニメソング一強。
アニソンばかり歌っているとわかる私も同じ穴の狢ですが、一番印象に残ったのは進撃の巨人OP「紅蓮の弓矢」でした。
歌の途中で高らかに叫ぶ「∠゚Д゚)/イェェェェガァァァァァァァァァ!!!!!!」までご丁寧に再現してくれた時は流石に苦笑いでした。建物の外にまで響き渡るような大音量でした
ただその後夜中の熱唱が止んだので、流石にどなたからか怒られたのかもしれません。


2.喧嘩する夫婦
これも同じくS市の話。
お隣に住んでいたのはまだお若い仲の良さそうな夫婦でしたが、数ヶ月に一度凄まじい喧嘩をするんです。しかも毎度真夜中に
大抵女性の涙混じりの金切り声から始まり、男性の怒声が響き、女性が泣きながら部屋を飛び出して階段を駆け降りていく音まで隣室に筒抜けでした
ついでに言えばここに書くのも憚られるようなプライバシーまで筒抜けでした(おかげで隣人たちの知りたくもない個人情報を知ってしまいました)

ただその夫婦喧嘩もある時からぱったりと止みました。
男性の怒声と共に何か固いものを殴りつけるような音が十数回響いて、それっきり。
真夜中に旦那様が裂帛の気合を込めて硬いかぼちゃを切ろうとまな板に叩きつけている説も否定できませんでしたが、なんとなく不穏なものを感じてその時ばかりは警察に通報しました
その後すぐ引っ越したので、その夫婦がどうなったかはわかりません


3.鳥の巣
これは隣「人」ではないのですが、東京に引っ越してきて間もない頃。

通常エアコンを設置する時、壁に穴を開ける必要があります。
前の住人がエアコン設置のために穴を開けたとしても、退室してエアコンを撤去した際は、外側の壁にプラスチック製の蓋を被せて穴を塞がなければなりません。

どうやら前の入居者様がその蓋をなくしたようなのですが、不運なことに誰もそのことに気づかず、次に入居した私も不動産のことなど何ら知らない状態でしたから、ただ「壁に穴あいてんなー」程度の認識でした

それがどうやらまずかったらしいと気づいた時にはその壁の穴に鳥が巣を作ったあとでした。
共同住宅で鳥に巣を作られるというのは、あまりよろしくない状態です。
まず糞尿の被害があります。単純に汚いというだけでなく、鳩の糞などには人体に有害な病原菌が含まれる恐れがあるそうです
また、鳥たちのネットワークで「この建物は巣を作れるぞ」といった情報が流れると、自分だけではなく近隣住民のベランダ等に巣を作られる可能性があります。
さらに、「鳥獣保護法」という法律によって鳥に害を成すことが規制されています。もし巣の中に卵や雛がいた場合、撤去するのは法的に困難だそうです。

まあ、うちの場合は単純に「早朝ものすごくうるさい」というのが問題でした
よく聞くチュンチュンなんて可愛らしいものではありません。「ヂュヂュヂュヂュヂュ!ヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュ!!」と超音波のような高音がひっきりなしに壁一枚越しの場所から聞こえてくるのです。
しかもよりにもよってエアコンの穴は枕元の真上です。耳元で鳴き喚かれているようなものです。
低血圧で朝に弱い私にはある意味ありがたい目覚ましでしたが、流石に早朝四時からそれをやられては溜まったものではありません
オーナー様に相談して業者を手配していただいたところ、運良く卵や雛はなかったようで、早急に撤去していただけました。
ただし壁の穴を塞いだ次の日、「巣穴に入れない!!なんで!!!なんで!!!!!」といいたげな鳥の抗議が一日中響くことになりました。鳥って本気を出せばあんな声出せるんだな、ということを私は初めて知りました。やかんが沸騰した音を想像していただければ大体ニュアンスは伝わると思います。


さて、いかがでしたでしょうか。思い返せば笑い話になるようなものばかりでしたが、当時は本気で悩んだものです
管理部には様々なお悩みをもった入居者様、オーナー様から相談の電話やメールをいただきます。
住まいのお悩みというものは、たとえ人から見れば些細なものでも本人にとっては重大な問題だと言うことを私は身を持って知っています。
もしお住まいの住居でお困りのことがありましたら、なんでもご相談いただければと思います
入居者様に快適な生活をお送りいただけるよう、誠心誠意頑張らせていただきます


それでは来週の新人自己紹介をお楽しみに!

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