こんにちは!
担任助手の田中です!!
先日公開授業がありましたが
みなさんどうでしたか???
板野先生の生授業、心に残ったと思います。
しかしこんなに素晴らしい公開授業のことで
私の胸にチクリと何かが刺さりました。
「無料」
この文言が私の心に影を落としたのです。
大阪の人間はとかく「無料」に弱いと言われます。
私も例外ではありません。
駅前でよく配っている無料のポケットティッシュは
ついついもらってしまいます。
そして高校生・大学生には欠かせない
「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」などのSNS。
これらも基本は無料です。
スマホアプリは無料なものがほとんどですが
なぜ無料でもサービスを続けることが
できるのでしょうか??
スマホゲームだと「課金」ですが
SNSでは基本的に「広告」で
収入を得てサービスを提供しています。
ですがSNSが持つ大きな武器に
「ビッグデータ」があります。
例えば私がTwitterで「うどんが大好き!!」
とつぶやくとしましょう。
すると私のTL(タイムライン=フォローしている人のつぶやきを見る画面)
にはうどんの麺や出汁などうどんに関する広告が
たくさん出てくるようになります。
つまりTwitterは私のうどんが好きというツイートを
見たことで私にあらゆるうどん商品を薦めるようになったわけです。
このとき私のツイートはビッグデータのうちの
ひとつということになります。
もう一つ例を出しましょう。
みなさんポイントカード持ってますよね?
コンビニでお金を支払うときに
ポイントカードを提示する。
この当たり前の行為もビッグデータの一部です。
どこどこに住む何歳の男性が何時にどの商品を買った
という情報は販売戦略を考える上で重要です。
私一人の情報なら大したことはありませんが
ポイントカードを持つ何百万、何千万という人々の情報なら
それはとんでもない価値になるわけです。
ポイントカードは作るのも使うのも無料ですし
ポイントが溜まっていくシステムで
顧客には有利な点しかないと思っている人も
多いでしょうが
私たちは「情報」を売っているのと変わりないわけです。
つまり何気ない日常の中で私たちは
知らぬ間に自らの情報を売り
企業に有効活用されているのです。
日本に住む人たちの情報、それがビッグデータなのです。
この恐ろしさ、わかっていただけましたか?
無料の裏にはこういった事情があるということです。
無料だからといってそれが良いとは限らないので
みなさんくれぐれも気を付けてくださいね!!!
(注)公開授業悪いと言っているわけではありませんよ!(笑)