80才のつぶやき

孫から御下がりのipadを
使い始めて10年。今は90歳です。
お一人様の、終活の日常を綴ります。

ツツジの花に誘われて

2014年04月27日 | 老夫婦の日常

ツツジの花に誘われて天気よし、散歩にでかけた。
池下界隈は、開発されて、目を見張るマンション群。
スペースの前庭には、花と緑の木木が整然と並び、美しい。

古川美術館も、その一角にあり、招待券を頂いたので、のぞいてみた。
日本画家、 木村光宏さんの絵
長野出身、油から日本画に独学で絵の世界を築かれた方。

パンフレットの妙高山、黒姫山、勇姿を描いた絵に魅せられて、やって来た。
四間もありそうな、巨大な絵だった。
吉野山の桜、 群像も、大きな絵。
ピエロの絵は、日展、特選の絵、と書いてあった。

独学で絵の世界を築かれた方に、見習って、チョッピリ、勇気が湧いてきた。
これって!!もう遅くない?



開けてービックリ

2014年04月26日 | グルメ


突然宅配のお兄さんが、大きな荷物、段ボウル抱えてやって来た。
印鑑を押しながら、だーれ?
差出人に目をやり、ハーモニック、新潟、三条市と書いたラベル、
ふーん、 なにかな?
開けてビックリ!!
和牛ビーフシチュー、カレー、ハヤシライス、ぎっしり入って居た。

やっと、記憶の彼方で、思い出した。
二月の葬儀の香典返しに、冊子が送られ、選ぶスタイル、思い出した。
あれだーーーそれにしても沢山な事なーーー
賞味期限は? と見たら一年間だった。

早速、シチューをーーアルミパック入り熱湯で温め、食べて見た。
銀座四丁目、スエヒロの味は、ルーは、美味しい、野菜のブロッコリーを加えたらまた美味しい
カレーも同様、ルーのお味は流石、茹で野菜を加えれば、またよし。

そんな感じだった。三度サンドの食事に、手抜きの献立に利用したい。
それにしてもぎょーさんあるなーー
冊子の写真が、小さくて、年寄りには、ハッキリ内容が分からなかったけど。

三岸節子とは

2014年04月22日 | 老夫婦の日常

愛知県 出身一宮市の方、先天性の股関節脱臼で生まれながら平坦な人生で無かった。
織物業の生家が倒産、結婚した三岸好太郎も事故で死別、様々な苦労はしても
筆はおらず、ずーと油彩画を描きつずけたひと。

何でもやりつずける、継続は、力になるもの。
此の方は、絵をかきつずけた。
写真は九十四歳の時描いた、桜、咲いた咲いた桜が咲いた、 大胆なタッチ。
よく花を書いたので、花の画家と言われた。

私の記憶では、赤のお好きな人だなーと思った事がある。
そんな絵描きさんの生き様を、学芸員から聴いた。
十六歳で、庭石一つ我が家のものでないときかされ、没落、この時、絵で身を立てよう
と、決心、これを貫いた、原点はここにあるとーー

人間は、若い時に心に決意する様なチャンスが有ると、切磋琢磨するもの。
痛い思いをしないと、怠惰な人生を贈ることになるー~と思うこの頃です


方言

2014年04月22日 | 老夫婦の日常
以前住んでたトイメンに、明治生まれのお婆さん
おーい いりゃlーすか! と入ってくる
お話の合間に ほーきゃもー ほーきゃもを繰り返す。
面白いお婆さんがいた。きっすいのなごやべんである

テレビを見て居て、東北弁をはやくちでしゃべらられたら、サッパリ理解できないことがままある。
ありがと 一つとっても、関西人は、オオキニ

先日、足の指を骨折、病院で先生この指が、 オショレマシタア
痛いんです と言ったら、 きょとんとした看護婦さん
オショレマシタア 其れなーに???
ハッと気がついて、折れましたとせつめい、事なきをえた。
ほうげんだったーーー

家の中では主人と同郷、説明なしで通じる生活。
表と裏の使い方、後ろにいる人に向かって
おーい裏の衆 と呼びかける

方言は探せばいろいろあって、日本語に説明が入ル、オモシロイ

ミレー展

2014年04月21日 | 昔の思い出

ボストン美術館名古屋開館十五周年記念に、二十五点の油彩画 ミレー展を見た。
朝から珍しく雨が降り、足元もおぼつかないので、車で出掛けた。

フランソワ ミレー の代表作 種をまく人
来日五度目とあって、馴染みの名画
蒔いているたねは、麦か そばか どっち?
バルビゾン地方ならば麦
ミレーの、生まれた地方には、そばが作られているそうだからーー
どちらでも良いが、パンを主食の国麦かもね?
大きな暗めの絵だった。

バルミゾン、 フォンテーヌブローの森を描いたコロー、 ヂュプレ、ベーニヤなど
などそれはそれは、沢山な油彩画 六十五点もあった。

ミレー 生誕二百年を記念しての絵画展、ボストン美術館から選りすぐりの絵
内容のある展覧会だった。

帰りに珈琲と苺ケーキで、締めくくり、楽しい一日だった
一粒の麦、地に落ちてーーヨハネ伝1・24聖書ーーキリストが信仰を麦の種に例えた
種を蒔く人ーー岩波書店のシンボルマークに成っているよ。
本の左下にある。