我が家の庭の剪定・植木屋正ちゃん

　私の家には、小さいながら庭があります。
　私も父も不器用ですから、年に一回、近所の器用な方やシルバーの方にお世話になって、剪定をしていただいていました。当然、剪定した木々の後片付けや草引きは、私と妻の仕事です。



　庭の松が枯れ始めたこともあり、本職の植木職人である冨士田正治さんに5年前からお世話になり始めました。冨士田さんは、「植木屋正（しょう）ちゃん」の愛称で呼ばれています。高校時代から植木を専門的に学ばれ、神戸で修業され、地元中畑町に帰ってこられました。



　冨士田さんは、庭に植わっている木々を1本1本丁寧に剪定していかれます。1本1本の木がよみがえっていきます。最後は、刈り取った木々の後片付けだけではなく、草引きも丁寧にしてくれます。うっそうとした庭が、生まれ変わったようにきれいになります。
　お盆前に綺麗になった庭を見て、私の両親も妻も、大喜びです。本当に気持ちの良い庭に生まれ変わらせてくれます。



　冨士田さんは、植木職人としての仕事と共に、地域の様々な活動に積極的に参加されています。その代表的なことが、『三田音頭保存会』への参加です。『三田音頭保存会』は、旧黒田庄地域の方々の集まりでしたが、冨士田さんの参加を契機に西脇の方々も参加されるようになりました。また、西脇市内の夏祭りに、三田音頭がよく踊られるようにもなりました。
　また、『北はりま第九合唱団」にも所属され、ベートーベンの第九も歌われます。さらに、比也野の里のまちづくり協議会の一員としての活動、中畑町の役員としてほたる祭りの運営、西脇工業高校の応援等、身体がいくつあっても足りないと思うほど、精力的に活動されています。
　私も、見習いたいと思う冨士田さんの活動です。