東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

管内調査報告

2009-07-24 08:09:53 | 県議会
7月22・23日に行ってきました北播磨・東播磨・淡路の農政環境常任委員会の管内調査報告を簡単にします。
 西脇市土づくりセンター「ゆめあぐり西脇」は、1300頭の黒田庄和牛の堆肥処理施設として本年6月1日にオープンしました。有機肥料の供給施設として、西脇市の農業振興の重要な柱として位置づけられています。来住市長から、土づくりセンターに掛ける意気込みを語っていただきました。



 みのり農協では、酒造好適米である山田錦生産の現状と課題について説明をしていただきました。上羅組合長から、国内産農作物の使用に対する国・県の補助の要望、酒で乾杯する習慣を広げて欲しいこと等の要望が出されました。
 小野市にある(有)藤岡牧場では、経産牛137頭、育成牛70頭が飼育されており、年間1,184トンの乳量が共進牧場に出荷されています。経営も有限会社にし、1名の従業員も雇い、経営規模を拡大しています。乳牛を屋内で放し飼いにするフリーストール牛舎や立ったまま搾乳作業ができるミルキングパーラー舎など、様々な工夫をされていました。
 稲美町にある加古大池は、県下最大のため池です。印南台地は、篠山市の川代ダムから水利を取る東播用水とため池によって、稲作を行っています。用水路の整備やため池の整備等の工夫を土地改良区の方から話を聴きました。
 明石市魚住町では、12名の専業農家で「JA兵庫南魚住地区スイートコーン部会」を作られています。夏場の作物として、甘みの強いスイートコーン(とうもろこし)を生産し、6月20日頃から7月末まで市場に出荷しています。私もいただきましたが、大変甘みがあり食べやすかったのに驚きました。「兵庫県認証食品」も取得し、安心安全で甘みのあるスイートコーンを売り出しています。
 淡路市五斗長(ごっさ)地区は、山の斜面に位置し、平成16年の台風23号によりため池8カ所が決壊し、農地180カ所が被災しました。被災したため池を統合して災害復旧事業等で復旧することに併せ、災害に強いほ場整備を実施しました。淡路は、兵庫県で唯一食糧自給率が100%を超えています。農家所得も高く、水稲、タマネギ、レタス等多角的な経営を行っています。
 その他、北播磨県民局、東播磨県民局、淡路県民局では、管内の概要説明を受けました。私にとって、大変充実した管内調査でした。


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