楽久園会訪問

　1月16日、新年のあいさつを兼ねて、多可町八千代区にある楽久園会を訪問してきました。



　私が伺った時、ちょうど上野侃理事長さんがおられ、お話を伺うことができました。上野理事長さんは、元福崎町助役で、私が黒田庄町長時代から、懇意にしていただいています。



　上野理事長さんは、私の母と同い年で92歳です。大変元気で、はつらつとされています。元気な秘訣は、理事長として毎日自分のする仕事があり、朝、時間通りに起きて、規則正しく生活しているためだと話されました。なるほどと、納得しました。
　楽久園会は、養護老人ホーム楽久園、特別養護老人ホームゆりの荘、特別養護老人ホームゆりの荘（地域密着型）、軽費老人ホーム（ケアハウス）ゆりの荘、グループホームこぶしの里、小規模多機能ホーム悠久の里、小規模多機能ホーム清爽の里、デイサービスセンターきじの荘、在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所、ゆりの荘訪問介護事業所、短期入所生活介護（ショートスティ）、小規模保育事業ちびっこランドらくえんを運営しています。各種の幅広い老人介護施設と職員のための事業所内保育園の運営ですが、計画的に事業拡大をされているように感じます。



　職員研修にも力を入れておられます。私の教え子もお世話になっていますが、若手職員の定着・育成に頑張っておられます。ただ、それでも介護職員の人員が不足しているそうです。介護職員の確保に向けて、ハローワークを通じるだけでなく、介護職員紹介所にも派遣をお願いすることがあるそうです。
　現在、3年に一度の介護事業計画の策定が各市町で行われていますが、介護職員確保がしやすいような制度に国として取り組む必要があると考えます。
　施設の改修問題等もあり、様々な課題がある中でも、上野理事長さんは前向きにとらえておられます。上野理事長さんから学ぶべき点が、たくさんあると思っています。また、楽久園会をお伺いして、お話を聞きたいと思っています。