東野としひろ活動NEWS

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西脇工業高校での『高校生版議会報告会』

2017-07-19 07:19:41 | 市議会活動
 7月18日(火)、県立西脇工業高校での『高校生版議会報告会』が行われました。
 西脇工業高校では、西脇市議会主権者教育検討小員会との何回もの検討会の中で、他校とは異なり、生徒会役員と1年生から3年生の各クラス委員長の30名を対象とする『高校生版議会報告会』を行うことになりました。夏休み前の短縮授業の18日の午後1時半から3時までの1時間半を活用しての報告会でした。
 事前に、生徒会担当の先生や社会科主任の先生を中心に、生徒会や各クラスで西脇市の長所と短所について話し合いをしていただいていました。それぞれの意見を持って、報告会に臨んでくれていました。
 『高校生版議会報告会』では、寺岡校長のあいさつ、生徒会担当の先生の説明、パワーポイントを使っての古西議員の説明の後、5班に分かれてワークショップを行いました。私は、総合司会を担当しました。
 ワークショップでは、各班に2名の議員が担当しました。西脇市の長所・短所を出し合った後、西脇市の未来への課題について話し合い、今後取る必要がある西脇市の基本戦略について意見を出し合いました。5班とも、積極的な意見交換がされていたように感じました。
 最後に、5班のグループ発表をしてもらいました。生徒会役員ということもあり、スムーズな発表でした。西脇市の短所として共通してあげられていたことは、①公共交通(電車・バス)の便が悪い。②若者が遊ぶ場がない。③大型ショッピングモールがない。④PR力が弱いこと。を挙げていました。一方良い所は、①みらいえが完成し、勉強ができ交流が進んでいる。②子育て支援ができている。③自然が豊かである。こと等があげられていました。西脇市の課題は「人口を増やすこと」であると考え、そのための若者定住をどうするかについて意見交換をしてくれた班もありました。
 5班の発表を聞いていて、事前学習をしていただいていたこともあり、大変中身の濃い内容でした。議員の皆さんも、西脇高校に続くワークショップということもあり、スムーズに進行されていたように思いました。
 これで、市内3高校での『高校生版議会報告会』が終了しました。報告会のやり方は3校で異なりますが、一定の成果が出たと私は考えています。今後、3高校の先生方や生徒たちの意見を聴き、『高校生版議会報告会』の検証をしっかりと行う必要があります。9月に『高校生版議会報告会』特集の議会だよりの臨時号を出す予定です。10月に市議会議員選挙がありますが、来年度に向けての方向性も出していく必要があります。
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