東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

『ワークフェアin北播磨2012』

2012-01-20 06:20:53 | 県議会
 1月18日、定期的に訪問させていただいている西脇ハローワークの椿野所長にお会いしてきました。
 昨年11月末のハローワーク西脇管内の労働市場ですが、有効求人倍率は1.00です。全国平均0.69、兵庫県平均0.61に比べると非常に良いわけですが、10月が1.06であったことを考えると徐々に悪くなってきていると言えます。
 その原因として考えられるのは、異常な円高の影響がハローワーク西脇管内の企業にも徐々に現れてきていること、中国の金融引き締めの結果、中国向けの輸出(建設機械等)が減ってきていること、原油(特に工場で使う重油)価格が高値になってきていることなどがあげられるとの事です。
 下請け企業が多い北播磨地域にあって、海外輸出産業の影響が徐々に表れ、厳しい状況になりつつあると、椿野所長は話されました。また、厳しい状況下でも、ハローワーク西脇管内の企業は、ISOの取得や新しいビジネスの模索などの企業努力をされているとも話されました。
 嬉しい報告もしていただきました。新規高校卒の就職率ですが、兵庫県全体の平均が83.2%に対し、西脇管内では約95%です。高校の就職相談や企業の努力、ハローワーク等の公的役所の連携の成果だということができます。



 そして、新規学校卒業予定者、若年求職者を対象とした合同面接会である『ワークフェアin北播磨2012』を2月2日(木)に西脇ロイヤルホテルで行うという報告もいただきました。
 『ワークフェアin北播磨2012』は、ハローワーク西脇・西神、兵庫県等が主催し、西脇市、小野市、加西市、加東市、三木市、多可町が共催して行われます。参加対象者は、①今年3月新規大学卒業予定者、②平成21年3月以降の既卒者、③本年3月高校卒業予定者でまだ就職が決まっていないもの、④40歳未満の若年求職者です。参加企業は、北播磨地域から34社だそうです。
 厳しい雇用状況ですが、ひとりでも多くの若者の雇用が確保できるように、できることはすべてやるという姿勢が大切だと考えています。
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