成人に贈る言葉

　１月８・９日、全国で成人式が行われています。西脇市では、以前から帰郷しやすいように成人式の前日の日曜日に行われています。
　今年の成人の中には、私の家の図書室に勉強しに来ていた浅尾亮太君や東野翔太君、宮崎旺磨君達や南三陸町のボランティアに一緒に行った高橋悠司君がいます。仲間の一人として、心から祝福します。
　私の好きな言葉を贈ります。松下電器の創業者である松下幸之助さんの『道』という詩です。
「自分には、自分に与えられた道がある。
　どんな道かは知らないが、他の人には歩めない自分だけしか歩めない二度と歩めぬかけがえのないこの道。
　広い時もある。狭い時もある。登りもあれば、下りもある。
　かき分けかき分け汗する時もある。
　あきらめろというのではない。今立っているこの道、今歩んでいるこの道、ともかくこの道を休まず歩むことである。
　自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
　他人の道に心を奪われ、思案に暮れてすくんでいても、道は少しも開けない。
　道を開くには、まず歩まねばならない。」