東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

臨時議会

2009-01-30 17:31:59 | 県議会
 1月30日、臨時議会が開かれました。臨時議会は、私が県議会議員に就任して初めての開催です。県議会は、通常年間4回(2月・6月・9月・12月)の定例会が行われます。臨時議会は、定例会の閉会中に重要な案件が出てきたときに招集されます。今回は、百年に一度と言われる経済・雇用悪化を受け、国においても二度の補正予算が組まれました。兵庫県においても、10月に補正予算を組み、緊急経済対策を行いました。今回も、国の二次補正の成立を受け、臨時議会が招集されました。
 午前中、知事から1,192億2800万円の補正予算の提案があり、午後から各会派から質疑が行われました。昨日のブログでも書いたように、私も「経営円滑化貸付の弾力的運用」について質疑を行いました。
 播州織関係の業者の方から、「大変厳しい状況だが、新製品の開発や業界の協力によって何とか業績を持ち直したい。そのためには2~3年かかることを分かってほしい。」という相談をよく受けます。そのため、1年以内とされている経営円滑化貸付の据え置き期間を2~3年に伸ばす等の弾力的運用ができないかという点でした。この点について、井戸知事から前向きな答弁をいただきました。
 また、今回の未曾有の経済・雇用危機を、単に危機的状況として考えるのではなく、兵庫県の産業・雇用構造をつくりかえるチャンスと捉えることができると思います。少子・高齢社会の到来、食料自給率の向上、環境の保全と創造といった諸課題に対応するためには、福祉・介護分野、農業分野、森林分野の雇用促進に向けた取り組みが不可欠だということも述べました。
 その後、各委員会での審議の後、本会議が再開され、全員一致で補正予算が採択されました。
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