蕎麦の散歩道

美味しい蕎麦と、楽しい食の道を歩む。

竹やぶ 六本木  子供心を呼び返そうとしてる

2008-08-01 16:28:16 | 麻布・六本木・赤坂・白金周辺・千代田区
あれは、けやき坂の木を冬のネオンが飾っていた頃だから、しばらく来ていなかった。この日はお客を招いての食事会だから個室でコース料理です。
ビールは僕の好きな銘柄の上にお遊びのラベルが貼ってあります。こんなことだけで座が随分盛り上がります。

あまり蕎麦屋に来られない人なのでそれなりの楽しみにはされていましたが、このラベルには意表をつかれたようです。お願いした二本のビールとも違ったものが貼ってありました。
竹やぶのメニューをお客が眺めて笑っています。そうです、こちらのメニューは悪戯がきのようなイラストや外国の漫画のようなものが書いてあったり、立体物なども貼られてあります。

トマトと胡瓜を包んだ蕎麦掻


乾杯の後、氷を敷いた先付けが来ました。
これは蕎麦掻でした。蕎麦掻は切り口が入っており、その切り口からトマトと胡瓜が見えます。蕎麦掻はトロンとしてプリンのような食感でその中に細かく入ったきゅうりが噛むたびに歯ごたえがいいのです。
野菜が入った蕎麦掻は初めてで、新しいトライは成功していました。この蕎麦掻は夏だけの趣向なのでしょうが、季節を問わずに食べたいものになっていました。
鰊や昆布煮
自家製からすみや味噌豆腐
         
  海老のみそ焼きや鱧練

前菜はお客様をもっと喜ばせます。一点、一点女将が説明をしてくれますが、珍しい食材が並んでいてこれも話に花が咲きます。
鰊と付け合せの昆布や海老のみそ焼きは定番ですが、珍味物が並んでいて見るからに楽しいですね。
前菜の後は、これも定番のホタテと塩辛の鉄板焼きです。ほたては生ですから少し鉄板の上で焦がすくらいが食べ時です。

鱧と塩辛を焼く
     ふわりとした出汁巻き
海老と野菜の天ぷら

塩辛も同じく鉄板において焼いて食べます。コースの終わりにせいろとかけそばが来ます。
「冷たいのと温かいのと両方美味しいのは初めて」今日お客さんをここにお連れした甲斐がありました。


                    

7月の初旬に柏に行き、末には六本木に来て、同じ竹やぶですが、蕎麦のニュアンスがやはり違います。
それは舞台も違うし、演出もちがいますから、その微妙なニュアンスも大きなものに感じます。

六本木の舞台は小さいけど、手作りのメニューやビールのオリジナルラベルなど、その他お店の随所に細かな演出があって客を喜ばせます。
それは自由な子供心を呼び覚まそうとしているかのようです。
それができるのは、蕎麦屋なのだからでしょうか、それとも竹やぶなのだからでしょうか。
竹やぶ 港区六本木6-12-2 六本木ヒルズレジデンスB 3F
03-5786-7500 前回の記事

『こだわり蕎麦屋の始め方』

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2 コメント

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竹やぶ進化系 (そば箸)
2008-08-03 20:47:04
すごいですね、面白い。
独自の世界に飛び込んでます。
ちょっとビールカバーが可愛い。
竹やぶ、ちょっとお高いだけに
もしかしたらデートのお客様方が多いかな?
話題てきにも面白がられる感じがします。
大人の (夢八)
2008-08-04 06:37:02
1日に何本ビールが出るのか
わからないけど、それを、貼り付けて
いくんだから、それは、もう子供の遊びの
気持ちでしょうね。

デートというより、男女の組みは多いですが、
結構大人の雰囲気でしたね。
楽しんでいますね、お店を。

そば箸さんが似合う感じですね。

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