民内利昭のブログ

民内利昭の教育と陸上指導に関する色々

前回の事件について考える

2015-10-10 08:19:20 | 日記

前回、とんでもない体育授業をやっている教師について書きました。この件に関して、このような授業を受けた生徒一人からの一方的な話で、裏をとっていませんので、本当に彼の話通りの授業が行われたのかは、正確にはわかりません。しかし、今になっても昔の軍隊で行われていたような前述のような指導が高校の体育授業で行われたとしたらという仮定で、その問題点について書きます。問題点は次の通りです。

1、体操服を何人かの生徒が忘れたことは、連帯責任として他の生徒たちに責任をとえない個人的な事案なのに連帯責任としたこと

2、罰として全員に危険なトレーニングとして現代では知られているうさぎ跳びを体育館15往復もさせたこと

3、高校の体育の授業で行わせたこと

4、行わせた教師及びそれを許した教師は、本来なら体育・スポーツの指導内容に関して豊富な知識をもとに優秀な指導を展開するはずの、高い競技歴保持者及び県の競技強化に関係者であったこと

5、結果として複数の怪我人を出していること

6、高校生にこの指導は体罰であり、これを課した教師は頭が悪いとまで見切られていること

皆さんは知っていますか?大学の体育は、必修教科から選択教科に格下げされたことを。次のターゲットは高校の体育ではないかと密かに影でささやかれていることを。大阪の事件といい、今回のことといい、これで「体育は高校に必修教科として必要だから体育教師も必要です」と言えますか?

 


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