Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

12月の青い空

2016-12-24 | 風景

 

真冬のつきぬけた青い空。

上空5000m氷点下50℃の寒気団が降りてくると、

キーン凍てつく透徹した大気を通し、降りそそぐ太陽光は空気分子を散乱させ研ぎ澄まされたLapislazuli・blue(瑠璃色)。

四国で一番、空に近い場所で仰ぎ見る12月の青い空は、

何処までも、どこまでも突き抜けた青。

永遠というものがあるのなら、きっとそれは、こんな空の彼方に、あるのかもしれない…?

Lapislazuli・blueの空の高みなら、魂だって因果な身体の軛を解き放って、ゆらゆら浮遊しそう。

生きてゆくのが辛くなったら、あの空に近い場所へ行こう。

森羅万象に宿る古からの神々は、すべての受け入れ言祝ぐ寛容のカオスだから。

 

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3 コメント

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木村伊兵衛について (ランスケ)
2016-12-24 14:00:12
高峰秀子って、本当に凄いと思う。
ほとんどアカデミックな教育は受けていない人だけれど、
知性のバランス感覚が絶妙なのだろう。
母の大好きな女優さんだった。
でも若い私には、この女優さんの知性と含羞が理解できなかった。
年を重ねた今なら、よく分かる。
木村伊兵衛を評した高峰秀子の言葉を。

出来上がった「アサヒグラフ」のグラビアは四頁。
唇や耳だけのアップもちりばめて、薄暗いバックの中に真珠の玉が浮かんだような、
私とは似ても似つかぬ美女がいて、私は仰天した。
木村伊兵衛、こういう人を「女蕩(たら)し」というのだな、と、私はおもった。

木村(伊兵衛)先生は「ちゃんちゃらおかしくって」というとき、
ほんとうに、ちゃんちゃらおかしいような表情をした。
江戸っ子のケッペキさのようなものが、日本辛子のようにピリピリッとこちらに伝わった。
やはり・・・ (鬼城)
2016-12-25 09:11:25
石鎚、やはりランスケさんは山がよく似合う。
コメントも木村伊兵衛について書かれているが、方向性が垣間見え、よくわかった。
木村伊兵衛は土門拳とよく比較されている。
高峰秀子も二人を対極において比較されている。
これもまたおもしろい。
人生、人それぞれだからおもしろいのかもしれない。
久しぶりのランスケさんの石鎚、ランスケブルーが映えています。
没写真の復活 (ランスケ)
2016-12-26 11:40:57
年賀状の写真を選んでいる過程で、幾つかの未発表画像を見つけました。
時間が経つと不思議と、ものの見方は変わってくるもので安易に没写真をゴミ箱に捨てない方が賢明かもしれません(笑)
蘇った没写真も体裁を変えて、折々に紹介してゆけたらと思っています。

近頃、とみに言葉の力を意識するようになりました。
ネット上に溢れる、ぞんざいで粗雑な消耗品としての言葉の氾濫に虚しくなってきます。
SNSも文字制限があった頃のツイッターにFBよりも言葉の取捨選択の洗練があったように思います。

優れた随筆家であった高峰秀子の言葉を集めたサイトを以前から閲覧していました。
今回、同様に小気味よくも辛辣な言葉で清新な気持ちにさせる。
詩人、茨木のり子のサイトも合わせてリンク欄に載せました。
毎日、少しづつ変わる言葉に、気持ちが落ち込んだ時、勇気をもらっています。

木村伊兵衛と土門拳、日本を代表するリアリズム写真の巨匠ですね。
鬼城さんの御指摘通り、両巨匠に愛された高峰秀子の両雄の比較は適格ですね。
リアリズムの鬼、土門拳は被写体をものとして扱い、一瞬の表情を捉える木村伊兵衛は「女たらし」なのですね(笑)

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