Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

月夜の散歩

2017-06-09 | Walk on

 

雨上がりの空には満月前夜の月。

皓々と梅雨入りした雨季の夜空を照らす。

田に水を張った一面の水郷風景に浮かぶ月は格別だ。

川瀬巴水の月夜の風景に迷い込んだ気分。

今夜も蛍は水辺の葦の葉影で瞬くばかりで、一向に月夜の恋ダンスを踊らない。

蛍の世界も草食系男子ばかりになったのかしら?

蛍待ちの水辺では、ホーホー青葉梟(アオバズク)の夜の声が…哀調を帯びて…

ここは梟(フクロウ)はいないのかしら?

ひとしきり青葉梟の鳴いた後、ゴロスケホッホと夜の王の長閑な声が聴こえた。

もちろん雨季の月夜を奏でる主旋律は、蛙たちの幾重にも重なる和声だ。

でも、ここは山間に入ってるので、河鹿(カジカ)の澄んだ声も川辺から聴こえてくる。

そんな複雑に多様な夜の音が入り混じる中で、選択的に梟の声だけ聴き分ける聴覚も不思議だ(笑)

 

川面を夜光虫のように漂う光は、力尽きた蛍の命のフィナーレなのだろう?

2番目の画像の左下、夜空の飛行機の光跡のような点滅光がそれ。

いつまでも、その光は消えないで川面を漂っていた。

もう一度、チャンスはあるのかしら?

川面から湧き上がるような蛍の輪舞(ロンド)は、観られるのだろうか?

蛍が飛ばないのは残念だが、一面の水田に映る月夜の風景は、うっとりするほど美しかった。

 

『写真』 ジャンルのランキング
コメント (4)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 蛍が飛ばない | トップ | 川面を渡る光 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
蒼の世界 (misa)
2017-06-09 19:00:12
宣言通りやりましたね
お見事です
カメラマンは昼寝て夜動く夜行性動物です(笑)

ちょっとまた例の如く
インターネット社会の暴力である匿名性の誹謗中傷
顔の見えない人からの無遠慮な妄想に晒されること

が浮かびあがってきました
なのでコメントはさしひかえてmailします
クリークを映す深い青 (ランスケ)
2017-06-09 19:58:44
えっ?また中傷ですか?
京都旅行の画像に御主人が登場することで治まるかと思っていました。
う~ん、情けないくらい下劣な執着心の持ち主ですね。

でもね。こういう下劣な人間が共謀罪が成立すると大手を振って社会のメインストリートを我が物顔でのし歩くようになります。
金田法相が国会答弁で図らずも答えた「治安維持法も適法である」が示すように、
共謀罪は治安維持法同様に密告社会を生み出します。
もう暗黒の時代は止められないのでしょうね。
まぁ仕様がないです…日本人の過半数がそれを望んでいるのだとしたら…

今日は満月なので蛍の撮影は中止です。
月明かりの風景は、うっとりするほど美しいのですが、蛍は月明かりが嫌いです。
今夜も、ほとんど飛ばないと思います。
月明かりの川面に舞う蛍の風景を夢見ているけど無理でしょうね。
明日の曇天に期待しています。

ねっEメールで宣言したように青い月夜の風景を撮りました。
蛍が飛ばなかったのは残念だけど、1番目と2番目の写真を撮れたことで充分に満足です。
特に2番目のクリークを映す深い青の世界には溜息が出ます(笑)
習性 (鬼城)
2017-06-10 07:35:31
カメラマンではないけれど、昼寝して夜は元気な私です。
しかし、散歩も近場のみ・・・
こんな田園風景は我が町には残っていません。
青の世界は幻想的で異界のような気がします。
そんな中でホタルの軌跡・・・ほっとします。
ランスケさん、昨日頃より蒸し始めましたから最後の飛翔が見られるかもしれません。
期待しています。
最後のチャンス (ランスケ)
2017-06-10 09:19:44
鬼城さんも夜型ですか?
年を取ると眠りが浅くなるのでお気を付けください。
misaさんは深夜にメールを送ってくるので夜型人間なのでしょうね?
私は、至って健康的、陽が昇る6時には目覚め24時には寝ています。
自然のサイクルに従って太陽の活動と共に暮らすのが一番と考えています。
そう云えば、日光を嫌う美白ブームで極端なビタミンD不足らしいです。
骨が折れやすい子供が増えたのも、これが原因だとか?

話が逸れましたね。
今夜は月の出が19:47。
ここは山間なので30分くらい遅れます。
20時くらいの気温も今夜が一番高そうです。
今シーズン最後のチャンスだと思っています。
今夜、飛ばなかったら、もう諦めます。
夜の川面に湧き上がる夢のような光景が観られるといいですね?

コメントを投稿

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL