嶽南亭主人 ディベート心得帳

ディベートとブラスバンドを双璧に、とにかく道楽のことばっかり・・・

ノオト: 「わかる=理解する」の三段階をテストするための事例の開発

2012-06-20 12:53:56 | ディベート
第1レベルの「わかる」=言語レベル

第2レベルの「わかる」=対象世界の認識レベル

第3レベルの「わかる」=知識・経験との論理的整合/納得性のレベル


【事例】 原子力編

●第1レベルのテスト

「かくしゅてんかん」を漢字で書けますか?

●第2レベルのテスト

「かくしゅてんかん」の定義を述べてください。

●第3レベルのテスト

「放射性セシウムが、田んぼの微生物によって無害なバリウムに変化した」とする調査結果の真偽について、あなたの意見を根拠を含めて述べてください。

【事例】 遺伝子組み換え食品編

●第1レベルのテスト

「デキストリン」とは、何でしょうか?

●第2レベルのテスト

「閉鎖系温室」がどのようなものか、説明してください。

●第3レベルのテスト

「遺伝子組み換え食品の安全性は確認されている」という言明について、その根拠を推察できますか?

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去る6月17日、京都文教大学での日本コミュニケーション学会の公開シンポジウムに際して、考えてみた事例。あと何例か、開発してみたい。




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