みんなで遊ぼう‐遊ぼう会

遊び道具がなくても、“みんなで楽しく安全に”遊べる遊びを紹介しています。

『大きいもの知ってるかい?』

2011-04-28 | ことば・リズム遊び
発想力を使うゲームです。大きいものって何があったかなぁ?

〈対象年齢・人数・場所〉
年中以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
1.みんなで♪ラララ大きいもの大きいもの大きいもの知ってるかい?♪と歌います。
2.一番小さいものとして「アリ」などから始め、15個くらいを目標に徐々に大きなものを挙げていきます。
3.毎回1を歌い、アリより、苺より、机より、人間より・・・大きいもの知ってるかい?と聞きます。このとき、手を使ってだいたいの大きさを表します(例えば、アリは指で隙間を作る程度、苺はそれをもう少し広げる、机は腰の高さに手を出すなど)。子どもが目で見て大きさを確認できるようにしましょう。
4.大きいものを答えられたときには、「大きいねぇ~」と言ってみんなでどのぐらいの大きさかを手で表します。

〈おまけ〉
最後は「愛」「希望」「夢」でしめると綺麗です。子どもの夢は大きいのです。

〈注意点〉
大きさの感じ方は人によって違います。意見が食い違っったときほど話し合いのチャンスです。


【出典】
伝統遊び

『限定しりとり』

2011-04-14 | ことば・リズム遊び
ちょっとした時間にできる遊びといえば『しりとり』。ただやるだけではすぐに飽きてしまいますが、ルールを追加することでぐっと頭を使う遊びになります。ここでは3種類を紹介します。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学4年生以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
1.字数限定しりとり
(1)ゲームを始める前に、「○文字の言葉」を使うかを決めます。
(2)ルールは普通のしりとりと同じですが、決められた字数の言葉だけでしりとりをします(例えば、4文字しりとりの場合、「ミジンコ」→「コニシキ」→「キマジメ」というように続きます)。

2.時間限定しりとり
(1)ゲームを始める前に、「○秒以内」に答えるかを決めます。
(2)ルールは普通のしりとりと同じですが、自分の番が回ってきたら決められた秒数以内に答えなくてはいけません。
(3)誰かがつまずいたら、みんなで出てきた言葉をふりかえりましょう。人間焦るととんでもないことを言ったりするものです。

3.ジャンル限定しりとり
(1)ゲームを始める前に、「食べもの」「赤いもの」など使っていい言葉のジャンルを決めます。
(2)ルールは普通のしりとりと同じですが、使う言葉は一つのジャンルだけです(例えば、食べ物しりとりの場合、「ブドウ」→「ウイロウ」→「ウリ」というように続きます)。

〈注意点〉
制限がある分、普通のしりとりよりも豊富に言葉を知っている必要があります。


【出典】
伝統遊び

『あんたがたどこさゲーム』

2011-03-28 | ことば・リズム遊び
『あんたがたどこさ』の曲に合わせてリズムをとり、「さ」の歌詞のときにポーズをとるという遊びです。曲後半にある怒涛の「さ」にちゃんとついていけるかな?

<対象年齢・人数・場所>
年長以上。2人以上。どこでも。

<遊び方>
1.まねっこバージョン
(1)向かい合いまたは輪をつくって『あんたがたどこさ』の歌をみんなで歌いながら、左右にとんでリズムをとります。
(2)リーダーが最初の「あんたがたどこさ」の「さ」でポーズをとります。
(3)他の人は「ひごさ」の「さ」でそのポーズを真似します。
(4)リーダーは次の「さ」でポーズを変え、他の人はその次の「さ」でリーダーのポーズを真似します。
(5)これを繰り返し、最後の「かぶせ」ではリズムに合わせてみんなで3回ハイタッチします。

2.ジャンプバージョン
(1)前の人の背中が見えるように一列または円形に並びます。
(2)『あんたがたどこさ』の歌をみんなで歌いながら、前にジャンプします。
(3)歌詞の「さ」の部分だけその場でジャンプします。
(4)最後の「かぶせ」の「せ」はその場で足を開きます。

3.お手玉バージョン
(1)一人ひとつお手玉を右手に持ちます。
(2)左手の手のひらを上に向けます。そのまま差し出したポーズで固定します。
(3)あんたがたどこさのリズムに合わせて右手のお手玉で、左手の手のひらをポンポンと手拍子します。
(4)「さ」の時は、相手の手のひらにお手玉を乗せます。玉は交換です。
(5)最後の「かぶせ」でお手玉を頭のてっぺんに乗せます。
(6)2人同時にお手玉を前に落として、両手でキャッチできたら成功です。

<おまけ>
「さ」の部分は後ろにジャンプ、足を開く、向きを変えるなど工夫したり、速いリズムに挑戦してみたりしましょう!

<注意点>
近すぎると間違えたときに他の人とぶつかってしまうので気をつけてください。


【出典】
伝統遊び

『八百屋さん』

2011-03-27 | ことば・リズム遊び
子どもたちに考えさせる遊びです。

〈対象年齢・人数・場所〉
年長以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
(1)1人が「やおやのおみせにならんだ しなものみてごらん よくみてごらん かんがてごらん」と歌います。この部分は手拍子を打ったり、振付をいれても良いでしょう。
(2)その後「にんじん!(パチパチ)」「ピーマン!(パチパチ)」など品物の名前を挙げていきます。それが八百屋にあるものであれば、他の人は2回手をたたきます。
(3)「あんぱん!」など、八百屋に打っていないものの時に手をたたいてしまったらアウトです。

〈おまけ〉
八百屋さんをパンやさんにかえたり、文房具屋さんに変えたりもできます。

〈注意点〉
特にありません。


【出典】
伝統遊び

『伝言ゲーム-その2-』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
パーティーゲームの王様、『伝言ゲーム』!パターンを変えることで、難易度も上がっていきます。またチーム対抗戦として、その正確さやスピードを競う遊び方もあります。ここでは、5種類を紹介します。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学3年生以上。10人以上。列を成せる程度。

〈遊び方〉
4.背中文字伝言ゲーム
(1)声に出さずに、背中に文字を書いて伝えていきます。
(2)書いていいのは三回まで、など限界を設定しましょう。
(3)わかった、わからないなどはうなずいたり、首を振ったりで伝えるようにしましょう。

5.ジェスチャー伝言ゲーム
(1)回ってまわってくるまでは、顔を伏せて、前の人が見えないように後ろを向きます。
(2)伝える人は、相手の背中をとんとんとたたいて振り向かせ、回ってきたお題をジェスチャーで伝えます。
(3)これも、わかった、わからないなどはうなずいたり、首を振ったりで伝えるようにしましょう。ジェスチャー自体は、お題が伝わるようであれば、変えても良いです。
(4)最後の人は、伝わってきたお題を言葉で発表します。

〈おまけ〉
一度やってみた後で、「どのようにしたら伝わりやすいか」を話し合う作戦タイムを設けるのもオススメです。

〈注意点〉
“伝言”と言いつつも、ノンバーバルバージョンです。


【出典】
伝統遊び

『伝言ゲーム-その1-』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
パーティーゲームの王様、『伝言ゲーム』!パターンを変えることで、難易度も上がっていきます。またチーム対抗戦として、その正確さやスピードを競う遊び方もあります。ここでは、5種類を紹介します。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学3年生以上。10人以上。列を成せる程度。

〈遊び方〉
1.ノーマル
(1)輪になって座ります。最初の人が何か言葉(単語、短文)を決めて、次の人に回します。
(2)ぐるりと一周したら、最後の人が回ってきた言葉を発表し、最初の人に合っているか確認します。
(3)回す言葉の長さや、早口言葉のような言いにくい言葉にすると難易度が上がります。

2.逆さ言葉伝言ゲーム
(1)ノーマルと同じですが、最初にお題を逆さ言葉(例「とけい」→「いけと」)にしておきます。
(2)最後の人はそれを元の言葉に直して答えます。逆さ言葉なので正確に伝えるのが難しく、普通の伝言ゲームよりも難易度が上がります。

3.お話伝言ゲーム
後ろの人の難易度が徐々に上がっていく伝言ゲームです。前の人は、自分の始めたお話がどんな風に変わっていくかを楽しみます。
(1)最初の人は、短い言葉で始めます(例「むかしむかし」)。
(2)次の人は、回すときにもう一個言葉を付け加えてまわします(例「むかしむかし、あるところに」)。
(3)回っていくうちにどんどんことばが付け足され、最終的にはひとつのお話が完成します。最後の人は、完成したお話をみんなに発表します。

〈注意点〉
・子どもが一度に覚えられる言葉は、せいぜい文章2つぐらいです(例「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは、意外と筋肉質でした。」)。
・意味のない言葉(逆さ言葉や適当に音を並べたもの)では、より記憶が難しくなります。


【出典】
伝統遊び

『ワードトラップ』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
ついつい言ってしまう口癖ってありますよね?会話を巧みに誘導して、相手にNGワードを言わせましょう。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学4年生以上。4人以上。輪になれればOK。

〈遊び方〉
(1)適当な大きさの紙(写真ぐらいの大きさ)を、1人に人数分-1枚ずつ(8人でやる場合、1人7枚ずつ)配ります。
(2)紙に1つずつ“NGワード”を書きます。NGワードを書いた面は伏せて、誰にも見られないようにしてください。
(3)その紙を一度集め、シャッフルしてから、全員に同じ枚数配ります。このときも紙は伏せたままです。自分に配られたカードは、山札として伏せたまま重ねます。
(4)山札の一番上から紙を一枚取り、NGワードの書いてある面を前にしておでこにつけます(インディアンポーカーと同じ)。何が書いてあるか自分で見てはいけません。
(5)ゲームがスタートしたら、他の人のNGワードを確認します。普通に会話をしながら、そのNGワードを言ってしまった人から抜けていきます。

〈おまけ〉
例えば、NGワードが「カレー」の人がいたとしたら、「昨日の夕飯何食べた?」や「好きな食べ物は?」などのトークで罠にはめましょう。いきなり「カレーって言ってみて」などというのは、エレガンスさに欠けます。

〈注意点〉
あくまでも普段の会話で言ってしまいそうなことを書きましょう。以前友だちが自分の好きなプロ野球選手を書いて、誰もわからなかったということがあります。


【出典】
こちら葛飾区亀有公園前派出所128巻「トランプトラップの巻」より作成

『おちたおちた』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
「落ーちた落ちた」「何が落ちた?」落ちてくるものに合わせて動作を変えながら、

〈対象年齢・人数・場所〉
年中以上。2人以上。ぶつからない程度。

〈遊び方〉
(1)1人が「落ーちた落ちた」と言い、他の子どもたちは「何が落ちた?」と聞きます。聞かれたら「りんご!(手をおわん方に)」「かみなり!(手をおへそに)」「げんこつ!(手を頭に)」など、落ちたものとポーズを組み合わせて答えます。このとき、他の子たちもまねをします。
(2)何度か繰り返して、それぞれの答えのときのポーズを覚えさせます。
(3)みんなが覚えたら、「これから私は間違えるかもしれないから、みんなは間違わずに受け止められるかな?」と言い、りんごのときにおへそを押さえたり、今まで言っていなかったもの(例外)を言ったりします。例外のときのポーズは決めても、動かないとしても良いでしょう。間違いにつられてしまったり、例外に反応してしまったら負けです。

〈おまけ〉
落ちてくるものの例→「あんぱん(上を向いて口をあける)」「お金(足を出して、踏んで隠すふりをする)」「お星様(両手を組んで願い事をするふりをする)」「単位(頭を抱える)※大人用です」

〈注意点〉
動作をこちらで指定するよりも、子どもたちと一緒に決めていった方が飲み込みが早い場合があります。


【出典】
伝統遊び

『あーぶくたった』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
鍋を囲んでみんなで歌います。料理のときに口ずさむのもいいかも?

〈対象年齢・人数・場所〉
小学生以上。8人以上。輪になれればOK。

〈遊び方〉
(1)鬼が真ん中に目をつぶってしゃがみ、他の人は手をつないで輪になります。
(2)他の人はしゃがんだ鬼を囲んで「あーぶくたった 煮え立った 煮えたかどうだか 食べてみよう。ムシャ ムシャ ムシャ(鬼を食べるまね)まだ煮えない。あーぶくたった 煮え立った 煮えたかどうだか 食べてみよう ムシャ ムシャ ムシャ(鬼を食べるまね)もう煮えた」と歌いながら手をつないで周りを回ります。
(3)煮えたら鬼は立ち上がり、他の子は「戸棚にしまって(鬼を「戸棚」にしまうふりをする)かぎかけて ガチャ ガチャ ガチャ(ここでみんな鬼から遠ざかり、ひとかたまりになります) お布団しいて 寝ましょ」と歌って寝たふりをします。
(4)鬼は少しだけ近くにより「トントントン」と声をかけます。他の人は「何の音?」と聞いてください。鬼は「風の音」や「木が揺れる音」など適当に答えます。
(5)4のやり取りを何度か繰り返した後、鬼が「お化けの音~」と答えたらみんなは「おばけだー」と言って立ち上がり、一斉に逃げます。鬼はそれを追いかけます。あとは普通の鬼ごっこと同じです。

〈注意点〉
動作などを覚えるのに多少時間があかるかもしれません。いきなり始めずに、動作の確認を一通りしてから始めるとよい場合があります。


【出典】
伝統遊び

『かごめかごめ』

2011-03-23 | ことば・リズム遊び
ザ・伝統遊び『かごめかごめ』。古き良き日本のわらべ歌です。

〈対象年齢・人数・場所〉
年長以上。5人以上。輪になれればOK。

〈遊び方〉
(1)誰か1人が真ん中に目をつぶってしゃがみ、他の人は手をつないで輪になります。
(2)みんなで「かごめ かごめ かごのなかのとりは いついつでやる よあけのばんに つるとかめがすべった うしろのしょうめんだぁれ」と歌いながら回り、「だぁれ」で止まります。
(3)真ん中の人は、歌い終わりに自分の後ろにいるのは誰か、目をつぶったまま当てます。当たったら、後ろの人と交代です。

〈注意点〉
小さい子は、歌の歌詞を覚えるのが少し難しいかもしれません。


【出典】
伝統遊び