トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

13袋の金曜日

2017-09-30 | 水辺環境の保全
 「秋風の贈り物」と言うべきか、ようやく涼しさを感じられるようになって初夏から中止していた分水堤の補強を終える事が出来た。土嚢に使う用土が無いから浚渫土を利用した格好になったので十分な量ではないと言える。それでも見積もりより少なくて済み、沈泥池の浚渫土で間に合った。

 池の中に丸太で仕切り、浚渫土を堆積させておいたのを使用したが丁度13袋、奇しくも金曜日である。周囲の森からはツクツクホウシの頼りない鳴き声や、稀にミンミンゼミの鳴き声が聞こえ、まるで「セミ・ファイナル」かとゾクゾクした。小生は土を掘るけれどホラーは嫌いだし山芋やタケノコなどは掘らない。
 溜池や水路を掘り、手入れは必要不可欠で厭々でも掘らねば進まないが、山芋やタケノコ掘りは必要不可欠では無く、そこまで手を広げたくない。

 土嚢二段積みが必要だったものの13袋では不足で、更に3袋を追加し堤の強化が終了した。現行の堤は丸太の堰の前に土嚢で防水した堤なので、丸太の腐植が顕著になった事で出水時に崩壊する恐れが高くなっていた。
 ここが崩壊すると泥水池は壊滅的被害を被り復旧する事は困難になるから、言わば「脆弱性の解消」を行ったのである。腐食した丸太を両サイドから土嚢で挟んだので時間を掛ければ土に置き換わっていくだろう。その間に下部の埋め立ても終了するはずである。

  土嚢作成 ➡  運搬 ➡  積み終わり

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