トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今期も柑橘の収穫は無し…

2017-10-24 | 感じるままの回り道
 調理用にカボス、食用にポンカンを植えてあるのだが一向に育たない。「花は咲けども実のひとつだに無きぞ哀しき」が続く。
 理由は明快、アゲハの幼虫が葉を食い潰すので育たないのである。バタフライガーデンでもイモムシガーデンを志している小生ではないから、殺虫剤散布すれば簡単解決はもとより承知だ。かと言って「解決ゾロゾロ」では「虫さえ寄り付かぬ」小生になってしまう。
 
 残り少なくなった人生、せめて「虫くらいは寄りついて欲しい」小生であるからして、簡単解決で「そんな殺生な」なんて台詞は小生、イモムシ双方に使える立場故に「やるべきか、やらざるべきか」ハムレットの心境に……ならない。かわりに壁を設置し移住制限をようかと妄想もする。

 しかし結論は明快、ありのままでよい。正確には「虫のままでよい」のだけれど、けっして虫の良いお爺では無く、虫の居所が良いのでもなく、面倒くさいだけなのだ。芋虫もそう思っているみたいで、小生が枝など触れるとオレンジ色の角を出す。これが結構臭い。

 吐与太話はともかく、この幼虫はナミアゲハなのか、カラスアゲハなのか、いつも通り判断の付かない小生である。図鑑を紐解けば判別のポイントは明示されてはいるけれど、やっぱり分からぬアゲハー…。我が日々は吐乱譜みたい。脳内にチョウチョが飛んでいる。

 死して皮を残す    綺麗な色彩   もうモンスター「モスラ」

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