トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

-0.9℃は今期最低

2017-12-14 | 感じるままの回り道
 氷柱は珍しい     氷盤厚は1㎝

 今季最低気温を記録した。氷点下の記録は3日目となり氷盤は1㎝程だった。水見回りで珍しく思ったのは氷柱が出来ていたという事である。最低気温が今日より低くても氷柱を見たという記憶がないのだ。
 それより何も手足の指が冷たくてまいった。夏と同じ靴下や豚皮の手袋では寒さを防げない。すでに膝には保温サポーターを装着してフイールドに行く。冷やすと傷むようになった。まあ、ご老体と言う事であろう…。
 

「始末」と言う事 

2017-12-14 | 今日は真面目に
 「始末」の二日目。午前午後と作業を行えば1日で済んだ始末だけれど、始末は好きでないから長くはやりたくない。
 この日は残りの一段で、事前に進入路の刈り払いを施したから入りやすい棚になっている。ここも縦横無尽無造作に散乱している竹や若木を拾い集め、小さいサイズは造林鎌で掻き集め抱えて浸食溝に集積する。

 今までの刈り払い作業で、風倒木を処理した切り株が出過ぎていて刈り刃に当たりストレスが高かったのだが優先度は低いエリアなので放置状態だった。何時までもこのままで置けないから集積後に切断した。

 エリア法面の一部は細い竹の除伐がされていたが、地際から切断せず中途半端な高さで切ってある。作業者からは作業しやすい高さなのであるものの、これが後々の作業の邪魔になるし危険な処理でもある。太い孟宗竹の除伐では衰退を早めるため地上部を長く残す手法をとるが、横着や危険な処理とは全く異なる。

 小生の実体験で、20㎝の竹切り残しでスリップ転倒した際に背部肋骨乖離骨折の受傷がある。こんな大怪我でなくとも前かがみになった時や尻もちをついた時、刈り払い時に隠れた株でキックバックなど、とても「処理してありがとう」とは全くもって言えない竹槍処理の仕方なのである。 ここは鋸で地際から切断した。これで刈り払いや進入・転倒時などでも安心だ。

 始末の仕方もさまざまであるけれど「保全としての作業」か「一過性思いつきの作業」かで関わる時間軸の長さが全く異なるから、処理・後始末の実態も大いに異なるという事になる。こんな理屈より「後先を考えて」で済ませばそれでよいのだが、せめて部分最適程度の作業品質は欲しい…。

  ➡  運び出し処理終了

              ➡  切り残し処理終了