政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

特定秘密保護法が成立してしまいました。

2013年12月07日 02時11分11秒 | 政治・自衛隊


特定秘密保護法が成立してしまった。

制度の運用は一年後から始まるようだが、数多くの問題部分の改善が必要だ。

やはり、この法律は、戦闘行為に結びついて行く法律と言える。

中国が東シナ海域に、出て来ていなかったのならば、この法案もこんなにも急に可決していなかったのかもしれない。

自民党・安倍政権は、暫くしたら、自衛隊について、今までとは異なり「戦闘出来るような法改正」を行なうのであろう。

東シナ海も「今までのような状態」では無くなってくるのかもしれない。

東シナ海では無く、ASEAN諸国防衛の為に「南シナ海」への自衛隊の進出などもあり得る話しになってくる。



しかし、庶民の言論の封殺はやめてもらいたい。

他国も庶民の弁論封殺は行なっていない。


誰もが話す事への萎縮が起こり、経済成長への悪影響も発生してくる。


基本的に本当に機密情報に指定する文書や写真については、「通常のインターネット上には置くな!」と言う事が言える。

電子的にやり取りするなら、専用回線と一般とは分離された専用ネットワーク、更には、複数の暗号化で処理した文書でやり取りしてもらいたい。

政府のミスで、そのような機密情報がローカルのネット上に出て来た場合、逮捕される人も出て来てしまう、と言う事になる。

政府の漏洩、失態で多くの庶民が危険に曝されてしまうと言う事になる。


役人や公務員による機密情報の漏洩は多くの場面で発生している事は事実だ。

特に銀行など、「大量の個人情報を紛失」など、「みずほ」、「三井住友」、「三菱東京UFJ」で発生した事件があったが、このような事も「第三者に意図的に渡している」と言う事が問題である。

渡すならば、その理由を述べるべきなのだ。


この事件については、テレビでのニュースでも報道していなかった。



以前、そのような情報漏洩事件を投稿したすぐ後に、「スノーデン氏」の暴露があったのだ。

「スノーデン氏」も「米国政府は日本でも情報収集している」と述べていたが、日本の銀行は米国政府に「個人情報を渡している」と言う事が言える。

ついでに述べるが、米国政府(日本国内の施設から)は日本人の固定電話の盗聴とハッキングも行なっているのではなかろうか?。

何故なら、家の電話の液晶パネルに、英語で、「Hello!」などとたまにメッセージが入っている事があるからだ。


ま、本当に最近の世の中、おかしな事が「恍けて行なわれている」と言う事が言える。

銀行の話しに戻るが、何十万件と言う個人情報のシートが紛失。

しかも、同じ銀行の「多くの別の支店で、同じような個人情報の紛失が同時多発的に発生している」のである。


この件(同じ銀行で、多くの複数の支店で、個人情報の紛失が同時多発的に発生)について、銀行に「しつこく、強く「米国政府からの要請なのか?」と、問い合わせをした」が、対応した、おそらく幹部の行員も「誤摩化すように、「そのような事はありません」などと、恍けた回答をしてきた」。


この電話を行なった翌日に、米国政府、オバマ大統領と政府高官は、メディアに対して、「NSAやCIAなどで、各国の情報を入手している」と「告白した報道」があった。


この事を考えた場合、「日本の銀行の電話も、「米国政府に盗聴されている」と言う事が言える」のではなかろうか?。


このような出来事は機密情報になるのであろうか?。


このような事を話す事が出来なくなるのならば、日本は、中国のような国になると言う事だ。




記事参照



【速報】特定秘密保護法が成立
< 2013年12月6日 23:25 >



 特定秘密保護法が参議院本会議で可決され、成立した。




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2013.12.06 18:13
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2013.12.05 20:23
秘密保護法案で未明国会? 与党「成立へ」
2013.12.05 18:03
特定秘密保護法案、参院安保特別委で可決
2013.12.05 13:01
特定秘密保護法案 与野党の攻防大詰め



http://www.news24.jp/articles/2013/12/06/04241700.html





関連記事


特定秘密保護法の第三者機関=「内閣府に設置!」=「安倍氏らが判断」=「組織はブラックボックス化」。
2013年12月06日 05時35分15秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/cbd480ccbf1efc80f8f5eb12513065d4

特定秘密保護法案、多くの国民が反対!~国会前で「大規模抗議!」/各地でも反対運動!。
2013年12月03日 05時58分01秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/78cf10d5a455990fe1c11f6cda61f133

森担当相は、秘密保護法案の修正決定権があるのか?~そうであるならば、「ツワネ原則」を取り入れるべき。
2013年11月30日 03時11分11秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/55f339f3b3f0c8f107f5a81d30fd7d0d

特定秘密保護法案、「国家安全保障と情報への権利に関する国際原則」(ツワネ原則)を取り入れるべき。
2013年11月27日 22時42分05秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/0fb220dbdf40b6217b8e29eed94b38e7

安倍氏へ、これは酷すぎる!!~特定秘密保護法、プロではない「ブロガー」などは「処罰対象」?!。
2013年11月26日 05時00分01秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/7203e0275d01d20871d9f0576086eb4a

特定秘密保護法案、成立してしまうのか?~第三者機関の機能について、安倍氏「私がやります」とな!。
2013年11月24日 18時50分01秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/950be051fd919578ec347103d8d8a6f7

特定秘密保護法案、多くの国民が反対!~与党は民意を尊重すべき!、軽視する事は許されない!。
2013年11月22日 03時19分01秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/fc251fa3510f910bb049451d36ee4660

石破氏へ、「原発の燃料はタダなのであろうか?」「国民の負担は無いの?!」~嘘をつくな!。
2013年11月16日 12時47分01秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/7fa777a94bb4c5afc567c1ed441b5c89

特定秘密保護法案、「多くの国民が大反対!」~政府都合で「いきなり逮捕の可能性!」
2013年11月04日 23時45分01秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/7c28f83711e9bb9dae2fbd38bdac5cb5

言論の自由を奪いかねない「秘密保全法」~もはや「必要の無い法律」と言える。
2013年09月18日 06時00分01秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/ad8d06fcaa53b7e0015846f76e900009








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torl_001 (特定秘密保護法案~首相の未熟さ故の「強行採決連発」、それに伴い庶民のデモも連発(1))
2013-12-07 02:41:37


各記事参照


秘密保護法案:市民ら「恥を知れ」 国会周辺埋めつくし
毎日新聞 2013年12月05日 21時46分(最終更新 12月06日 00時40分)

国会前で特定秘密保護法案に反対して抗議活動をする人たち=東京都千代田区で2013年12月5日午後5時57分、木葉健二撮影
http://mainichi.jp/graph/2013/12/06/20131206k0000m040069000c/001.html
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3e/cd3abf1aababa693168a4caf2f8f2ecf.jpg?random=ae2a34476720b28143489efec61bb3a9


 特定秘密保護法案に反対する市民らが5日、国会周辺に集まり「強行採決、絶対反対」「恥を知れ」と声を上げた。

 参院議員会館や首相官邸前を埋めつくした市民は、太鼓をたたいたり、ギターを鳴らしたりして法案に抗議。

激高した市民を警官が押さえる場面も見られ、騒然とした雰囲気となった。

 同法案が参院の委員会で強行採決されたことを知った市民は「こんなのむちゃくちゃだ」と怒りを爆発。

東京都中野区の教員、大岡薫さん(61)は「(強行採決で賛成した議員は)憲法に守られてきたこの国をむちゃくちゃにしている。こんな法案は絶対に認められない」と憤った。

また、品川区の無職、舩津斌瀞(ふなつ・よしきよ)さん(68)も「(法案が成立すると)デモや集会でこうして声を上げることもできなくなる可能性がある。絶対に許すわけにはいかない」と訴えた。【斎川瞳】


関連記事

【抗議、怒号、紛糾…中には笑顔の人も】写真でみる「ドキュメント 秘密保護法案 参院委を強行突破」
【秘密保護法、6日成立】参院委を強行突破、野党解任で抵抗
<「可決」の声は誰にも聞こえなかった>強行、また強行 与党、質問時間残し
<社説>秘密保護法案、参院審議を問う 第三者のチェック 唐突で泥縄的な新提案
<「絶叫デモはテロ」の石破発言、なぜ問題?>
<参院国家安全保障特別委の参考人全員が懸念>


http://mainichi.jp/select/news/20131206k0000m040069000c.html




【政治】
「廃案に」強まる声 秘密保護法案 国内外から懸念
2013年12月5日 朝刊

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/images/PK2013120502100034_size0.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/03/b884e585f2952a479d93d6ea183dde7f.jpg?random=9f96e9104781355ba8b3d489d8952535


 国民の知る権利を侵害する恐れがある特定秘密保護法案に対し、反対を訴える動きが日本だけでなく、世界にも広がっている。

安倍政権は今国会会期末の6日までに成立を目指すが、法案の危うさが明らかになる中、著名な文化人や芸術家、学者らだけでなく、あらゆる層の団体や市民らが廃案を求めて声を上げ始めている。 (関口克己)

 環境保護団体グリーンピース・ジャパンは三日正午までの二十四時間、ホームページを黒塗りにする抗議活動を実施。

法案が成立すれば、国から開示される資料がさらに塗りつぶされると想定し、真っ黒の画面で「情報が真っ黒にされる時代で良いですか?」と問い掛けた。

 「原子力規制を監視する市民の会」など脱原発を訴える約二百七十団体は四日、法案に反対する声明を出した。

「市民の会」の阪上武さん(49)は「今も原発に関する情報は秘密だらけ。秘密保護法案が成立すれば、情報開示請求をするだけで処罰されかねない」。

 反対を求める動きは、法案の目的の「安全保障」とは直接、関係がない団体にも広がる。

成立して、国の秘密主義が強まれば不利益を受けるからだ。

 無駄なダム計画などに反対する団体でつくる水源開発問題全国連絡会(事務局・横浜市)は、十一月上旬に緊急声明をまとめた。

会は「住民の暮らしと河川環境を根底から破壊する」として多くのダム計画の情報を入手・分析して国を追及してきただけに、法案が成立すれば活動が封じられるとみている。

 遠藤保男共同代表(69)は「国土交通相が理由を付けてダム事業を秘密指定すれば、国民がどんな計画か分からないまま、好き放題に造ってしまう」と訴える。

 法案反対の動きは、医療の世界でも始まった。

三日には「法案に反対する医師と歯科医師の会」ができ、四日時点で二百三十人余が反対声明に賛同した。

声明は「診療で得る患者の病歴などを、国に強制的に提供させられるかもしれない」と懸念する。

 呼び掛け人代表の麻酔医、青木正美さん(55)は「患者のプライバシーを国が踏みにじろうとしている。法案を後世に残すことは絶対にできない」と強調した。

国際的にも、国連の人権高等弁務官が「政府が不都合な情報を秘密扱いする可能性がある」などと懸念を表明。

多くの人権団体も反対を訴える。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013120502000122.html




秘密保護法:6日成立 参院委を強行突破、野党解任で抵抗
毎日新聞 2013年12月05日 21時37分(最終更新 12月06日 01時03分)

参院国家安全保障特別委で特定秘密保護法案が賛成多数で可決され、抗議する野党委員らを前に目を伏せる森雅子特定秘密保護法案担当相(奥中央)=国会内で2013年12月5日午後4時9分、藤井太郎撮影
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/18/b462253fef0adac3b368fa57aaa3f702.jpg?random=4c8f10d3e6c085c2fbdae1e45eeec904


写真特集へ

 自民、公明両党は5日の参院国家安全保障特別委員会で、国家機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法案の採決を強行し、与党の賛成多数で可決した。

与党は参院本会議に法案を緊急上程したため、強引な国会運営に民主党などが反発。

与党議員が務める参院常任委員長の解任決議案などを相次いで提出し、採決に抵抗する姿勢を示した。

このため与党は6日の本会議で採決し、可決・成立させる方針で、与野党の攻防は大詰めを迎えている。【高本耕太、影山哲也】


 ◇内閣府に監察室

 5日の参院特別委に先立ち、与党と日本維新の会、みんなの党の4党実務者は、個々の特定秘密の指定の是非などを検証・監察する新機関を、内閣府に新設することで合意した。

安倍晋三首相の4日の国会答弁に、維新が「法案修正を骨抜きにした」と反発したことを受けて、採決に慎重な維新を軟化させる狙いで与党が譲歩した。

 菅義偉官房長官は特別委で答弁し、この合意について「法施行までに20人規模の情報保全監察室(仮称)を設置し、できる限り『局』に格上げすると約束する」と説明。

将来的に「高度の独立性を備えた機関」とする内閣府設置法改正も検討する考えを示した。

 しかし実際の監察権限や構成メンバーはあいまいで「第三者機関がチェックした」として、政府の恣意(しい)的な秘密指定を追認する可能性があり、実効性があるとは言い切れない。

 一方、5日午後1時からの参院特別委では、与党と法案修正で合意しているみんな、維新を含めた野党が「強行採決は容認できない」と強調。

しかし午後4時過ぎの質疑終了後、自民党委員が審議打ち切りと採決を提案し、委員長席に詰め寄った野党委員の制止を振り切って、中川雅治委員長が自民、公明両党の賛成多数による可決を宣言した。

 これに野党が反発し、民主党は5日夜、自民党の石井みどり参院厚生労働委員長の解任決議案を提出。

秘密保護法案の慎重審議を求めていたみんな、維新両党は、法案の本会議採決で退席する方針を決めた。

 野党の抵抗を警戒した与党側は他の法案処理が残っていることも踏まえ、参院本会議を5日深夜に休憩することを提案。

同日の本会議では、石井氏の解任決議案を与党の反対多数で否決した。

 一方、本会議の終了直前、自民党出身の山崎正昭参院議長は「秘密保護法案を(6日の本会議の)議題とする」ことを提案。

与党の賛成多数で可決された。


http://mainichi.jp/select/news/20131206k0000m010065000c.html




秘密保護法:6日成立 参院委を強行突破、野党解任で抵抗
毎日新聞 2013年12月05日 21時37分(最終更新 12月06日 01時03分)


 衆参両院の本会議の進行は通例、議院運営委員会が決めており、議長が進行について提案するのは極めて異例。

しかし議長提案が与党の賛成多数で可決されたことなどから、自民党幹部は「秘密保護法案が6日の本会議の最初の議題になる。

優先されるとすれば、議長不信任案の処理だけだ」と述べた。

ただ、国家戦略特区法案など残る法案の成立を期すため、与党内には短期の会期延長案も浮上している。

 民主党の大畠章宏幹事長は記者会見で「安倍政権の強引、傲慢な政治姿勢が表れた」と批判。

同党は「特別委で野党の質問を一方的に封殺した」として、中川委員長の問責決議案を提出した。


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<「イージス艦情報流出可能性」にあわててノ>政府が法案成立を急ぐ理由の一端は


http://mainichi.jp/select/news/20131206k0000m010065000c2.html




(2)に続く。






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torl_001 (特定秘密保護法案~首相の未熟さ故の「強行採決連発」、それに伴い庶民のデモも連発(2))
2013-12-07 02:43:57


(1)からの続き。




秘密保護法案:70年前に2度逮捕「治安維持法と同じ」
毎日新聞 2013年12月04日 11時06分(最終更新 12月04日 12時15分)

「特定秘密保護法案は廃案になるべきだ」と語る西川治郎さん=大阪府貝塚市で、山崎一輝撮影
http://mainichi.jp/graph/2013/12/04/20131204k0000e040186000c/001.html
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4f/83be3ce4666339dd387f4f38ad401eb3.jpg?random=c63e60291544a49712d70cd6519e519a


 ◇大阪・貝塚市の104歳会社顧問「廃案にすべきだ」

 参院で審議が進む特定秘密保護法案に、大阪府貝塚市の会社顧問、西川治郎(じろう)さん(104)は強い危惧を抱く。

戦前、戦争反対の立場から共産主義に近い団体に属し、治安維持法違反容疑で2度逮捕された。


「特定秘密保護法は治安維持法と同じ言論統制法だ。取り締まりの対象があいまいで、拡大解釈されうる点が共通している。その先にあるのは戦争への道。何としても廃案にすべきだ」と強く訴える。


 西川さんは東京都内で1934年1月、共産主義の団体に所属しているとして、特別高等警察(特高)に妻と共に連行された。

警察署では10日間、木の棒で足を殴られ続けた。

妻はまもなく釈放されたが、西川さんは黙秘を続け10カ所近くの警察署をたらい回しにされた。

11カ月後に「その通りです」と答えた。

「当時、妻は妊娠中。本格的な共産主義の勉強はしていなかったが、そう答えるしかなかった」。

治安維持法違反罪で起訴され、執行猶予付きの有罪判決を受けた。

 40年に再び逮捕され、懲役2年の実刑。

刑務所では、監房の真ん中にくみ取り式トイレがあり、悪臭が漂った。

「人間の暮らしじゃなかった」。

警官にたたかれた足は老後も痛みが残った。

 戦後は貝塚市で兄と設立した製粉会社の経営に携わりながら、治安維持法による犠牲者への国の謝罪や賠償を求める運動に力を尽くした。

しかし、謝罪も賠償も実現しないまま、かつての不安がよぎり始めた。

「法案は治安維持法と同様、自由な言論を妨げ、国民を萎縮させる。その後に続くのは日本国憲法9条の改正だ。もっと体力があれば、デモ行進に参加してでも法案に抗議したい」

 西川さんは今、毎日数時間かけて新聞や雑誌を読み、法案の行方を注視する。

孫が7人おり、10月に4人目の女児のひ孫が生まれた。

「ひ孫の代まで絶対に戦争がないという希望を持ったまま死にたい」。

切なる願いだ。【鵜塚健】



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【特定秘密保護法案、成立したら…】市民生活こうなる 崩壊する知る権利
【記者との接触規範巡り】秘密保護法案、森担当相ぶれる答弁


http://mainichi.jp/select/news/20131204k0000e040186000c.html



(秘密保護法案)被害を受けるのは子ども 大田堯さん
2013年12月5日18時42分


大田堯さん
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20131205002153.html
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/79/5758e5a1643bfe904204ccb518329ff1.jpg?random=1d31854922c9646ae5f74afa5a741685



 ■教育研究者・大田堯さん

法案への意見投稿はこちら

 私は95歳。戦前の治安維持法の時代を生きてきました。

 社会が戦争に徐々に引きずり込まれていき、情報がなくなり、ものを考えることを無意識に停止させられていった。

いま、そんな時代に近づいているのではと恐れます。

 この法案の根本問題は、知る権利が奪われることです。

その事態がとっくに現実になっているのが学校です。

 1950年代、教科書検定が厳しくなり、歴史学者の家永三郎さんが教科書に広島や本土空襲の写真を載せようとして「暗いからダメ」「無謀な戦争という評価は一方的」と不合格にされ、裁判を起こした。

私も原告側の証言者として30年余り戦いましたが、検定はなくせませんでした。

 文部科学相は検定で「教育基本法の目標などに照らし、重大な欠陥がある」と判断されれば、教科書を不合格にすると言いだしている。

そこにこの法律ができると情報が一層統制され、教師は萎縮。

被害を受けるのは子どもです。


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http://www.asahi.com/articles/TKY201312050228.html




秘密保護法案:安倍政権、教訓忘れ 「数任せ」に逆戻り
毎日新聞 2013年12月06日 00時56分(最終更新 12月06日 01時32分)

 自民、公明両党は5日、参院国家安全保障特別委員会で特定秘密保護法案の採決強行に踏み切った。

国会審議は堂々巡りを繰り返すばかり。

修正を重ねても、法案に対する疑問が解消されたとは言い難いのに、政府・与党はかたくなに今国会での成立にこだわる。

強引な国会対策が災いして失速した第1次安倍政権の教訓はこのまま風化してしまうのか。

「決める政治」(安倍晋三首相の所信表明演説)の代償を懸念する声は、政権内からも漏れている。

 「選挙が近かったら、自民党から『そこまでやらなくても』という声が出たかもしれない」。

首相周辺は5日、特定秘密保護法案を巡る国会対策が首相官邸主導だったことを暗に認めた。

同法案が先月末に参院で審議入りして以降、官邸サイドは直接、参院自民党にはっぱをかけ続けた。

 政府・与党は当初から「今国会での成立」で足並みをそろえ、審議日程が窮屈になっても方針を押し通した。

そのあおりで、政府が成長戦略の柱と位置付ける国家戦略特区法案の会期内成立が怪しくなると、参院内閣委員会の民主党委員長を解任する強硬手段にも出た。

 特定秘密保護法案の慎重審議を求める世論は根強い。

にもかかわらず、安倍政権が強引に成立を図るのは、4日に発足した国家安全保障会議(日本版NSC)を早期に機能させたいという政策的な狙いがある。

さらに、仮に継続審議にした場合、来年の通常国会での審議は2014年度予算成立後になり、4月の消費増税と重なって批判が増幅されかねないとの思惑も透ける。

 「(1999年に)通信傍受法案が成立したときは、今日よりもはるかに激しい反対運動で、国会を取り巻く反対の輪はこんなものじゃなかったと記憶している。『盗聴法案』と言われたが、成立から1~2週間で国民にも分かっていただき始めた」

 菅義偉官房長官は5日の記者会見で、特定秘密保護法案もいずれ国民の理解は得られるという認識を示した。

4日の参院安保特別委で国連平和維持活動(PKO)協力法を引き合いに出した首相と同じ論理だ。

 参院本会議が続いていた4日夜、首相は東京都内のステーキ店で菅氏や自民党の河村建夫選対委員長らと会食。

「参院(自民党)が頑張っているのに、おれたちだけすまないなあ」と余裕をみせた。


http://mainichi.jp/select/news/20131206k0000m010107000c.html




秘密保護法案:安倍政権、教訓忘れ 「数任せ」に逆戻り
毎日新聞 2013年12月06日 00時56分(最終更新 12月06日 01時32分)

 一方で、第1次安倍政権は教育基本法改正(06年)や、憲法改正手続きを定めた国民投票法(07年)などを巡る国会運営が野党から「強引」と批判され、結果的に、07年参院選の惨敗につながった経緯がある。

 共産党の志位和夫委員長は5日の会見で「第1次政権当時の『数の暴走』『数の暴力』の姿に戻った。

今回の強行劇は、安倍政権の終わりが始まったということだ」と批判した。

 「支持率がどう変わるか。それが一番怖い」(政府関係者)。

数の力を背景にした強気の政権運営は、危うさもはらんでいる。【中田卓二】


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<特定秘密保護法案>指定、政権交代で適否判断 首相答弁「閣僚に権限」 担当相「公益通報者は保護」
<秘密保護法案>各種団体が反対表明
<器物損壊容疑>男を逮捕 首相官邸の壁に「NO 秘密」


http://mainichi.jp/select/news/20131206k0000m010107000c2.html




秘密保護法案の採決強行に抗議 市民「反対の声に耳を」
2013/12/6 2:05

 「なぜ反対の声に耳を傾けないのか」。特定秘密保護法案は5日午後、参院国家安全保障特別委員会で採決が強行され、法案に反対する野党議員らが激しく抗議した。

国会周辺に集まった市民からも「採決を強行した政府は信頼できない」と不信の声があがった。

 5日の審議終了予定時刻が迫った午後4時すぎ、自民が緊急動議を提出。中川雅治委員長が質疑を打ち切って採決を強行しようとすると、野党委員が委員長に詰め寄った。

 「何をやってるんだ」「ダメダメ」。両手で机をたたくなど抗議したが、起立多数で法案は可決。与党議員の拍手、野党議員の怒号が響いた。

 参議院周辺には法案に反対する大勢の市民が集まり、デモを続けた。廃案を訴えるプラカードを掲げた市民らは鳴り物に合わせ、「絶対反対」「国会議員は恥を知れ」と大声で連呼した。

 衆院通過時も国会周辺のデモに参加したという相模原市の自営業の男性(70)は「国民の知る権利を侵す恐れがある。野党が存在感を示して何とか廃案に持ち込んでほしい」と訴えた。

 東京都世田谷区の主婦(58)は「反対意見に耳を傾けないような政府のもとで、公正な監視機関が設けられるとは思えない」とため息をついた。


http://www.nikkei.com/article/DGXNZO63681720W3A201C1CC1000/




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torl_001 (特定秘密保護法、成立までの直前の動き/特定秘密保護法案 要旨(1))
2013-12-08 09:37:40

各記事参照


【特定秘密保護法】 成立までの12月6日のドキュメント 


特定秘密保護法案の採決をめぐる6日の動きを追った。

8時25分 安倍晋三首相が官邸入り。報道各社のインタビューで、死去した南アフリカのマンデラ元大統領を「偉大な指導者」などとコメント

9・20 国会運営の感想を求められた法案担当の森雅子内閣府特命担当相は閣議後記者会見で「与えられた審議時間の中で誠実に答弁してきた」

9・50 民主党が森氏の問責決議案を参院に提出

10・15 国会内で自民党の石破茂、公明党の井上義久両幹事長ら協議。6日中の法案処理を確認

12・53 自民党代議士会で石破氏が「週末も含めて万全の態勢を敷く」とあいさつすると、ざわめきが起きる

13・02 衆院本会議開会。東シナ海上空の防空識別圏設定をめぐる中国への抗議決議を採択。民主党は与党の国会運営に反発し欠席

13・40 石破、井上両氏らが伊吹文明衆院議長に8日までの会期延長を申し入れ

13・41 国会から官邸に戻った安倍氏。「法案は国民の理解が得られると思うか」との記者団の問いかけに答えず、歩きながら右手を上げ「ご苦労さま」と一言

15・16 森氏の問責決議案を採決する参院本会議開会。民主党の那谷屋正義氏の10分を超える賛成討論に与党側からやじ

16・08 与党の反対多数で決議案は否決。日本維新の会は棄権

17・06 民主党の海江田万里代表が代議士会であいさつ。「特定秘密保護法案採決のためだけの会期延長は許さない」

17・28 民主党の大畠章宏幹事長らが伊吹氏に安倍内閣不信任決議案を提出

18・02 衆院本会議再開。与党の賛成多数で2日間の会期延長が決まる

18・30 東京・日比谷野外音楽堂で市民ら約9千人が廃案を訴える大規模集会

19・32 内閣不信任決議案を採決する衆院本会議が再開

20・32 起立採決により自民、維新、公明各党などの反対多数で不信任決議案を否決。与党と特定秘密保護法の修正で合意したみんなの党は賛成

21・01 中川雅治参院国家安全保障特別委員長の問責決議案を採決する参院本会議が再開。民主党の福山哲郎氏は30分近く趣旨説明を続ける

22・28 与党の反対多数で中川氏の問責決議案を否決

22・29 中川氏が特定秘密保護法案の審査の経過と結果を報告

22・30 民主、みんな、維新各党議員が本会議場から退席

22・35 自民党の島尻安伊子氏は賛成、共産党の仁比聡平氏が反対の討論

22・43 退席していた民主党議員らが本会議場に戻り始める

22・51 山崎正昭議長が討論の終局を宣言

23・13 記名投票による採決が始まる

23・22 記名投票終了

23・23 特定秘密保護法が与党の賛成多数により成立

23・24 ロイター通信が成立を速報

23・29 韓国の聯合ニュースが速報

23・56 中国の新華社英語版が速報

 (共同通信)

2013/12/07 12:11


http://www.47news.jp/47topics/e/248276.php






特定秘密保護法案 要旨
2013.12.6 10:23 (1/4ページ)


 特定秘密保護法案の要旨は次の通り。


 ■法の目的

 国際情勢の複雑化に伴い、国と国民の安全確保に関わる情報の重要性が増大している。一方、高度情報通信ネットワーク社会の発展により、漏洩(ろうえい)が懸念される。国の存立に関わる安全保障に関し、特に秘匿が必要な情報を的確に保護する体制を確立した上で収集、整理、活用することが重要だ。特定秘密の指定や取扱者の制限を定め、情報の漏洩防止を図り、国と国民の安全を確保することを目的とする。


 ■特定秘密の指定

 閣僚ら行政機関の長は防衛や外交、「(スパイ行為などの)特定有害活動」の防止、テロ活動防止などに関する事項のうち、公になっておらず、漏洩が国の安全保障に著しい支障を与える恐れがあるため、特に秘匿が必要な情報を特定秘密に指定する。特定秘密の範囲を明らかにするため、文書や電磁的方式などにより情報を記録する。


 ■指定の有効期間

 特定秘密指定の有効期間は5年以内とする。期間満了時に5年を超えない範囲で延長できる。30年を超えて指定する場合は内閣の承認を得る。有効期間は60年を超えることはできない。ただし(1)武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物(2)現に行われている外国政府または国際機関との交渉に不利益を及ぼす恐れのある情報(3)情報収集活動の手法や能力(4)情報源に関する情報(5)暗号(6)外国政府などから60年を超えて秘密指定することを条件に提供された情報(7)政令で定める重要情報-は60年を超えて指定できる。
 閣僚らは、特に秘匿する必要のなくなったときは、有効期間内でも速やかに指定を解除する。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131206/plc13120610240013-n1.htm




特定秘密保護法案 要旨
2013.12.6 10:23 (2/4ページ)


 ■特定秘密の提供

 閣僚らは、この法律と同様の秘密保護を講じる外国政府や国際機関に特定秘密を提供できる。(1)衆参両院が秘密会などにより公開しない場合(2)刑事事件の捜査、公判維持のために裁判所に提示する場合(3)誰も情報開示を求めることができないとの条件で情報公開・個人情報保護審査会に提示する場合-で、安全保障に著しい支障がないと認めたときは特定秘密を提供するものとする。


 ■取扱者の制限

 特定秘密の取り扱い業務は、閣僚らが実施した適性評価により漏らす恐れがないと認められた者に限る。首相や閣僚、内閣官房副長官、副大臣、大臣政務官、首相補佐官らは適性評価が不要。


 ■適性評価

 閣僚や都道府県警本部長は、特定秘密を取り扱う行政機関職員や警察職員、行政機関との契約により特定秘密を扱う民間事業者らが情報を漏らす恐れがないかどうか適性を評価。評価から5年を経過し、引き続き特定秘密を扱うことが見込まれる者や、評価後に特定秘密を漏らす疑いが生じた者は再度、適性評価する。

 適性評価では(1)「特定有害活動」や「テロ活動」との関係、家族や同居人の氏名、生年月日、国籍、住所(2)犯歴や懲戒の経歴(3)薬物の乱用(4)精神疾患(5)飲酒の節度(6)経済状況-などについて同意を得た上で調査する。適性評価を実施したときは結果を評価対象者に通知する。情報を漏らす恐れがないと認められなかったと通知するときは、適性評価の円滑な実施を妨げない範囲で理由を通知する。

 評価対象者は書面で苦情を申し出ることができ、閣僚らは誠実に処理して結果を通知する。苦情を申し出ても不利益な扱いは受けない。閣僚らは特定秘密保護以外の目的で、評価結果や個人情報を利用してはならない。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131206/plc13120610240013-n2.htm




特定秘密保護法案 要旨
2013.12.6 10:23 (3/4ページ)


 ■特定秘密の指定などの運用基準

 政府は特定秘密の指定と解除、適性評価の実施に関し、統一的な運用基準を定める。首相は基準の策定や変更の際、有識者から意見を聴いた上で案を作成し、閣議決定を求めなければならない。

 首相は毎年、秘密の指定と解除、適性評価の実施状況を有識者に報告し、意見を聴かなければならない。首相は秘密指定などに関し、行政各部を指揮監督する。必要があるときは閣僚らに特定秘密情報の資料の提出を求め、改善を指示できる。


 ■国会への報告

 政府は毎年、特定秘密の指定と解除、適性評価の実施状況を国会に報告し、公表する。


 ■国民の知る権利

 法律を拡張解釈して国民の基本的人権を不当に侵害することがあってはならず、国民の知る権利の保障に資する報道・取材の自由に十分配慮しなければならない。

 出版・報道に従事する者の取材行為は専ら公益を図る目的があり、法令違反または著しく不当な方法でない限りは、正当な業務行為とする。


 ■罰則

 特定秘密の取り扱い従事者が特定秘密を漏らしたときは10年以下の懲役とし、情状で10年以下の懲役および1千万円以下の罰金に処する。特定秘密の取り扱いに従事しなくなった後でも同様とする。未遂は罰する。過失により情報を漏らした者は2年以下の禁錮または50万円以下の罰金に処する。

 国会の秘密会や裁判などで秘密の提供を受けた国会議員、裁判官ら公益上必要で秘密を知った者が漏らした場合は5年以下の懲役とする。過失で漏らした場合は1年以下の懲役に処する。

 外国の利益や自己の不正利益を図る目的で、人を欺く行為、暴行、脅迫、窃取、施設への侵入、不正アクセス行為などにより特定秘密を取得した者は10年以下の懲役とし、情状で10年以下の懲役および1千万円以下の罰金に処する。未遂は罰する。

 特定秘密の漏洩を教唆、扇動した者は5年以下の懲役とする。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131206/plc13120610240013-n3.htm




特定秘密保護法案 要旨
2013.12.6 10:23 (4/4ページ)


 ■付則

 公布の日から1年以内に施行する。施行から5年経過後、特定秘密を保有したことがない行政機関は秘密指定機関から除く。ただ5年以降に保有する必要が新たに生じた機関は政令で定め、特定秘密を指定できる。政府は、秘密指定の基準などが安全保障に資するかどうか独立した立場で検証し、監察できる新機関設置を検討し、措置を講じる。国会に提供した特定秘密の保護方策は国会で措置を講じる。


 ■別表(特定秘密の対象)

 ▽防衛に関する事項

 (1)自衛隊の運用、運用見積もり、計画、研究(2)収集した電波情報、画像情報、その他の重要情報(3)情報収集能力(4)防衛力整備に関する見積もり、計画、研究(5)武器、弾薬、航空機などの種類、数量(6)通信網や通信方法(7)暗号(8)武器、弾薬、航空機などの研究開発段階の仕様、性能、使用方法(9)防衛施設の設計、性能


 ▽外交に関する事項

 (1)外国政府や国際機関との交渉のうち、国民の生命の保護、領域保全など安全保障に関する重要なもの(2)安全保障のために実施する貨物の輸出入の禁止措置やその方針(3)国民の生命の保護や領域保全などに関する重要情報や条約、国際約束に基づき保護が必要な情報(4)情報収集能力(5)外務省本省と在外公館間の通信や暗号


 ▽特定有害活動防止に関する事項

 (1)特定有害活動防止の措置や計画、研究(2)国民の生命の保護に関する重要情報や外国政府、国際機関からの情報(3)情報収集能力(4)暗号




(2)に続く。




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torl_001 (特定秘密保護法、成立までの直前の動き/特定秘密保護法案 要旨(2))
2013-12-08 09:40:15


(1)からの続き。




 ▽テロリズム防止に関する事項

 (1)テロ防止の措置や計画、研究(2)国民の生命の保護に関する重要情報や外国政府、国際機関からの情報(3)情報収集能力(4)暗号


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131206/plc13120610240013-n4.htm





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torl_001 (特定秘密保護法を強行採決させた「民意無視の裏切り者」安倍氏~中共の裏切り者と「行動が似ている」。)
2013-12-08 19:22:50


中共の汚職政治家「温家宝」と行動が酷似している。

やはり、「裏切り者は似ている!」と言う事が言える。


以前、訪日した中共の温家宝と「行動パターンが似ている」ように思える。

温家宝は皇居の周りをくるりと、走っていた。


「民意無視の裏切り者」の安倍氏も、「一つの山、目標を達成した」、と言う事で「体を動かしたくなった」、と言う事か。

座禅をしても「裏切り者として罪」は無くならない。


法案を「ゴリ押した」と言う事で、確実に支持率は下がったと言える。


又、現状の野党が、もう少し「ストッパーの役割り」が出来たのならば、支持率の下降変動は更に大きなものに出来た、と言う事が言える。


特定秘密保護法は成立してしまったが、「改正法」により、「問題な部分を変えて行く必要」がある、と言う事が言える。

特定秘密保護法を法制化するにあたり、決定するプロセス、順序が正しくないと言う事が言える。

このやり方では成熟した民主主義国家に相応しくないやり方だ。

「まずは話し合いからだ」。

正しく修正する必要がある。




記事参照

首相「体重落とさなきゃ」 久々のジョギング満喫
2013年12月8日15時23分


(写真) 代々木公園をジョギングする安倍晋三首相(右端)=8日午前、東京都渋谷区、時事
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20131208001185.html
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b2/148b5dec0dff11fa7273bbb67f9ad523.jpg?random=e3415f3b2353b31d760b3df72026c746


 【安倍龍太郎】安倍晋三首相は8日午前、50分にわたって東京都渋谷区の自宅周辺をジョギングした。

代々木公園を3周し、約5・5キロを走り終えると、記者団に対して「久しぶりだったので坂がきつかった。(体重を)少し落とさなきゃいけないので」と語った。

 首相がジョギングに出かけたのは2月以来。就任後、週末に海外や東日本大震災の被災地を訪問することが多く、「完全オフ」の週末は少なかった。

7日は行きつけの床屋で散髪した後、座禅を組みに行くなど、慌ただしい日常を忘れ、気分転換を図りたかったようだ。

走り終えると「これでまた明日から頑張りますよ」と語り、家に戻った。

 首相は第1次安倍政権(2006年9月~07年9月)のとき、公式ホームページで身長175センチ、体重70キロと公表。

「総理番」として今年4月から首相の動向を追いかけてきた記者の目にも、その時よりややふっくらした印象を受ける。


http://www.asahi.com/articles/TKY201312080047.html




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