とりぶーの在宅介護日記

乳がん12年目の再発。治療から緩和へ移行中の母の在宅介護中のできごとから、父の前立腺肥大、悪性リンパ腫。

ひと月

2006年11月27日 | 役に立つかも・・
先週の水曜が母の月命日だった。
まだひと月しか経っていないのか・・・という感じ。

ひと月経ってみて、ふとした瞬間に寂しくなることがある。
でもこころのどこかで、旅行に行っていてまた逢える気がしてならない。
江原さんの話をいろいろ聞くと、こころが少し軽くなることがある。
江原さんいわく、思ったことなどは口に出して言うといいらしい。
こころに思っているだけではなく・・。

ひと月たって、思ったことは、「在宅介護」が少しずつ広がっているけど、
穏やかな気持ちで最初から最後まで過ごせることははっきり言ってない。
だけど、それを乗り越えたときに、得たものは大きい。
で、亡くなってから今までどうだったかな・・・と振り返りたいときが来る。
その時の為に、日記を書くことをお勧めします。
体の状態はもちろん、言われたことを書いておく。
絶対宝物になる。

母が亡くなる4ヶ月前から書き始め、言ってくれた言葉などは綴っていなかった。
何を食べたか、どれくらい歩いたかと状況しか書いていなかった。
でも今欲しいのは、そういうことよりも最後に母が言ってくれた
言葉が恋しい。
だからこれから介護される方は、日記(言ってくれた言葉)を綴ることを
お勧めします。


なんだか母が亡くなって今までお世話になったサイトに顔を出すのが
なかなかまだできないけど、同じ立場で介護される方のために
少しづつ書いて行きたいと思う。

母のすごさ。

2006年11月07日 | 母の在宅介護
母が亡くなってから母のすごさを思い知る。
テニスの仲間、マンションの住民、お友達、在宅看護するようになって
出合ったヘルパーさん、ケアマネさん、看護師さんほか
たくさんの人が母に助けられたと言ってくれる。

困ったときにはすぐ助けてくれてどんなに心強かったか・・・と。

母の性格はわかっていたつもりだけど、こんなにもたくさんの人が
母に助けられて支えられていたとは、亡くなってからわかった。

在宅診療してくれた看護師さんまでもが、初めての訪問時に
少し不安だったときに抱きしめてくれたんですーと涙ぐみながら
語ってくれた。
すげーぞ、かーちゃん。

親近葬を希望していた母だが、結果150人もの方々が駆けつけてくれて
本当に驚いた。

いまさらながら、私も母のような女性になりたいと思う。
63歳で150人も集められるような人生が送れるようにこれから
がんばらねば!

2日ぶりの実家

2006年11月01日 | 母の在宅介護
今日は母がお世話になったケアマネージャーと介護用品の会社の
人と在宅酸素の会社の人が回収に来るというので、
朝から実家だった。
でもって、どうせの実家ならばと母に挨拶に来たいと言ってくれていた人も
来てもらうことにした。
実家にひとりでいるのはどうも寂しいもので、母が死んでから
なるべくひとりで実家にいたくない気持ちがある。
なんでだかよくわからないが。

そんでもって久しぶりに実家へ来て洗濯やら掃除やらしていると
父のベッドの近くから「救心」発見。
それもかなり減っている。
前から心臓が痛いって言っていたけど、静かにしてれば治るから大丈夫って
言ってたのにすっごい減ってる。
大丈夫かな・・・