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北朝鮮のタイムリミット

2017-05-14 13:12:58 | 政治

北が新型の弾道ミサイルの実験をしたようだ。距離800㎞、高さ2000㎞だそうだから単純に計算サイトで答えを出すと角度85度くらいか。野球で言う天井に打ち上げたピッチャーフライみたいなもんだ。まともな角度で飛ばせば5000㎞飛ぶことになる。(低空を飛ぶと抵抗も多いのでそこまで行かないだろうが)


5000㎞だとアラスカぐらいか。ハワイで北からだと7500、じゃあシアトル辺りだとハワイの倍かというとそうでもない。地球の丸さから8200程度。しかもこれは球体の地面上を測った最短距離だから地中を貫通した直線距離はもっと近い。


またまた野球に例えればセンターバックスクリーンまでの距離が140mだとしてもホームベースとバックスクリーンの間に大きな山があったとする。さっきの地表面の最短距離の話はホームベースから山を登って降りて行くまでの距離なので180mぐらい、もっと急こう配な山なら200mということにもなる。


北のバッターはまだ120mまでしか飛距離がないから190mの距離があるバックスクリーンまではまだまだ大丈夫、と言っている様なもので本当はアメリカ本土到達まではあと少しだ。


それにしても、先の世界大戦以降、武器が強力になりすぎて大規模な国家間同士の衝突は起こらず、あっても後進国同士の戦い、あるいは一国対多国籍で初めから勝負がついているものが多い。21世紀は国家に対する脅威はテロ、不法移民という世界に、日本の昭和初期の様な国家が現存し、しかもそれなりに周辺国家を困らせる事に成功しているのは、考え深い。


更に言えば、昭和初期の日本は、明治から延々と続く欧米列強の植民地政策に対抗しようという理由で軍事力を増強したが、対する北朝鮮は、周辺国家の軍事的脅威に対抗する、などという意味不明な理由なのが何とも可笑しい。


核実験や弾道ミサイル実験などをせず、韓国と当面は統一抜きで経済協力、日米などに工作を仕掛けていなければ、ここまで注目を浴びることもなく、ひっそりとアフリカ並みの独裁国家を維持出来たのではないかと、思うのだが…。


言ってみれば、過去にオウム真理教が、日本政府から常に攻撃を受けている、という信者用プロパガンダを延々と宣伝し、これを証明するために自作自演でテロまがいの事件を起こし、結果として解散まで追い込まれたものと構造は似ているのだろうか?


だとしたら、強気一辺倒により、周辺の列強が強く出れば出るほど、北朝鮮が考える脅威論は正当性を国民にアピール出来、ついでに自分たちが貧困に苦しんでいるのも軍事力を正当化するのも正論という事になる。


憲法9条を死守したい人々が、憲法改正を望む人を軍事拡張主義者だとか、極右民族主義者だと思い込み、強力な仮想敵に勝つ、と称して一体感を自分達で作るのと同じことで、主義主張が時代とずれたコミュニティーは、何か得体のしれない大きな敵を作り出さなければ、体制を維持できないのだろう、と思う。


そういえば、韓国の新大統領が決まった様だが、韓国もまた、日本という極右で軍拡思想で覇権主義者の民族が必要な国だ。もしこの半島二国家を平和な普通の国家に変えるとしたら、結局は幼少時から「こんな事になったのは誰々のせいだ!」という政治家とマスコミは信じるな、自分で調べろ、という教育を徹底するしかないと思うのだが。

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