鉄道模型・色差し三昧~Slow Life,Slow Hobby

精密に作られた模型製品だからこそ、細部に色を差して、いっそう魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

京王れーるらんどに誘導無線アンテナを見に行く GM#1009京王5000系(その8)

2017年08月14日 | 京王帝都の模型たち
お盆休みです。
高校時代の連中で、集まることになりました。
多摩動物公園の夜間開園を巡ったあとで、飲み会です。

そろそろ眠そうなインドガンに会ってきました。


マレーバクも、飼育舎に戻る時間です。


降り注ぐような蝉時雨が、日没とともに静かになります。
そのあとには、虫の声。


行きがけの駄賃ではありません。
京王れーるランドで、見ておきたいモノを記録してきました。
先頭車の助手席側床下にあった、誘導無線アンテナの観察です。

そもそも、京王帝都電鉄は列車無線の導入に積極的な会社でした。
走行中の列車と、地上の運行指令とが直接連絡できれば、何か起きたときの対処が早くなります。
無線装置ができるまでは、指令所と列車との情報のやり取りは、駅や沿線電話を使うほかありませんでした。
京王の導入は1953(昭和28)年のこと。
阪神とともに、その歴史の扉を拓いた会社です。

今では、屋根上にアンテナを立て、空間波を飛ばす方式が一般的です。
しかし京王は導入が早かったため、安定的な通信技術としてはまだ誘導無線方式が有利でした。
そのために、先頭車の床下に無線アンテナがあったのです。

で、これがその取り付けステーです。


このような位置にあります。


こんな位置関係ですね。


残念ながら、アンテナ本体は撤去されています。
これは、1989(平成元)年ごろに、設備の更新で列車無線が空間波方式に切り替えられ、不要となったのでした。
このときに、乗務員室の屋上に、棒状のアンテナが設置されています。
2017/8/14追記 切り替え時期は1992(平成4)年4月だそうです。詳細はコメント欄参照。

そのアンテナ本体は、隣りに展示されている2010系に残っています。
この車輌が廃車された1984(昭和59)年には、まだ誘導無線だったのです。


正面からは、ちょうどジャンパ線の影になっています。


アングルやら帯材やらを組み合わせてあります。


Nゲージの大きさなら、どう壊れないように作るか、思案のしどころですね。


なお、運転台側の床下には、エアーコックがあります。


ブレーキ関係のもので、連結したときには開くのではないかと想像しています。


簡略化しつつ、どう作るかなぁ…。
そんなことを思いつつ、見てきました。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (5)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 模型用のノミを手に入れた G... | トップ | 京王れーるランドにブレーキ... »
最近の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コック (とと)
2017-08-14 12:52:28
こんにちは。
こちらへコメントは久し振りです(^_^;)
そのコックがその形で付いているのは珍しい気がします。
それが閉だとすると開は横向きで何かの拍子に下がってしまうかもしれません。
通常このコックなら水平方向に動く設置なのになと疑問に。
時代や会社によってなのかもしれませんね……
黄色いレバー (細井和雄)
2017-08-14 19:17:49
これは、「連結切替開閉器」といって、空気管だけでは無くて、電気回路も開閉させる装置でした。反対側の下り向きクハにも同じ側にあり、高幡不動到着時に双方の床下に潜った検車掛が配置について、「1、2の3」で同時にレバーを操作していました。
下りは3番線、上りは5番線でないと作業が出来ないのですが、上りは5番線から進出なので運転時分が厳しく(当時はポイントの制限速度25km/hだったので)、何時も遅れ気味でした。
これが自動化(運転台のレバー操作)された後でも、上り特急は高幡不動5番線着発で遅れていたので、要望して4番着発に変更してもらいました。
無線 (細井和雄)
2017-08-14 19:27:21
誘導無線から空間波無線に変わったのは、1992年4月でした。
この年の2月に8000系が入って来たのですが、8000には最初から誘導無線が無く、これが正式運用される時が誘導無線の廃止時期なのだろう(現場には告知されていませんでした)と、皆んなで話していました。
誘導無線は8000系の試運転が近づいて来ると(お概ね2kmくらい)、モニタースピーカーから「ガー」というノイズが漏れるので、私達は誘導無線の事を「8000感知器」と言ってました。
それだけ8000の誘導障害は大きくて、当時の都営線のATCに干渉してしまうので乗入れが出来ませんでした。
コック(連結切替開閉器) (細井和雄)
2017-08-14 19:31:41
連投すみません。
この黄色いレバーはもの凄く硬くて、
大人が全体重をかけないと動かない物もありました。
なのでこのレバーを操作する時は、鉄パイプを噛ませて行いました。走行中に振動で動く様な代物ではありません。
ありがとうございます (とりのさんぽ)
2017-08-15 01:46:48
この黄色いレバーは、密着自動連結器の時代には無かったようなので、エアー関連だけのものと思っていました。6000系の初期にも、ありましたね。
小田急や西武にも、似たようなものはあったのかなぁ?
こんど、調べます。

列車無線の更新時期ですが、吊り掛け5100が空間波無線アンテナを整備されずに廃車されたので、その時期かと思っていました。

コメントを投稿

京王帝都の模型たち」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL