取手通信・ツール・ド茨城の実現へ 利根輪太郎

医学情報社編集顧問
フリージャーナリスト

人を人として遇して

2017年04月24日 11時25分52秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力
石牟礼道子は多くの人の野辺の送りをしてきた。
心において看取ってきたと言ってもいい。
別れの思いを言葉に綴る。
それは、人の死を軽んずる近代社会の偽善の前提に逆らうことであり、だから人が亡くなることをまるで祝いごとのように受け止めて、しかし山ほどの淋しさも言葉に乗せて、死を契機にその人を語ることになる。
この作家の本性を知るのに追悼文ほどふさわしいこのはない。
その用意として故人たちとの生前の交渉があった。
互いに人を人として遇して、嘘いつわりのない行き来をした。
だから真心の悔やみの言葉が湧き出してくる。池澤夏樹さん
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