「南スーダン」って?

2017年02月21日 15時41分23秒 | 社会・文化・政治・経済
「僕が長い小説を書きたいのは物語の環(わ)を大きくし、少しでも多くの人に働きかけたいから」作家・村上春樹さん
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南スーダンはアフリカ北部の内陸にある。
2010年7月、スーダンから分離、独立した新しい国である。
現地で自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に参加している。
首都ジュバの最新情勢。
死者300人以上という、昨年7月のような戦闘は鳴りを潜めている。
とはいえ、全土に武装集団、武装強盗が散在し、死者数人程度の銃撃戦は、連立のように起きている。
インフレが昨年比800%。
職なし。あっても給料遅配。
軍人の給料も支払われず、軍紀は乱れ、犯罪が多発している。
自衛隊施設部隊(354人。うち女性15人)
毎日、宿営地から片道2時間かけてジュバの市街地へ通い、気温45度の炎天下、道路整備などの業務をこなしている。
北のスーダンは主にイスラム教、南はキリスト教と伝統の土着宗教である。
南スーダンの人口1000万人のうち、国内難民が340万人、国外に100万人流出している。
日本は民主党・野田政権以来、ジュバに施設(工兵)部隊を派遣してきた。
約350人単位で半年交代。
今の部隊で11次になる。
この間、クーデターで何度か活動中断。
1992年、自衛隊が初めてカンボジアPKOに参加して25年になる。
「PKOに完全な答えはないが、人類が現段階で持ちうる最善の、平和への道だと思う。東京議論はあまりに
後ろ向き。(日本人)以前より精神的に貧しくなっているんじゃないでしょうか」明石康・元国連事務総長特別代表(86)はカンボジアでPKOを成功させた。
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