「言葉の背景を見て」

2017年11月21日 16時12分21秒 | 医科・歯科・介護
<死にたい>という言葉は、死ぬほどつらい気持ちを分かってほいいというSOSだ。
だが、周囲から「命を粗末にするようなことを言うな」「自分をもっと大事に」と逆に責められる傾向にある。
何とかしたいと思っているのに、気持ちを受け止めてもらえず孤立し、SNSに吐き出すしかなくなる。
座間事件の容疑者を唯一の話を聞いてくれる存在と思ったのかもしれない。
一方で、SNSで同じ悩みを抱える人や私たちのような支援者とつながって、生き延びている人たちもたくさんいる。
拙速なSNS規制の議論には違和感がある。
SOSをキャッチして、支える大人が増えることだ。
そして、死にたい気持ちを否定せず、その言葉の背景もっと目を向けて寄り添ってほしい。
仁藤夢乃さん(女子高生サポートセンターコラボ代表)
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次男は、パチンコ通いで給料の大半を無くすと「死にたい」と度々言っていた。
父親の立場から、「死なれたらもったいない。おふくろさんよ、息子の生命保険のかけ金を増やそう。その生命保険金でイタリア、フランスへ行きたいな」と揶揄した。
塗装業で働く次男は勉強が嫌いで長男のように大学へ進学していない。
大学へ進学していたら入学金、授業料がかかる。
このため次男に泣きつかれると金を渡していた。
「サラ金で金借りるのだけはダメだよ」と諭す。
沼田利根
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