取手通信・医学情報社 山本 嗣信 (やまもと つぐのぶ)

医学情報社編集顧問
フリージャーナリスト

人々に多様な<読み>を提供する

2017年05月20日 12時35分03秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力
分断社会とメディア(毎日新聞-論点)

異なる意見に触れ
偏見を疑うことが大切


ニュース、情報、知識の出所が分からず、社会が弱体化しています。
現代では、作りものや、人をだます情報を広めることがインターネット上の情報流通の場があります。
メディアの分極化が社会の分断につながるというのは正しいとおもいます。
ですが、情報の仕方と同様に情報の伝わり方の問題もあります。
同種の考えや意見だけが行き交う<共鳴する部屋>が形作られる危険性があります。
そこでは自分と異なる意見に触れる機会がなく、偏見を疑う機会もありません。
伝統的はメディアはかつて、人々に多様な<読み>を提供するという重要な役割を担っていました。
毎朝、新聞を読むのは<学び>の体験でした。
自分の意見が正しいと確認することもあれば、異なる記事や分析に触れて、自分の考え方を見直すこともあったからです。
人々が、別の物の見方に触れる機会を持たずに、偏狭な意見の深淵にどっぷりとつかることを危惧しています。
偏見を強めるだけで、視野を広げることにはならないからです。
フェイクスニュースが拡散し、ジャーナリズムに関心のない者が生み出扇情的なニュースがまん延する現代、情報を伝え、人々を啓発することがこれほど重要だと思ったことはにのです。
本物のジャーナリズムは常に果たすべき役割がるとの信念を持たなければなりません。
デジタル化の負の側面が表面化している現代、信頼できるニュースや専門家の分析を提供する必要があります。
ただし、記者の地位や名誉高めるためでなく、読者の理解を助けるようなやり方です。
重要な問題について読者が分かる言葉で語りかけることが重要です。
私たちは伝統的なジャーナリズムが体現する価値観への信念を持ち続けると同時に、それを伝える適切な方法を持っているかどうかを常に自問する必要がありますロバート・トムソンさん
ニューズ・コーポレーション社CEO(元英国新聞・タイムズ編集長。元米国新聞・ウォール・ストリート・ジャーナル編集長)
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