とねり日記

とりことや舎人(とねり)の
どげんかせんとの日々

味噌もち

2017年02月12日 | 山里から
寒の内に舎長が味噌を仕込んだ。
豆を煮て


麹(こうじ)屋さんから買ってきた麹(糀)を用意して


糀と塩を合わせて、つぶした豆と混ぜて


味噌玉にして空気を抜きながら甕(かめ)に詰めていくのだが、


今回は、少しだけ「味噌もち」も作った。舎長が隣の美山町のフサちゃん(82歳)に教えてもらったもので、煮豆と糀と少量の塩で練ったものを直径3~4センチの沖縄かまぼこ状にしてできあがり。そのままラップにくるみ冷蔵庫に保存した。


1~2週間して糀が発酵して表面がテラッとしてきたら食べごろ。
輪切りにして火で焙って食べる。
酒のアテにもイケる。


味噌もちが食べごろになった雪のざんざか降る日曜日の夕方、ヒトっちゃんがやってきた。
農協の日帰りバス旅行でお伊勢さんに行ったとかで、お土産に赤福と鰯の丸干しとシラスを持ってきてくれた。
「まあ一杯」となり、炭火を熾し、鰯の丸干しを焙る。
舎長が「そうや、あれも焼こう」と、冷蔵庫から味噌もちを出してきた。
ついでに酒粕も七輪に乗せた。


丸干しと味噌もちと酒粕。くらい土間でしみじみ飲む。


外は吹雪。


ところで、舎長のお母さんはもともと千葉勝浦の生まれで、麹屋さんの娘なんだそうです。
それが舎長には少し誇らしかったようで、いつか自分の手で糀(麹)を作りたいと思っていました。
それで今回、ついに、種麹(もやし)を取り寄せ、自家製麹造りに挑戦したのです。
お楽しみに。
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2 コメント

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Unknown (啓子)
2017-02-13 08:47:58
よう雪降りますね、大雪お見舞い申し上げます。
とうとう麹造りに挑戦ですか!やりますなあ〜。
以前からずっと興味が有って、でもよう取り掛からんかったんです。
楽しみにしてます。
夫が昨秋東北に出張し、栃の実を拾ってきました。
なんとか栃餅にしようと、いろいろ調べて手間ひまかけて灰汁抜きしました。こんなにして失敗なんてなしやーと思ってたので、できた栃餅の美味しさは格別でした。
春になったら、一冬の出来事を語らいましょう。
Unknown (舎長)
2017-02-13 21:58:29
この地域で生まれ育った、今年86歳になるおばあが、「こんな大雪初めてや」というくらい、今年の雪はすごいです。

栃の実のあく抜きされたんですか!以前、隣町に住んでいた時、何度か見せてもらったことありますが、本当に手間ひまかかりますね。栃の実を「へす」道具とかあったんですか?また、いろいろ教えてくださいね。

こちらの麹は、今、ぬくぬく中です。うまくいくでしょうか。ドキドキです。

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