まいぺーす -中小企業診断士 飛躍編-

ガンダム大好きな経営コンサルタントが、クライアントの「課題解決力の向上」を図るべく、マイペースに日々挑戦を続ける日記

心を鬼にして

2011年02月09日 16時29分02秒 | コンサルティング活動
企業診断を行って経営者の方に報告する時、
心を鬼にしてお話することがあります。

今更、僕が言わなくても、社長さんが
散々悩んでいる内容を敢えて言う時
などがそうです。

正直、僕も言いたくないのですが、
報告書のつじつまを説明する際に
どうしても避けられない内容だったりします。


経営者の方にとっては、
『泣きっ面に蜂』状態。
しかもお話する内容は、会社の財務状況に関する
内容が多く、そんなこと社長にとっては
言われるまでもなく分かりきっていること。


更に、そんな状態の時には
特効薬なんてあるはずもない事が多く、
結局のところ、地道な努力を
積み重ねるしか方法がない・・・・。


私の提案内容が、財務的なデータに
現れるのは、おそらく早くても1年後。
今、この時をなんとかしたい経営者にとって、
歯がゆい提案内容かもしれません。

しかし、やっぱり地道に努力を
積み上げていくしかないんです。


心を鬼にしてお話する場合は、
経営者の方に『特効薬はない』という
現実を突きつけ、地道な努力をする覚悟を
持っていただきたいから、敢えて行っています。


ただ、自分自身、特効薬を提案できない
ことに対して、無力感を感じますし、
もっとスキルアップしなきゃ、っとも思います。
(ひょっとしたら、広い世の中、私の知らない
 ウルトラCみたいな手法があるかもしれません。)


大丈夫、絶対できますよ、社長。
僕は信じています。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心を鬼にして (よごさ)
2011-02-10 00:11:52
そうですね。心を鬼にすることが時に必要だと思います。
私は、社長の生活、家族の結束を第一に考えます。だからこそ、自己破産も一つの考え方です。再起を考えれば、今の日本の状況では困難かもしれませんが、一考の余地ありだと思います。
事業が大事か、自分の命が大事か、自ずとわかることだと思います。
Unknown (とりちん)
2011-02-11 12:59:07
よごさ先輩、こんにちは。
コメントありがとうございます。

自分の渾身の力を振り絞って
提案しなきゃいけないですね。

人の人生に関わる仕事だってこと、
再確認できました。

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