戸田泰成/鳥莉蒸師 BLOG  CONTENTS

当ブログは漫画家・戸田泰成のページです。
制作の日々の事をUPする予定。
(更新は月イチ、23日前後を目指して。)

ガンダムWEBコミック描きました~!!

2016年12月10日 | お仕事


久々ブログ記事です。

最近、僕のネット書き込みの主戦場はツイッターになってる感じですが、
※(ツイッター)へのリンクはこちら。

12月9日、久しぶりにガンダムコミック執筆したのがWEBに公開されました。
※マンガの掲載ページへリンク   
(↑サイトのやや下の「マンガを読む」という赤いボタンを押します。)



■バンダイから12月9日受注開始記念の、
「アストレイ・パワードレッド&150ガーベラ」オプションセット、
受注受付開始になり、
(※商品の紹介ページへのリンク
宣伝用のコミック24pです。
カラーも1枚 描かせていただきました♪

原稿が以前と変わったところといえば、線画段階の作業までは、
アナログの原稿用紙に描いてますが、
そこからスキャンして、トーン表現はデジタルになった、
というところです。

なかなか時間が思うように取れない中ですが、
なんとか完成までこぎつけました!

シナリオは、いつもアストレイシリーズでお世話になってる
スタジオオルフェの千葉智宏先生です!
(角川月刊『ガンダムA(エース)』誌、『ガンダムEXA VS』
『ガンダムSEED アストレイ天空の皇女』ほか
 多くのガンダムコミック&企画で活躍中!! )


ところで商品のメタルビルドですが、
執筆時に、手元に見本の商品
「メタルビルド・レッドフレーム」本体があったのですが、

各部が設定の通り、立体やモールドがしてあって、
かなりデザイン設定画の阿久津さんのラインを再現してる感じです。

重みも程よくズッシリあって、持った感じの重厚感が良いです。

特に、アストレイ特有の、ヒザ関節のギミックが、
メタルビルド用に細部リファインされてますが、シリンダー
駆動や、ヒザパーツと腿装甲板のスライド可動、
これがいい具合に再現されて、「いや よく作ったな!!」
と感心しました!

よく見たら、背中の左右を支える小さなシリンダーのような
パーツも可動していて、これもよく再現したなと驚きです。

…で以上は、今回のオプションセットとは別売りのレッド
フレーム本体の話ですが、

今回は、マンガのネーム(原稿前の下書き)段階の
打ち合わせで、サンライズの1室にお邪魔したときに、
『パワードレッド』製品の直前段階を見せていただきました。

やはり、レッドフレーム本体同様、なかなか
作りこまれていて、デザインも、コミックス初登場のパワードレッド
デザインからも、
より筋肉質にマッシュアップされた感じで、
「いやあ、これもよく複雑な面構成の設定画を再現
したな~~☆☆」と、大変感心いたしました!

秋葉原の、以前のバンダイ「魂ネイション」などの展示で
公開されたように、完成品の見栄えはなかなかのものです!

12月9日から注文受付は開始してますので、
この機会に、アストレイ好きは、手に入れてみてはいかが!?

とりあえず僕は、久々のガンダムコミックの執筆、大変だったけど
楽しかったな~~~☆☆と思います。

すでにSNS上では反響もあって、もう受注もあるとか!?

売れてくれるといいな~~~~☆☆☆と思います。
というわけで、よろしくお願いします!!



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『軌道の鎧レイルゴースト』単行本2巻 販促画像3  の2

2016年03月16日 | お仕事


先の更新から、すぐ書こうと思っていたのですが、
ちょいと確定申告の作業やらをやっていたら、遅くなってしまいました。

ところで「ドン・キホーテ」続きですが、ひとことで書いてみますと
「スペイン無敵艦隊の敗北~スペインの衰退」と日本の長い不況を
からめて描こうとしたのでした。
長い苦しい時期を過ごしているわけですが、1点突破で、なにか生き残る
方策があるんじゃないかという着地にしようと思ったのですが、
うまい落とし所がなかなか見つかりませんでした。

もともとのテーマは、『既成の考え方で動いているこの状況は、
発明・発見、新しい考え方で突破することが出来る。
それは既にある「本」の中にあるんじゃなくて、自分の体験の中に
蓄積されたものの別の新しい組み合わせの中にある』…ということで
始めました。

それが、『「夢」(過去の体験)の蓄積から新しいパワーをもらう』
という、この「レイルゴースト」の1巻~2巻までの流れだったのですが、
描きながら考えているうちに、それだけでは済まなくなってきました。

現在の状況は刻々と変化・進行していくし、虚偽のことが正しくない
といっても、正しくないまま進行していく事もあるようだ。
虚偽か真か確認するだけでも大変だし、わかってもそれが広まらない、
ということも多々あるように思える。

混沌としているな…と…。

そういう意味では、一応2巻でページに合わせるよう物語は終わったの
ですが、は問題は片付いていない。
こちらも最近はなかなか節約暮らしですが、世の中自分で
生活していくだけで精一杯となると、身近な所に落とし込まないと、
うまい具合に心境にリーチしないのかな…と思いました。

とりあえず、『レイルゴースト』は連載終了しました。
掲載してくれた少年画報社、アワーズGH誌、
単行本をお買いいただいた方々、大変ありがとうございます!!
現在はまた新しい仕事を探して営業活動を始めています。
実際に形になるかどうかはまだ先の話ですが、
またどこかでお目にかかれればと思います。

業界は、いつにも増してサバイバルですね。頑張らねば……!!です。


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『軌道の鎧レイルゴースト』単行本2巻 販促画像3。

2016年03月06日 | お仕事



2月の月末にアップするつもりが遅くなってしまいました汗)
ところで販促画像はドン・キホーテ像を描いてみました。

「レイルゴースト」本編ではワードとして所々に出てはいますが、
伏線とか物語に有機的に組み込む…まではいかなかったと反省です。

連載が始まる前の2014年6月、取材と新婚の旅行を兼ねて、スペイン旅行に
行ってきました。バルセロナ→バレンシア→グラナダ→マドリードと、
結構長い距離を移動したと思います。

それで、ドン・キホーテゆかりの地や、
観光地の風車、プラド美術館でゴヤの絵とかを見て、何か生かそうと思って
いたのですが、思いのほか連載始まってみたら、原稿を上げるだけで精一杯でしたそこは残念。



単行本2巻にもチラと書きましたが、当初は「アーサー王伝説」を変形して
何か企画を…と考えていました。そこから「騎士」とか「騎士道」みたいな
要素が残って、考えていくうちに、ドン・キホーテに辿り着いたわけです。

もともとは2005年くらいかな?ボルヘスの「伝奇集」という、岩波文庫版の本を読んでいて、そこで「ドン・キホーテ」に関する記述が出て来たと思います。

ドン・キホーテは滑稽な笑いの古典文学だろうと思っていた僕は、ボルヘスが書評か何かでえらい「ドン・キホーテ」を評価してるのを見て、なんでかな?
と思いました。
ひとつは、ボルヘスはメタ的な表現(架空の書物を評論したり、小説の中に、別の小説の物語が入り組んでいたりする。)が得意と思ったので、
まずそのメタ的な表現の“はしり”がある、この点かな、と思いました。

セルバンテスの『ドン・キホーテ』の体裁は、モーロ人“シデ・ハメーテ・ベネンヘーリ”のアラビア語記録を、セルバンテスがスペイン語で編纂し直した
という形をとっており、(セルバンテスが書いたくせにややこしいな!ww)、
さらに前編を書き上げたあとにニセモノが“ニセモノの後編”を出版し、
それはニセモノだ!とセルバンテスがのちに本物の『後編』を書いて、
あとから作中で論評するという、なんだかメチャメチャな状況が現れる。

当時も「ドン・キホーテ」は現地スペインで数多く出版されたらしいのですが、
儲かったのは出版社で、セルバンテスは確か原稿が買い取りで、お金があまり
回ってこなかったらしい。けっこう家族もかかえて用入りだったセルバンテスは、このニセモノの出版にたいそう怒り、その怒りをバネにして後編を
書き上げた説もある。

…イカン、長くなってしまったな。休憩を入れて、またとします!

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『軌道の鎧レイルゴースト』単行本②巻 販促画像2。

2016年02月25日 | お仕事
単行本販促画像、予定より少々おくれてしまいました…!汗)
…というより、描きたいコラム画像になってしまいましたが…。

この『レイルゴースト』という作品世界では、『神』(ゴースト)の
神通力が、空中を伝わる、ということになっていますが、なんで、
どういう風に伝わるのか、ということを当初考えていました。

一つのモデルは、空中を電気が流れる『雷』という現象です。

① 雷 画像1


「雷」が起こるとき、空中に、それまでは通路がないのに、
どうして突然、電気を通す通路が出来るのか?

…ということをいきなり関心があったわけではなく、
ところで‘91年に、漫画版の『攻殻機動隊』に出会いました。
また自分のマンガ体験で恐縮ですが、当時21歳くらいだった僕は、
それまで「アップルシード」や「マリオ66」など、士郎正宗作品は読んで
好きでしたが、この年近辺に、『攻殻機動隊』と、『仙術超攻殻ORION』という単行本が、相次いで刊行されます。

…これは本当に衝撃だったし、大変憧れました!!この世界に。描写に。
ところでその『攻殻機動隊』のコミックス101p上段に、「マイクロマシンの黒点が、
触素形成液の中を電極に誘導されるうちに、光繊維状の通路を形成して、
触覚の端末とつながる」という描写があります。

(↑『攻殻機動隊』の101p上段より模式的に引用。)

…これがカッコ良かった!!シビレました!!『攻殻』と
『ORION』の単行本には、こういうシビレル描写がホントにテンコ
盛りなのですね…!(下手な模式図で失礼。コミックスの画像は、
ホントにシンプルでカッコいいです!!)それで以降、士郎作品の
一読者でファンであるわけですが…。

その後 宇宙論の本とか折に触れ読みますが、なかなか蓄積が進みません。
とはいえ憧れがあり、なにかこういう風に使えないかな~~~…と、
考えたのが、今回です。

以前のブログ記事で、『銀河鉄道999』に憧れたのは書きましたが、
もうひとつは、この『攻殻機動隊』と『ORION』でした。

とはいえ、憧れだけでは成立しないので、いろいろ苦心しましたが、
ともかく、「神通力が空中を伝わる」、という前提で、
あとは伝わるのは何なのか…『プログラム・(命令)』、それが、
古代から時間をかけて、単純な形から徐々に複雑な形になって、ついに
『神サマ』の形をとるようになった…というのが、僕の妄想です。

神通力は、上記の ①の 画像1 のように、電気の放電のように
空中を進むと設定しましたが、ただの雷・放電のようではビジュアル的に
過去の既存の作品と、差別化するのは難しい…。
そこでやや飛躍して、「空中の原子が、電車のレールのような形を
形成して、そこを『命令』が走る」、としました。(画像②↓)

② 軌道の画像2


しかし、「空中をレールが走る」ということなら、既に連載開始当時、
既存のモノ、類似のモノがあるにはあるんですよね…。そこは、
2005年からの構想が、キャッチアップできていなかったかなと、
う~~~~~ん、反省するところではあります。

ともあれ…来週はじめあたりの更新には、そろそろ発売日16日から、
POSデータの集計が出てしまうという、約2週間ほど経ちますので、
この『レイルゴースト』の販促記事も、そろそろラストになるかなと
思います。

また書き残しがないように、なにか考えて書こうと思います。
ではまた、よろしくお願いします~~~~~!!

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『軌道の鎧 レイルゴースト』単行本②巻 特典画稿

2016年02月20日 | お仕事
今回は、タイミングやもろもろで、販促の特典ペーパーなど描けなかったのですが、
購入してくださった方に、感謝を示すのが何も無いのもさみしいな~~~と
思い、自主的に特典画稿など、描いてみました。

ともかく、ご購入いただいた方、大変ありがとうございました~~!!
とりあえずは感謝の気持ちだけでも、慌てて描いてみました~!

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↓① 最終回がおわって、ちょっとリラックスした感じの
   オネイロス。後ろのメンダコには、ギリシャ語でレーテーの
   〝L”の字が入ってるのですが、漢字の〝入”にしか見えないな…。


↓② 正面からのオネイロス。
   素直な感じの笑顔。②巻ではけっこう激しい目にあったので、
   肩や、一部の装甲など、はげている。でも、スッキリした表情。


↓③ これは、背中向きの画が描きたかったのですが、これは需要あまり
   ないかな~~~~…。背景に上から垂れ下がっているのは、廃墟が
   上から生えている感じで描きました。それと、水にうつる退廃的な太陽。


↓④ ムネモシュネーとオネイロス。ムネモシュネーの寝所に監禁された
   オネイロスはゆっくりしてたら、バイセクシャル(?)かも知れないムネモシュネーに、
   こんな風に言い寄られてたかも知れない。そういう妄想の1カット。


↓⑤ これは単行本の背表紙用に描いたカット。赤い髪のオネイロスも、
   これはこれでいいな。


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…あとは、そうですね~…発売から2週間の3月1日まで、キャンペーン的に、
3日に1枚くらい、上記くらいのエンピツ画とか、描いてみようですかね~~…。
単行本の感想やら次回作への期待やらコメント、何かのリクエストなど、ありましたら、コメント欄によろしくです~~♪

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