スマイル・ドッグ

山梨の犬の飼い主さがし、スマイル・ドッグです。

 

本日も晴天なり

2012-05-01 09:18:58 | NPOの活動
 ここは北杜市長坂町中丸、新緑の息吹を受けて最高に気持ち良い季節となった。


屋内でも零下になる、冬の終わりを 今か今かと待っていた。

 霜柱の下から野草の健気に花をつける元気に押されて動き続けた。

 ホトケノザ・オオイヌノフグリ・カキドウシ・ケマンソウ・・蕗・すみれ・水仙、
   名前も判らぬ草花の数々~~~

 野草の名称を調べるのにワクワクする。


住み始めて10ヶ月が過ぎご近所とも交流が始まった。

食用菊・ハーブ類・あじさい・雪柳・・・たくさん根付いたので今後が愉しみ。

 植物大好きな夫が去年種を取った大小の向日葵~~
ものすごい発芽率である。

 今年は、農作物も豊作の予定!!!=未定
 日々の食生活に生かすため かなりの種類を作り始めた。

昨年の数々の反省が役に立った。

 動物は・・・保護犬も次々と新しい犬生を掴み旅立っていく~~~


現在の居候は8歳以上のシニア犬5頭、1歳~3歳未満の若犬2頭、である。


いよいよ陽光の耀きに合わせて 生命が蘇生の力を発揮する。



素朴な施設を作り続けている。

老体でも管理し易い形を求めていく。


 どうなるか、ではなく どうするか、 困難をバネにして前進するのみ。


 人柄の良い多くの里親さんに巡り会えて強運を感謝する日々である。


一番必要なのは「若い力」

2012-01-02 13:08:45 | NPOの活動
 素晴らしい好天の元日である。

無風で暖かい~~  大自然に護られて命が蘇生する。

 日本の将来について薀蓄を述べる気は毛頭無いが、
私の様な老骨にムチうってのボランティア活動には、いつか限界が来る。


 少し、我が事を書かせてもらう。

3人の子供、10人の孫、と一人っ子の私から13人に増えたこの人生。

余り母性が豊かでないのに、難無く子育てから離れ、
犬育てに夢中になっている。

人も犬も、生老病死の軌道から外れる事は無い。

故に、私を悩ませ続けてくれる。
退屈する閑は無い。

 多くの犬たちを残して死ぬなど、絶対に嫌だ。


現実は、どうだろう・・・

残さなければならないものは何だ・・・

高齢化社会に突入した日本は、あらゆる面で後継者が足りない。

組織の命運は若い力に左右されて行く。


 私が20代、30代の頃はボランティアとは随分かけ離れた生活だった。
私の今の変わり様に皆が驚いている。

 若いときからじっくり仕込んでほしい、命を慈しむ行動力を。
観念では理解できても実践が伴わないのでは時間が経っても熟成はしない。
若い力が結集できなければ組織の進展は望めない。
今年の重要課題である。

どの道を通るも自由だが苦労なしでは、味気ないものである。
本物志向の若者は何処に。


 若いとき、あれほど欲望に駆られ追い求めて手にした物の数々・・・

今や不用かもしれない。  身近に置いても有り難い気が失せている。


 アジアで暮らす22歳の孫が5年ぶりに我が家に来た。
息子から成人式もしてないので和服の写真を撮ってくれないか、と言ってきた。

久しぶりに和ダンスを開くと 香の芳しい 思い出いっぱいの着物が有る。

10年、20年前の「あの日」が目に浮かぶ。


 犬も捨てられないけれど、和服も同じだなぁ・・・と。

プロに頼まなくても、無料で着付けも撮影も出来る。

目の前の新宿村で撮影会~~  貸切状態~~

改めて、大きな犬小屋の立地は最高なんだ~と、強運に感謝した。

着物に袖を通して 犬を抱いて写真撮るか~
その位 思いっきり使うべきでは無いか。

震災で全てを失った方に対しても不要な荷物を抱えこむのは罪作りではないか。

色々と考えさせられる新年である。


日本の若者が足りないならアジアから研修生でも受け入れる事が出来ないか、
本気で考えている。




震災から半年たって

2011-09-16 21:51:21 | NPOの活動
 未曾有の災害に見舞われた日本はこの半年、どう変わってきたか・・・

否 私はどうか。

恐怖と対峙する毎日だったと大げさに言わせてもらう。
でも、弱虫のままですが。

被災地では無いのだが、ひしひしと迫り来る不安感に固まる日も多かった。

 朝の連ドラが、戦後すぐの状況を題材にしており、映像を見るかぎり
終戦の年に生まれた我が身にしてみれば、ずいぶんと幸せな一家だなぁと思う。

 主人公は嫁姑の葛藤も無し、女学校も卒業、友人にも恵まれ、家柄も良い、
     いいこと尽くめである。
嫁ぎ先の商家が火災に遭った事が大きな苦労のように作られている。
何とまぁ、平和な日々・・現実とは大違いだな・・と思いつつ見てきた。


 8月半ば、私の老母が急に亡くなり暫らくは妙な気分に襲われたのだった。

      まさか、大震災と同年に母を亡くすとは・・・

生前 結構 勝手気侭に生きてきた母だったので、あっけない終焉を迎えた後、
私は、何故か肩の力が抜けてしまった。
       つっかえ棒がはずれたのだった。

でも、容赦なく保護活動は、続く~~かわいいワンズが私を頼りに集まってくる。
これに励まされて日々が過ぎた。

 大きな犬小屋暮らし・・と言った如く 今度の生活はダイナミックに大自然と
共鳴しなければ その日を送れない。

集中豪雨で10日間も降られた時は、すごく辛かった。
外飼いのワンズに申し訳ない毎日だった。


 実は震災で日本人は、「すぐには、片付かないものを背負い込んだ」のです。
今後は強迫的心性は時代に合わず、太っ腹で図太い神経の持ち主が必要とされます。

この半年で変わったおおきな点です。

安全神話が崩壊したのは現実だが 柔な精神構造が吹き飛ばされた方を早急に
立て直すべきなのです。

今後は延々と、傷つき汚れた日本を見続けていくのです。
忍耐強く前を見て進むのです。

楽しいこと、美しい事、は絶対に身近に有ります。

健気な犬から教わる事、毎日たくさん有ります。

平安な楽土は、簡単に手に入れることは出来ない・・と、肝に銘じた半年でした。








 


大きな犬小屋で暮らすことに~

2011-07-05 13:56:15 | NPOの活動
 震災後、生活観が変わったご家庭も多いと思われます。

計画停電とか、節電など使った事もない言葉が行き交った。

不自由な暮らしになると想像したが慣れると変化に付いていけるものである。

 私共の生活は、皆さんの参考には成るとも思えないが、
       これ以上の質素倹約も過去には皆無なのである。
  日々、挑戦の連続だ。  実験的でもある。


 いよいよ、犬小屋に入り暮らすことになった。

体は確実に老いていくが、気持が若くいられる環境である。


 私を衝き動かす、我が家のワンコたちに 今日も無事で~と祈りをささげている。

大地の恵みは膨大であり、草も木も虫も鳥も 一生懸命生きている。

自然の力に包まれて、生命力が漲ってくる実感は なによりの醍醐味であろう。


 大きな犬小屋くらしは、かなり創造的で刺激が有って退屈が無い。



 



生命力が湧く日々

2011-05-23 08:53:46 | NPOの活動
 ようやく、古民家に人間が泊まれるレベルになり、譲渡会も進みだした。
にわか農夫の耕作もほぼ順調で、毎日が充実している。

目の前の、新宿区の保養施設を利用する人も増加し始めたようである。


 山梨は内陸の ど真ん中、津波の心配こそ無いものの河川の氾濫・山崩れなど
頻発してきた経緯が有る。

 強いて怖いことといえば、富士山の噴火についてである。

どうか、富士山に先々まで静かにしていて欲しい・・と祈り、
福島原発から届くかもしれない放射性物質で大地が汚染されないようにと祈る。

大変とは、大きく変わることなんだ~と素直に受け止めるよう努力している。

 被災された多くのご家庭を思えば、我々の質素倹約など暢気なものに見えるだろう。

人は如何なる事態に遭遇しても勇気と希望が湧いてでる「心の泉」を必要としている。

これからも、体験や知恵の有る人々に たくさん会っておこう~
生涯、学ぶ事を信条としよう。

 大震災の過酷な現実に影響されない人は居ないはず・・
私など、錆付いていた脳が活性した感じです。 よく考えます、よく動きます。
でも、この辺で、息抜きしたい・・、ほっとしたい・・と思うのも凡夫の常でしょう。

ワンコと触れていると、深刻になり過ぎる事がありません。

血液癌の再発圏内にある私の健康法になっています。