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『エイリアンVS.プレデター』、観ました。
南極大陸の氷の下600mでアステカ、エジプトなどの文明が混在する
巨大な建造物を発見する探査チーム。だがそこはエイリアンたちが
眠る場所で、若いプレデターたちが自分たちのハンティングの腕前を試す
儀式の場所でもあった……。
最近のハリウッドも少々ネタ切れ気味ね。この手の抱き合わせ企画が
多いですですなぁ。まぁ、映画会社からしてみれば、落ち目になった
アイドル同士でユニット組ませて、もうひと稼ぎって魂胆でしょうが、
観てる側からしてみれば、何だか叩き売られてるみたいで悲しくなる。
特に『エイリアン』に至っては、超A級のSFサスペンスで始まった一作目の
輝かしい経歴が、続く二作目ではSF大活劇へ、その後、回を重ねるごとに
ネバネバ涎(よだれ)の垂れ流し、うじゃうじゃ増えるエイリアンの繁殖力を
前面に、ついに今作ではゲテモノ対決にまでブレークダウンしてしまった。
例えるなら、学生時代に憧れた愛しのあの娘が10年経って思いもかげず
ソープ嬢となって目の前に現れたような、ちょっとフクザツな心境デス(笑)。
さてさて、映画自体はタイトル通り、その名の通り、エイリアンと
プレデター、どっちが強いんだっていう映画です(笑)。
だから、ここにストーリーなんぞ求めるのは野暮ってもんサ。
特に終盤なんぞ、人間様の存在自体がどうでも良くなっちゃってます(笑)。
だけど、諸君！思い出してみて欲しい。所詮、奴等は人類に敗れ去った
敗者なわけで、さしずめ、この対決は“３位決定戦”みたいなもの。
となれば次回作、真の最強王者決定戦は‥‥
『A・シュワルツネッガーvsシガニー・ウィーバー』ってことで……。
これで決まり。うん、大ヒット間違いなし！(笑)
