モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

来季のチームづくり

2014-12-20 12:46:58 | モンテディオ山形
まぁ、いくら激闘を制して昇格したとか、
天皇杯準優勝した勢いのあるチームとはいえ、

現実には、来年の降格候補筆頭です。
そりゃそうですよ、6位で昇格、J1では18位ならぬ21位からのスタートですから(笑)


そこは、変に浮かれずに謙虚になっていきたいですね。


興味があるのは、
来年度のチーム作りですよね。

現実的な目標は、
降格しないチーム作り。


ちらほら移籍情報なども出てきてはおりますが、
選手が大きく入れ替わらない限り、
今年がベースになるんでしょうね。

基本3バック、3-4-3を採用して、
前線からの連動したプレスと、
3トップのコンビ+2WBによるショートカウンター。

リーグ戦41節の磐田戦のような、
ハードワークがうまくハマれば、
J1でもある程度結果が出るんじゃないかとも思ったりもするのですが。

コバさん時代の、「専守防衛型」でもなく、
奥野さん時代の、「進軍ラッパ型」でもない、
ハードワーク(H)、切り替え(K)、球際(T)を粘り強く90分出し切るチーム。
(個人的には、もうつぶやいちゃったけどこれを「HKT90」と呼びたい(笑))


これを、モンテのこれからのチーム作りのベース、伝統としていけたら、
勝負に関係なく、今後100年サポーターを魅了するチームになると思います。
そしてスタンドも埋まっていくのではないかと思います。
それくらい、PO、天皇杯の戦い方は、私たちに感動を与えてくれましたから。


ただ、J1での実際の試合展開としては、
天皇杯決勝でも露呈したように、
プレスをいなされて、最終ラインがスカスカなところにパスを出されたり、
強力な2トップにロングボールを入れられれば、
簡単に相手の餌食になることも現実として考えられます。


そこで、参考にしたいのは、湘南のチーム作り。
湘南は、2013にJ1で3バックで攻撃的に戦って、ボロボロにされましたが、
それをJ2で継続して熟度を深め、結果ぶっちぎりで優勝しました。
進化したチーム力が、来年J1でどこまで通用するのかとても興味深いですよね。

ですから、やられても継続してチーム力の熟度を図るという、
明確なビジョンがあれば、それをJ1で試していくというのは
それはそれで良いとも思うのです。


ただ、
やられるのを指をくわえて見ているのも、辛いっちゃ、辛いですよね。


進化版3バックをどう構築していくか。


個人的なポイントは、
當間のところと、ボランチ、
ディエゴでしょうか。
(もちろん、全ポジションが成長しない限り残留はないと思いますが)

當間は、ビルドアップできるので(実際岡山戦では川西にアシストしてますし)、
現代的なCBではありますが、やっぱり失点の原因になっていることも事実。

石井、竜つぁんがベテランらしい安定感がありますので、
そこがひとつポイントですね。

噂の渡辺は石井のところに入るでしょうから、
當間が伸びてくれれば、安定感は増すはず。

それから、ボランチですが、
松岡はアジリティ、危機察知能力に優れ、
攻撃時にはスペースへの侵入を得意とする、
今や欠かせない選手ですが、
フィジカルにやや難があります。
また磐田とのPOでは、5バックで守った時に、
バイタルをなかなか埋めることができなくて、
失点をくらう原因となりました。

一方のバズは、フィジカルはあるのですが、
ボールを持ちすぎる癖が、時にして中盤でロストして、
相手カウンターの起点になってしまう事があります。

ここは、2人が伸びてくれることを期待するしかないですが、
J1では、確実に狙われるところですね。


ヤマ、ボムのWB2人は、今季終盤で確変したころにより、
自分の働き場所がわかってきたので、
このまま伸びてくれるのではないかと思います。
半端無い運動量が求められますが、
スペクタルなサイド攻撃には欠かせない選手になりました。


前のFW3人は、もうこのままの状態をキープしてほしいに尽きますね。

ディエゴは、流動的な3トップに入ったことにより、
ポストとしてもパサーとしても、
そしてフニッシャーとしても存在感を発揮することが出来ました。
できれば、来年はもうちょっと決定力をつけて欲しいですけど(汗。
チーム序盤なかなか自分の居場所が見つかりませんでしたけど、
3バックシステムにより蘇りました。

川西は、もうこのチームというか、
このポジションでなければダメだと思います(笑)

ザキさん、ディエゴが川西の良さを引き出していますから、
3人は欠くことのできない関係になってしまっています。


今時点で、噂の補強も含め考えると、
来年は、こんな感じでしょうか。

GK 山の神
DF 當間(渡辺)、渡辺(石井)、石川(高木)
MF ヤマ、松岡、バズ、ボム(瀬川)
FW 川西、ディエゴ、ザキさん(ロドリゴ)

今年の財産は、
プレスの連動性と、
負けない気持ちと、
ハードワークができるようになったこと。

そこは自信をもっていきましょう。


PS
コバさん時代の2009年を考えれば、
ほどほどにいけるンかなぁという感じもしますけど、
どうなんでしょうかね。
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