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クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

平山秀幸監督「エヴェレスト 神々の山嶺」「魔界転生」を観る~新文芸坐

2016年10月15日 08時13分22秒 | 日記

15日(土).わが家に来てから今日で747日目を迎え,大手広告会社・電通の「長時間労働常態化の疑い」のニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

          

           電通は本社のビルは立派だけど 若者たちをこき使って 当たり前と思ってない?

 

  閑話休題  

 

昨日,池袋の新文芸坐で「魔界転生」と「エヴェレスト 神々の山嶺」の2本立てを観ました 「エヴェレスト 神々の山嶺」は夢枕獏原作,平山秀幸監督による2016年公開 122分の作品です

 

          

 

ヒマラヤ山脈を望むネパールの首都カトマンズで,山岳カメラマンの深町誠(岡田准一)は1台の古いカメラを発見する そのカメラは,イギリスの登山家ジョージ・マロリーが1942年6月8日にエベレスト初登頂に成功したかどうかの登山史上最大の謎を解くカギとなるものだった 老人に持ち去られたカメラの行方を調べる深町は,その過程で,かつて天才クライマーと呼ばれながらも,無謀で利己的なやり方で孤立した伝説のアルピニスト・羽生丈二(阿部寛)と出会う 深町は羽生の過去を調べていくうちに,羽生の生き方にいつしか魅かれ,彼の登山姿をカメラに収めることを決心し,登山に同行し後を追う

この映画は,エヴェレストの標高5,200メートル級の地点を中心に撮影を敢行したとのことで,スケールの大きな画像が迫ってきます 猛吹雪の中を,急こう配の岩山を登る羽生の姿を見るにつけ,自分には絶対あんなことはムリだ,と思います 「あなたは なぜエヴェレストに登りたかったのか?」と問われて「そこにエヴェレストがあるからだ」と答えたのはジョージ・マロリーですが,この映画の主人公・羽生は「ここに俺がいるからエヴェレストに登るのだ」と答えます 羽生の生きざまを一言で言い表しています.こういう大きなスケールの映画はDVDなんかで観ても面白くも何ともないでしょう.絶対映画館で観るべきです

この映画はネパール大地震のすぐ前に撮られたとのことですが,カトマンズの混然とした街並みが映されています 息子も震災後のあの街並みを歩いたのだろうか,と思いながら観ていました

ところで,映画の最後に流れる音楽を聴いて あれっ?と思いました.エンドロールでは「喜びのシンフォニー」というタイトルになっていましたが,要するのベートーヴェン「第九交響曲」の第4楽章の”喜びの歌”のアレンジなのです 世界最高峰のエベレストを賛辞するのにはクラシック界の頂点に立つベートーヴェンの「第九」が一番ふさわしいという判断でしょうか 

2本目の「魔界転生」は山田風太郎原作,平山秀幸監督による2003年公開 100分の作品です 「魔界転生」はかつて深作欣二監督・沢田研二主演で撮られた映画を観たことがあり,面白かったので今回はどんな風かなと思って観ました

 

          

 

時代は寛永15年.天草四郎時貞(窪塚洋介)は島原の乱で討死した その10年後,魔界から蘇った四郎は 将軍家により紀州に封じられている家康の子息・徳川頼宣をそそのかし,彼に天下を取るよう駆り立てる.しかし,真の目的は自分たちを皆殺しにした徳川家を滅ぼすため,徳川同士を戦わせて一族の血を絶やすことだった 四郎はクララお品(麻生久美子)とともに妖術を使い,荒木又右エ門,宮本武蔵らの剣豪たち,さらには家康までも魔界から転生させて世に送り出す.そんな四郎の野望を阻止すべく立ち上がったのは柳生十兵衛(佐藤浩市)だった 行く先々で現れる魔界からの剣豪を打ち破り,ついに江戸城で四郎と対決し打ち倒す

一言で言えば,この映画はオカルト時代劇です.死者が蘇って次々と仲間を増やしていき強いものを倒し,憎き徳川家を滅ぼそうとするという話です 天草四郎時貞はこの映画の22年前に演じた沢田研二の方が妖艶だったように思います 今回の映画ではクララお品を演じた麻生久美子が妖艶でした さすがに特撮技術は22年前よりも格段とアップしていました

時にはこうした奇想天外で娯楽に徹した映画を観るのも良いものだと思います

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