人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

松田華音ピアノ・リサイタル(10/30)のチケットを取る / 誉田哲也著「プラージュ」を読む~WOWOWでテレビドラマ始まる

2017年08月16日 07時54分42秒 | 日記

16日(水).昨日,小雨が降る中,埼玉県S市の菩提寺にお墓参りに行ってきました   15日とは言え,雨天ということもあって,さすがにお参りの人は少なかったです   帰りに実家に寄ってきましたが,猫のミラが巨体を引きずって歩いていました   初めての人に説明すると,「ミラ」というのは「未来」の省略形ではなく「ミラクル・デブ」の省略形です.何しろ7キロもあります

 

     

 

ということで,わが家に来てから今日で1050日目を迎え,夏休み中のトランプ米大統領が,かつて住んでいたニューヨークのトランプタワーに 大統領の就任後初めて戻ったが,タワー周辺には「ノー・トランプ ノー・ファシスト」などと書かれたプラカードを持って抗議する大勢の市民が集結した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

                夏休み中の里帰りなのに 大勢の人が押しかけるなんて 人気者だな いよっ 大統領!

 

                                           

 

昨日,夕食に「クリームシチュー」「生野菜とサーモンとツナのサラダ」を作りました   ここ数日 涼しい日が続いているので,温かい料理が食べたくなりました

 

     

 

                                            

  

10月30日(月)午後7時から東京オペラシティコンサートホールで開かれる「松田華音  ピアノ・リサイタル」のチケットを取りました   プログラムは①チャイコフスキー/リスト編「歌劇『エフゲニー・オネーギン』からポロネーズ」,②プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」より,③ムソルグスキー「展覧会の絵」です   彼女の演奏を聴くのはデビュー・リサイタル以来2回目です

松田華音(まつだ かのん)は1996年高松市生まれ.6歳の時にロシアに渡り,2013年9月 モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学,2014年11月にドイツ・グラモフォンからCDデビューを果たしています   ワレリー・ゲルギエフ+マリインスキー歌劇場管弦楽団とラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を日本国内で演奏するというニュースをどこかで見ましたが,登り坂のピアニストです

 

     

 

                                             

 

誉田哲也著「プラージュ」を読み終わりました   誉田哲也氏の作品はこのブログでも数多くご紹介してきました   念のため略歴をご紹介すると,1969年東京生まれ.2002年に「妖の華」で第2回「ムー伝奇ノベル大賞」優秀賞を受賞しデビュー   「ストロベリーナイト」「ジウ」「ケモノの城」など多くの作品で話題を呼んでいます

 

     

 

「ブラージュ」は大田区南六郷にあるカフェの名前です   1階がカフェで2階に住民が住んでいます.「家賃5万円,バス・トイレは共用,掃除交代制,部屋にドアなし・仕切りはカーテンのみ,ただし美味しい食事つき」というシェアハウスのオーナーは朝田潤子.7人の住人は,それぞれが過去に何らかの犯罪歴を持つ前科者ばかりです   一度だけ覚せい剤を使用して逮捕され現在執行猶予中の吉村貴生をはじめ,友樹,通彦,彰,紫織,美羽といった個性的な面々が暮らしています.実は,この中に本名を偽って「プラージュ」に潜入し,そこに住むある人物を社会的に抹殺しようと企てているフリーの記者がいますが,最後に明かされます   この小説は,これらの主人公たちが交代で語り部になってミステリー・タッチでストーリーを進めていくスタイルを取っています   本の帯に書かれているように,この作品はテレビドラマ化されるようですが,テレビドラマにしやすいストーリーだと思います

「プラージュ」というのはフランス語で「海辺」という意味です   筆者の言葉によると「海と陸との境界.それは,常に揺らいでいる」ということです.一般市民と犯罪者の境界のことを言っているように思われます  ごく普通の一般市民だっていつ犯罪者として事件に巻き込まれるか分からない世の中です.一度犯罪歴が刻印されるとなかなか許してくれない不寛容な世の中で,うまく共存できる社会が実現すると良いと思います

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