昭和の恋物語り

しばらくの間、「美術館・博物館巡り」をお届けします。

ポンペイ壁画展 名古屋市博物館 (二十一)ヘラ

2016-10-12 09:15:06 | 美術展・博物館

オリンポス十二神の一柱であるとともに、「神々の女王」でもあった。
天界の女王として絶大な権力を握り、権威を象徴する王冠と王笏を持っている。

世界の西の果てにある不死のリンゴの園・ヘスペリデスの園を支配していた。
婚姻と女性を守護する女神であり、古代ギリシアでは一夫一婦制が重視されていた。
*ほんと? という感じですよね。

嫉妬深い性格であり、ゼウスの浮気相手やその間の子供に苛烈な罰を科しては様々な悲劇を引き起こした。
夫婦仲も良いとは言えず、ゼウスとよく口論になっている。

毎年春になるとナウプリアのカナートスの聖なる泉で沐浴して苛立ちを全て洗い流し、処女性を取り戻し、アプロディーテにも劣らず天界で最も美しくなる。

 
ゼウスとヘラ

この時期にはゼウスも他の女に目もくれずにヘラと愛し合うという。

ゼウスの浮気を迅速に察知するなど高い監視能力を発揮する。
ギリシア神話に登場する男神は総じて女好きであり、ゼウスはその代表格である。

そのため、結婚の守護神でもあるヘラは嫉妬心が深く、ゼウスの愛人(セメレ、レート、カリスト、ラミア、アイギーナとヘラに仕える女神官・イオなど)やその間に生まれた子供(ディオニュソス、ヘラクースなど)に復讐する。

自分の子孫にも容赦のない一面も持ち、ゼウスの愛人になった曾孫セメレに、人間が直視すると致命的な危険があるゼウスの真の姿を見たがるように仕向ける。

ヘラクレスに惚れ込んで黄金の帯を譲る約束をした孫のヒッポリュテの部下を煽動してヘラクレス一行を襲わせ、最終的には潔白を示すために無抵抗のまま弁明を試みるヒッポリュテをヘラクレスに殺させる、と両人に悲惨な最期を遂げさせている。
しかし、ヘラ自身は貞淑である。


 天の川の誕生

ヘラの母乳は飲んだ人間の肉体を不死身に変える力があり、ヘラクレスもこれを飲んだために乳児時代から驚異的な怪力を発揮できた。
また、この時にヘラクレスの母乳を吸う力があまりにも強かったため、ヘラはヘラクレスを突き飛ばし、その際に飛び散ったヘラの母乳が天の川になった。
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